❑前回の木村拓哉さんの件も反響が大きかったので当時の思い出を重ねて綴ってみた。


また現在木村拓哉さんは映画、海外ドラマの全編英語出演をするニュースも飛び出し、目の離せない状況であり大変楽しみでもある。











映画『マスカレード・ナイト』。


❑1990年当時『日光江戸村』の総師範になった坂口祐三郎。





その時点では、ジャニーズ事務所の『光GENJI』が社会ブームになる中、デビュー前の『SMAP』を次世代スター候補として売り出す狙いがあった。


坂口が、その中で『木村拓哉さん』に『惹かれる何かを感じる』そう思ったのは、ズバリ、『目』。

『彼の目に強い力を感じたんだよ』と言っていた。

奇しくも、東映時代『キラリと光る涼しい目』の『赤影』でスターになった彼が、新しい次世代のスターのオーラを感じとっても決して不思議な事では無いと思う。


彼が東映ニューフェイスでスター候補として映画に出演した時。


やはり『目』が、君は他の人と違う。


当時の演技課長に言われたと言う。



その課長が、まだ、チャンスが少ないが、同じ『目』をしてるのは、『高倉健』だよと言われたと言う。



坂口が東映入社の後、1964年『日本侠客伝』で、大スターの仲間入りを果たし、時代劇から任侠路線に東映が舵を切る大人気シリーズ映画になる。

その後、1967年、坂口祐三郎が『赤影』で、テレビスターとして踊り出る事になる。



その『高倉健さん』も、東映ニューフェイスの先輩。

福岡県中間市出身で、福岡県久留米市出身の坂口とは故郷も近く、京都撮影所時代の懐かしい話を色々聞かせて貰っている。


私の出身地の北九州市の隣が中間市。



『高倉健さん』は高校は北九州市の進学校、東筑高校を出て明治大学へ進み、その後、東映の俳優になるのだ。

日光江戸村で、ジャニーズの次世代スター候補の『SMAP』の『木村拓哉さん』に同じ感覚を感じる事は坂口自身の立場から見ても、それほど不思議なモノでは無かったかも知れない。


実際、『木村拓哉さん』はテレビスターとして高視聴率を維持し続け、映画スターとしても数少ない存在として輝いている。

つまり、映画スターの『高倉健さん』、赤影を演じたテレビスター『坂口祐三郎』の共通した『目』の輝きを持つ『木村拓哉さん』が大スターになるのは必然であって、きっと『高倉健さん』も、交流があれば、そう言う話が出たのかも知れないと思った。







人は自分に理解出来ない事に、また謎大き事に不思議に引き寄せられるのでは無いかと思う。

私が、坂口祐三郎が去って21年過ぎるが、今尚、彼の影を追っている。



そんな気がしてならない。



『木村拓哉さん』にも、『坂口祐三郎』は勿論、『高倉健さん』を越えるスーパースターとなって、いつまでもエンターテイメントの世界で輝き続ける存在であって欲しいと願っている。