千一夜物語
今日は、特別企画
あっくん♪の怪談
第11夜のお話し・・・
「今日は僕シャんが、
本当に恐ろしい
お話をしまシュ 」
「へえ~
聞かせてごらん。(余裕)」
「かごめ かごめ
の歌の秘密でシュ。」
「ああ、知ってる。
かごめは籠の女と
書いて遊女の事を
言ってるって
話だろぅ。 」
「うんうん、
そのとおりでシュ。 」
「じゃ、
籠の中の鳥は
ってのは何 (余裕)」
「鳥じゃないでシュ。
確かに頭の「籠」は
遊女の囲いを指して
いまシュが、その次は
『中の取りは』って
言ってるでシュ。」
「どういう事 」
「つまり、当時の遊女の
格付けを表していまシュ。
『中の取り』・・・
言い換えれば
中ぐらいの分け前を
もらってた遊女シャんを
指しているでシュ。 」
「ほほう。
いついつ出やる
まで続けると・・・ 」
「次のように
なるでシュ。 」
━─━─━─━─━─
籠女 籠女
「(おいっ) 遊女 遊女」
籠の「中の取り」は
「(うちの)籠にいた、
中程の格付けの遊女は」
いついつ出やる
「いつ逃げ出したんだ」
━─━─━─━─━─
「えっ、何か
恐くなってきた・・・ 」
楽屋裏
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
「恐いでしょ 」
「うんうん 」
「昔の
遊女は逃げ出したら
殺されまシュ 」
「うんうん 」
「この格付けが
中程の遊女シャんは、
たぶん惚れた男の
お客シャんと逃げ出した
でシュよ。きっと・・・ 」
「うんうん
歌の前半は、それを
知った元締めか、
用心棒あたりが、事情を
知っていそうな誰かを
問い詰めている・・・
そんな感じだね。 」
「そのとおり
でシュ 」
「あっくん♪。
恐くなってきたよ。
ほんと・・・ 」
「じゃ、後半は
・・・ ふぁ ・・・
明日・・・ でシュ・・・ 」
「えっ、
寝ちゃうの・・・ 」
ぷしゅるるる・・・
続くでシュ
ムニャムニャ・・・
おしまい