❑シンゴジラ



そして映画『シンエヴァンゲリオン』がスーパー大ヒット。




上映後はAmazon。
物語のスピーディーを実際に展開する事でファンの目を離さない。

❑東映と東宝、カラー3社共同配給の元、公開から話題を呼び今日に至る。

また、東映から『シン仮面ライダー』の制作発表もあった。



庵野秀明さんの『エヴァンゲリオン』は、最初のテレビシリーズから観て、その後の映画版、東宝の『シンゴジラ』迄、全て観賞してきた。



次に白羽の矢が立ったのは東映の『シン仮面ライダー』。

どうまとめるのか、楽しみである。


『シンウルトラマン』も期待を越えて大ヒット。








かつて庵野秀明さんは、自身が『帰って来たウルトラマン』になって特撮8ミリを撮り、『風の谷のナウシカ』では、『巨神兵』も描き、どこか私とも感覚の近い部分を持った、天才クリエーターと思うのだ。




★『エヴァンゲリオン』の設定で、謎の使徒との攻防、セカンドインパクト後の荒廃した世界。


ネルフにエヴァシリーズ、少年少女パイロット等、それまで観た事の無かったスピード感と描写に惹き付けられたのだ。




そのアニメ界の巨匠ともいえる庵野秀明さんが、『シンゴジラ』以降、公開前とは言え『シンウルトラマン』も展開して、『シン仮面ライダー』に取り組む理由と謎を考えている。


■『シンゴジラ』も日本型の危機管理能力にエヴァンゲリオンの世界をミックスして、創り上げた世界であるが、全て面白く観る事が出来た。 


今や、『クラッシックコンテンツ』の救世主の様にも思う。


庵野秀明さんは1960年生まれ。


彼は私の3年上、山口県宇部市出身、私自身、テレビを通じて、同じ世代の影響を受け、成長したと思う。





『帰って来たウルトラマン』(1971)の大ファンであった庵野秀明さんは放送当時小学5年。


私は放送当時は小学2年であり、初見でそこまで深い所まで理解出来ない年齢だった。


同年『仮面ライダー』(1971)の放送もスタートする。






❑私自身、写真右側の黒部さん、左側の森次さんとはお会いしてお話した思い出も懐かしい。

■『仮面ライダー』『仮面の忍者赤影』等その他昭和の東映特撮作品・プロデューサーの平山亨氏は、『赤影』坂口祐三郎の紹介で交流が始まり、『仮面ライダー』等、数多くの撮影秘話を聞かせて頂いた。


■平山亨氏(赤影、仮面ライダー他のプロデューサー)




何より庵野さんが、子供時代に影響を受けた『仮面ライダー』を『シン仮面ライダー』として新たに創ることで、どれ程パワーアップするのか、非常に興味深い上に、クラッシックコンテンツの持つ、今だ衰えぬパワーにも感心させられる。


また『赤影』坂口祐三郎との生前の会話で、庵野秀明さんの話題が出た事があった。

『赤影』の、その後を描く『新赤影』の話をしていた時である。






坂口さんが初代の赤影で飛騨の忍者のリーダーで二代目の若き『赤影』を『木村拓哉さん』でやってみたいという構想であったのだ。



分かりやすく説明すると『新赤影』では、若き二代目の赤影と忍者のリーダー初代/赤影という立ち位置を設け、初代赤影を坂口祐三郎が演じるというもの。

イメージとしては『マスクオブゾロ』が、わかりやすいと思う。
※初代ゾロがアンソニー・ホプキンス
二代目ゾロがアントニオ・バンデラス

その坂口さんとの『新赤影』の会話の際、私が、「監督にエヴァンゲリオンの庵野秀明さんどうでしょうか?」と尋ねた。



すると、彼は、私に笑顔で、「良いかもね」と答えてくれた。



坂口祐三郎亡き今となっては、『新赤影』の映画化は叶わぬものとなったが、彼との半生を書いた小説『仮面と生きた男』であれば、苦悩、葛藤の描写を中心に、庵野秀明さんの世界観で映画化すれば、果たしてどう料理して貰えるのか、楽しみだと思う。


坂口さんを演じるのは、渋くなった『木村拓哉』さんかも知れない。






❑全編英語の海外ドラマに木村拓哉さん出演。

⭐マスカレードナイト。




益々楽しみな木村拓哉さんは次作の『織田信長』(東映)に挑む。