アメリカで大ヒット中のゴジラマイナスワンですが12/4のデイリーですがなんと1位になってました。勝負は次の週末なのですがとにかく1日とは言えアメリカでトップに立ったわけです。ちなみに先行公開の後も1日ですが2位になってました。

 

 とにかくすごいことが起こったわけですが今日はどうしてそうなったかを考えてみたいと思います。

 

 まず最初にとにかく映画の出来が良かったということですね。見終わった後での満足感すごいものがありました。怪獣映画としてではなく一本の普通の映画としてです。時間が経てば映画のクラッシクとして残るのではないかと思います。

 アメリカ人にとっても受ける要素がてんこ盛りでしたね。

シーンとしては「ジョーズ」「ジュラシックパーク」「インデペンデンスデイ」、テーマとしては家族愛、自己犠牲精神、帰還兵のPTSD。アメリカ人の心に刺さりまくったと思います。ほんとに全米が泣きました。

 

 次にタイミングが良かったことがあります。アメリカの映画市場ではマーベルズ、ナポレオン、WISHと大作が立て続けて大コケしてました。まあこれは今というよりは今年の傾向ですね。莫大な制作費をかけた大作が当たらなくなってました。金をかけたら面白い映画ができるかということではないので金をかけた割には面白くないってのが最大の理由だと思いますが。

 それに繋がる話ですがHollywoodが面白い映画を作れる環境になかったことも挙げられますね。ひとつには深刻なストライキ、あとは行き過ぎたポリコレ・・・。

 そういったことにアメリカ人がうんざりしてたことがかなりのポイントだと思います。

 コメントに1500万ドルでこんなすごい映画ができるのかとか、Hollywoodはゴジラを見てノートを取れとか そういうのがたくさんありました。1500万ドルというと22億円ぐらいになりますが実際にはそこまでかけてないと思いますが。

 

 あとは社会環境ですね。アメリカでは過去のゴジラ映画がTVで繰り返し繰り返し放映されてきたので子供の時から刷り込まれちゃってる感じです。その点日本とあまり変わらない。更にレジェンダリーのモンスターバースの成功で若年層も取り込まれてます。

 映画絡みだと今年の夏に大ヒットした「オッペンハイマー」のあとなので反核・反戦を理解しやすかった。この映画は、原爆の父と呼ばれたオッペンハイマーの伝記映画なので日本では未公開になってしまいましたが 実際には原爆投下後のオッペンハイマーの苦悩もしっかりと描いていて日本で公開しない意味がよくわかりません。コメントにはゴジラマイナスワンは オッペンハイマーパート2だという意見もかなりありました。日本以上に反核メッセージは伝わっているようです。

 帰還兵のPTSDと言う部分もずっとなにかしら戦争してきたアメリカのほうがずっと深刻な問題として感じやすいです。

 

 こうやってみると ゴジラマイナスワンって本当にアメリカが求めていたアメリカのための映画と言えるのではないかと思います。日本でも高評価ですがアメリカはもう異常とも言える絶賛の嵐なので。コメント読むと日本より遥かに熱量が多いです。

 

さてこれからのゴジラマイナスワンですが、ここまではロケットスタートで絶好調できましたが不安点もあります。

元々設定されていた公開期間が短いことです。幸いなことに大ヒットを受けて延長するシアターが増えてきてます。

アメリカではIMAXを埋められる映画がいい映画なのでゴジラマイナスワンはぴったりなわけです。

 次の相手はこれから公開される「アクアマン2」と「ウォンカ」でこれらとの競争に勝つ必要があります。「フラッシュ」が爆死したDCは「アクアマン2」を猛プッシュしてくるでしょう。

 

 あとおまけ情報ですが宮崎駿の「君たちはどう生きるか」が今週末からアメリカで公開になります。こちらもロッテントマトのレビューがゴジラマイナスワンと同じく驚異的に絶賛の嵐です。本日が先行公開なのですがどのシアターも予約でほぼ満席状態です。こちらも楽しみですね。

 

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