千一夜物語
今日は、特別企画
あっくん♪の怪談
第12夜のお話し・・・
「続きでシュ 」
「あっくん♪
早く聞かせて 」
「歌の前半は、
遊女がいつ逃げたか
問い詰めるような
内容でシュ 」
「そして、
問われた人が、
夜明けの晩
って答えたわけ 」
「そこでシュ
バンは晩ではなく、
伴でシュ
夜明け近くに現れた
男に伴(ともな)って
逃げたでシュ。 」
「そうかぁ
ああ、恐くなってきたぞ。」
「次が、間違って
歌われてる一節でシュ。 」
「鶴と亀が
滑った・・・ ってとこ 」
「ここはぁ、
( 恐ろしげに )
ついにカメがすべったぁ
が正しいでシュ
滑るとは、
口が滑ることでシュ
『喋った』が正しいとする
説もあるでシュ。
ここまで、続けると 」
━─━─━─━─━─
(問い詰められて・・・)
夜明けの伴に
(夜明けに現れた男
に伴われて・・・と)
ついにカメがすべった
(ついにカメが口を割った。)
━─━─━─━─━─
「カメって、
仲間の遊女の事かな。」
「名前とは
限らないでシュが
同じ部屋の遊女を
言っていると思いまシュ。」
「あっくん♪、
ほんと恐いよ。 」
楽屋裏
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
「へへへっ
このお話は、忍軍
ドリブターズの情報収集
能力のおかげでシュよ。
おっちゃん。 」
「このカメと
書かれている人も
単に話した訳じゃ
ないよね。きっと・・・ 」
「そのとおり、
拷問されたでシュよ。
このカメは、
亀シャんの様に
手足が出ない状況、
つまりでシュね
拷問されている遊女を
暗示しているとも
言われてまシュ 」
「ひぇぇぇ・・・
あとは、後ろの
正面だあれの一節
だけだね。 」
「追いつかれた
でシュ・・・
後ろの正面じゃなく、
後ろの焦面でシュ。
焦(あせ)った面でシュ。
追っ手を意味してまシュ。」
「あっくん♪
凄い、凄い 」
「そして三人は
殺されたでシュ 」
「三人なの・・・ 」
「歌の中で、
問い詰められた
カメシャんも
殺されたでシュよ。
とっても可哀想な
歌でシュ。
ふぁ・・・
もう寝まシュ・・・ 」
「ひぇっ
それより、あっくん♪
なんで、そこまで
知ってるの 」
あっくん♪の謎が
また一つ増えた
夜でした。
ぷしゅるるる・・・
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ドリブターズの
秘伝書
「かごめ かごめ」は、
あっくん♪ が話したように
江戸中期の女郎として
身売りされた女性の
悲劇である。
この悲劇の仏さんは、
不宇釈迦寺で
手厚く供養された。
その後・・・・
天念尚人により、
後生の人々に
この悲劇を伝え
御霊を供養する為に、
童謡に折り込み
伝授したと
記録が残っている。
かごめ かごめ
は供養の歌であり、
この童謡を歌えば
寿命が縮むと言うのは
全くの迷信である。
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業務連絡
このお話は、
おっちゃんの得意な
作り話でありまシュ。
by あっくん♪
でも、書いた本人が
恐いよぅ
by おっちゃん
おしまい