羽田空港の衝突事故は、

その報道に関しても、

おかしい点がいくつもあると

SNS上で騒がれています。

でも、素人の妄想や憶測だと

言われれば、そうかも知れないと

自信が無くなるのですが、

元パイロットで操縦教官や

緊急脱出の教官も務めた事がある

人の言葉であれば、なるほど!

と思います。

 

 

日本保守党(元祖)の党首

である石濱氏のYouTubeを

文字起こししました。

この動画を撮っているのは、1月6日です。

日航機の羽田空港の事故について、

私の見解を述べさせて頂きます。

 

一般のニュースで

言われていることは・・・

下矢印下矢印

羽田空港のスリーフォーライト

という滑走路に南からアプローチしてきた

日本航空のA350という

大きな旅客機が着陸直後に、

海上保安庁の航空機に衝突して

燃え上がった。

 

私は、海上自衛隊の

パイロットをしておりまして、

そこで、操縦教官もしておりました。

その後、日本航空にて、

緊急脱出の教官をしておりましたので、

今回の事故についての見解を

述べながら、

一般のニュースで述べられていない

重要なところが気になりましたので、

皆さんにお伝えしたいと思います。

 

この事故について、

海上保安庁の飛行機が、

誤って滑走路に居たというのが、

ニュースでは、強調されています。

 

そして、JALのパイロットが

3人乗っていたと報じられています。

夜間でしたが、

天候も良い状況で、

恐らく視程は、

5000メートル以上

あったものと思われます。

 

乗客の安全を最優先する

旅客機のパイロットが、

自分が着陸する滑走路上に、

障害物となる海上保安庁の

飛行機が居たのにも関わらず、

どうして?

着陸やり直し

GO AROUND

しなかったのかな?

というところが、

一番、疑問に思うところです。

いくら、

管制官が着陸許可を

出したとしても、

最終的に、

着陸するかどうかは、
パイロット(特に機長)

が判断をしなければ、

ならないというのが、

常識です。

そういう中で、

不運にも追突してしまい、

しかも海上保安官が、

殉職してしまったというところに

悲しい思いがあります。

 

ちょっと図を描いて

説明したいと思います。

この手前で、他の航空機が居る事が、

分かれば・・・

着陸をやり直しということで、

GO AROUND

するわけです。

それをするように、

常に訓練されている

わけですね。

ですから、

どんなに短く見積もっても、

1000メートル手前では、

少なくとも(障害物が)

見えていなければ、

いけないんですね。

 

そして、(夜間であれば)

この航空機には、

右側に青いライト、

左側に赤いライト、

そしてその他に衝突防止用の

ライトが点いております。

 

そして、これは、民間機も一緒ですが、

着陸の時にランディングライトという

非常に強力な光を出すライトを

ここから(JAL民間機側から)
照らしているわけですね。

 

この事故において、JALのパイロットは、

3名乗っていた。

その方たちが、

「滑走路上には、海上保安庁の

飛行機が見えなかった。」

と証言しているそうです。

ですから、これは、

詳しい事故調査委員会からの

報告を待たないと分かりませんが、

通常は、

見える筈なんです!

そこで、2つの可能性が考えられます。

 

見えなかった

ということは・・・

 

 

ここに海保機が

居なかった。

直前になって、

海保機が滑走路に

出てきてしまったのか?

 

直前になって出てきてしまった場合は、

避けようがないと思いますが、

どうもニュースの断片を見てみますと、

少なくとも、40秒間ぐらいは、

海保機は、滑走路に留まっていた

言われています。

40秒間と言いますと、

距離にすると1000メートル程

離れているわけです。

そこから、滑走路に着陸したということです。

「海保機が見えなかった」

というのは、私には、なんとも

言えない!!!

?????

事故調査委員会を待たないと

いけないところです。

とにかくその後、

どうも衝突してしまった

という。

 

5名の方は殉職されましたが、

幸いな事に、海保機の機長の方が、

大火傷をされたと聞いておりますが、

意識もしっかりして、助かっている

ということなので、

これから、機長の証言というのが、

非常に大切になってくると思います。

 

事故が起こった事は、悲しい事ですが、

人間というのは、必ず錯誤します。

そういう事もあるので、

最後の最後の

安全の担保は、

この着陸するパイロット

(機長)が、

確保しなければいけない!

そこのところが、今のニュース解説では、

どうも、欠落していると思います。

自衛隊の場合もそうですが、

訓練の状況によりましては、

滑走路が大変副操する場合が、

ございます。

こういうことは、多々あるわけです。

そのために、着陸するパイロットが、

安全を確認して、

着陸をすることになるわけです。

 

それがなかった

ということが、

この大きな事故の原因になっていると

私は考えております。

もし、本当にここに

海保機が停まっていて、

それが見えなかった

という事になれば、

その原因は何なのか?ということに

なりますが、

見えていれば、

当然、GO AROUNDしたと

思います。

 

何故?海保機が

見えなかったのか?

 

そこが、

一番の重要なポイントになります。

滑走路上の衝突事故ということに

なっておりますが・・・

 

事故直後、

機外に脱出した

海上保安庁の宮本機長は、

自分の携帯電話で、

羽田にある海上保安庁

の航空基地の方に

「いきなり海保機が

爆発した!」

という報告をしております。

またその後の

(任意の事情聴取だと思われますが)

宮本機長は、

「機体がいきなり燃え上がった」

と報告しておりまして、

TBSの記事によりますと、

その直後、宮本機長は、

「衝突したという感覚は、

持っていなかった。」

と述べられております。

 

いつの事故もそうですが、今回は、

その規模からして、海上保安庁の乗員6名

全員が、殉職してもおかしくないような

大事故になっておりますが、

幸いにして、

機長が生き残っている。

その証言というのは、

大変重要な事になっております。

 

真実の事故の調査を行うにあたって、

現在のマスコミ等の報道を見ますと、

宮本機長が過失致死傷で、

立件されるような雰囲気になって

おりますが、それでは、

真実の原因が分からなくなる

可能性があるわけです。

私達は、殉職した

海上保安官の冥福を祈るとともに、

生き残った宮本機長を

絶対に追い込む事の

ないように

皆で見守っていくという姿勢が、

極めて大切だと感じています。

 

 この動画のコメント欄より 

もしかして、もしかすると、

そういう事でしょうか?

こういう事ですか?

現実を知らない方が、

幸せだったのかも知れません!

しかし、この上ない違和感を

感じつつ、調べない、

知らせない訳には、

いきません!!

皆さんも拡散しましょう!

宜しくお願いします。