知らない方が
幸せだったかも知れない。

知らない方が、
我が国に誇りを

持てたのかも知れない。

でも、テレビを観ていて、何故?

政府は外国にお金をばら撒くのか?

外国製のワクチンを大量に買うのか?

その他にも色々と、

疑問に思った事はないですか?

昨日の記事で、ごぼうの党の奥野氏の

発言を取り上げましたが、

 

 

その「日米合同委員会」で

決められた内容は、

総理にも伝えられないという事を、

元鳩山総理が話しています。

こちらの動画を文字起こししました。

 


(鳩山)

本来、日本の役人が、

高級官僚が出席

するんだったら、

こちら側もアメリカの

高級官僚が出席をして、

そしてディベートする

はずですよね。

そうではないですよね。

アメリカ側の方は、

軍人であって、

日本側の方は高級官僚である。

まさにこれは占領されているに

等しいと思います。

「公務外の犯罪」は、

日米地位協定(17条)で、

本来、日本側に、第一次裁判権が
ある事に
なっています。

しかし、

「日本にとって、

著しく重要と考えられる

事例以外は、

第一次裁判権を

行使するつもりがない。」

ということを、

1953年刑事部会 日本側部会長の声明)

合同委員会でアメリカ側に

表明していたことが、

2008年に明らかになりました。

我々が、外務省に確認したところ、

この表明について、

「否定するものがないので、

今も効力がある。」

(外務省北米局 日米地位協定室)

ということです。
(中略)

 

日本の首相とか、日本の国民の声よりね、

一部の防衛省、外務省の官僚と、

米軍のジェネラル達が、

「日米合同委員会」ってもので、

密室で色々と議論して決めて行ったと、

日本国民の国益というより、その中で、

合同委員会で決められちゃっている。

それで良いのか?という話なんですよね。

(鳩山)

しかも、そこで

決まっている事が、一切、秘密で、

総理の私にも、全く報告が無い

わけなんですよ。

会合をやったという事、自体も

伝わってきてないわけなんですよ。

現実にはそういうものがあって、

しかも、それが、

日本の憲法より上を

行くものだっていう。

 

 

この構図を分かり易く

説明されている著書

日本には、国民はもちろん、

首相や官僚でさえもよくわかっていない

「ウラの掟」が存在し、

社会全体の構造を歪めている。

そうした「ウラの掟」のほとんどは、

アメリカ政府そのものと

日本とのあいだではなく、

じつは米軍と日本のエリート官僚

とのあいだで直接結ばれた、

占領期以来の軍事上の

密約を起源としている。

最高裁・検察・外務省の

「裏マニュアル」を参照しながら、

日米合同委員会の実態に迫り、

日本の権力構造を徹底解明する

 

◆ネタバレのレビュー◆

【レビュー①】

日本を支配する、

問答無用の米軍ルールに驚いた。

戦後日本には、国民はもちろん

首相さえも知らない
おびただしい「ウラの掟」が存在し、
そのルーツはほぼ、
日米両政府間ではなく
「米軍と日本のエリート官僚の

あいだで直接結ばれた占領期以来の

軍事上の密約にある」と著者は説く。

たとえば公文書「日米合同委員会の
公式議事録 1953年9月29日」によると

「日本国の当局は、所在地のいかんを
問わず米軍の財産について
捜査、
差し押さえ、または検証をおこなう
権利を行使しない」という

密約が交わされている。


米軍の財産(航空機や車両など)

については、もし事故があっても

日本の警察や検察はいっさい

手出しできない…。

だから日本は、米軍ヘリやオスプレイの
墜落事故からもわかるように

敗戦から70年以上経った今も、

事実上国土全体が米軍に対して

治外法権下にあるのだ。

また「国内に自由に基地を置く権利」
「そこから飛びたち、自由に国境を越えて
他国を攻撃する権利」を両方、

米軍に与えている。

この国を動かす本当のルールは
「米軍への従属」。


どうやって、このゆがんだ構造を正し、
みずからが主権を持ち、
憲法によって国民の人権が守られる、
本当の意味の
平和国家・日本
に生まれ変わるか。

真剣に考え、情報交換し、
できることを模索しよう。

 

 

【レビュー②】

恐ろしい本である。
日本の権力のメカニズムが、

よくわかってしまう。
まさに、危険な書物に入るのだろう。

破壊力はすごい。
日本の空は、

すべて米軍に

支配されている。
羽田空港の離発着を見ても、

なぜ効率が悪いのかといえば
横田空域が、飛行禁止区域に当たるからだ。
横田空域は、実に大きな空間を確保している。
日本政府は、軍事演習を行う

米軍機については、優先的に管制権を与える
つまり、日本の空は、

米軍が支配している。

【レビュー③】

事実として日本の空を思うがままに

飛ぶことが出来る米軍。

たとえ高い事故率を誇るオスプレイが
都心に不慮の墜落でもしても

我が国は全くもって手出しできず、

当事者を裁くことも、
被害にあった方への補償すら

保証されない。

そんな不条理な、と思う事ばかり

記されているが悲しいかな

これが日本の置かれている現状なのだ。

 

著書についてのインタビュー動画です。

アメリカはもう守ってくれない!

 

 

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/sfa/kyoutei/pdfs/25.pdf

日米地位協定 二十五条

 

会計手続きと金融方法

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/sfa/kyoutei/pdfs/25_01.pdf

 

日米合同委員会

組織図

https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100060689.pdf