風車の村ザーンセ・スカンスへ | オレゴンの微風

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在米49年、木々のざわめきで知るオレゴンの微風の中に小さな幸せを感じる今日この頃。特別養子で授かった愛しい娘の事や、結婚生活36年でこの世を去ってしまったオットとの日々、それにチワワのむ〜ちゃんを交え、徒然なるままに書くブログです。

前日キューケンホフで目一杯歩いた後、サイクリングをして疲れた事も有り、

オランダ最後の日(翌日の帰国日は空港へ行くのみ)はノ〜ンビリ起きて、

オランダ名物のワッフルとストロープワッフルを食べに行きました。

 

ワッフル専門店では、先ずどちらのワッフルにするか決めて、

中に何を入れるか決め、最後にトッピングを決めます。

 

お味の方は、、、バナナはバナナ、アイスクリームは美味しかったですが、、、

ストロープワッフルは私の好みでは有りませんでした。

 

朝食後はノ〜ンビリ近郊のザーンセ・スカンスへ電車で行きました。

 

ザーンセ・スカンスは風車の村として知られていて、

18世紀には1000基もの風車が存在したそうですが、

実際に今の風車村が存在した訳では有りません。

 

ここは伝統的な民家や風車を集めてできた、

言わばオランダの明治村と言った所だそうです。

 

駅を出て暫く歩くと、大きな風車が見えてきました。

その先にも風車が一つ見えましたが、

観光案内書や絵葉書とはチョット景色が違います。

 

でも、その先のザーン川の橋の上から、見えましたよ〜。

これ、これ。風車が5基並んでいる、これぞ私の風車村!! 

 

望遠で撮ってみたら、右側の2基は緑の風車だけれど、

 

真ん中の2基は茶色い風車でした。

 

左端の風車は灰色かなあ?

 

かなり遠くに見えるけれど、、、歩けるかなあ〜。

 

村に入ったところにこんな可愛いオブジェ(?)がありました。

一体これは何でしょう?

 

可愛い街並みにはレストラン、お土産屋さん、博物館など色々有りました。

 

飾り窓からミッフィーちゃんに呼ばれた気がして入ってみました。

 

編みぐるみのミッフィーちゃんはとても可愛くて買いたかったのですが、、、

お値段はちっとも可愛く有りませんでした。てへぺろてへぺろてへぺろ

 

最初の風車から記念写真をパチリ。

姉はよく見えませんが、、、景色が重要。ニヤリニヤリニヤリ

 

対岸の(本当の)街の景色も素敵でした。

 

それから、村の雰囲気や景色を楽しみながら、ゆっくり風車が続く小道を歩きました。

 

反対側には入り組んだ小川(運河?)があって、水鳥たちが楽しく泳いだり、

家族でピクニックでもしているのかしらと思う様な光景を目にしました。

 

最後の風車まで歩いて振り返って写真を撮ってみました。

 

風車の中には実際に入ったり登ったり、

小さな博物館担っている物も有りましたが、

私たちはパスしちゃいました。

 

オランダの風車、絵になりますね〜。

 

晴天だったら、もっともっと綺麗かなあはてなマーク

 

でも、『レンブラントの風車』も曇り空だったし、

これが正にオランダなのかもしれませんね。

 

そう言えば、レンブラント達が使った絵の具は、

茶色い風車で作られた物なのですって。

そして、緑の風車は粉挽用だったらしいです。

 

では、排水の動力用や、香辛料を砕いてからしを練るのは何色だったのか、

聞くのを忘れてしまいました。

同時に、此の色分けはザーンセ・スカンス独自の物だったのかも確認すれば良かったなあ。

 

長い道のりを村まで戻ったら、山羊さんが遊んでいて、

人がたくさんいる大きな建物が有りました。

 

行ってみたらチーズ博物館、試食即売場でした。

 

小さめのお部屋にはチーズ作りの機械や説明書きがありました。

写真を撮って説明書きを読んでいたら、

(意地悪?)ガイドが来て『私のツアー貸切だから出て行って〜!』と追い出された〜。

プンプンプンプンプンプン

 

こちらでは、色々な種類のチーズを(勿論無料で)試食させて頂けました。

チーズの国オランダのチーズはどれを食べても美味しくて、、、

何を買おうか迷ってしまいます。

 

結局、此の右側の優しいオジ様に試食させて頂いた、

黒トリュフ、子牛、ニンニクとハーブの三種類ゴーダチーズセットと、

スモークチーズ二種類を買いました。

 

次に行ったのは、木靴博物館です。

 

色々な木靴が展示されていましたが、一番素敵なのは、

日曜日(教会にはいて行く?)木靴の展示でした。

 

木靴作りの実演も有って、とても興味深かったです。

 

木靴は買っても使えませんが、お土産にこんな木靴を買うのも楽しそう。

 

だが、しかし、、、残念ながら、我が家のインテリアには合いません!!

 

代わりに外にあった可愛い木靴達と写真を撮りました。

 

ザーンセ・スカンスには他にも、時計博物館、樽博物館、ベーカリー博物館、

そして機織り博物館も有りましたがよ。

 

雨が降ったり、お天気もイマイチだったので、

メインの博物館だけ見て駅の方に戻ったら、

丁度大きな船が通るところで羽橋が上がました。

 

川辺には大鷺も見えて、超ラッキーでした。

 

アムステルダムに戻った頃には夕食時、

オランダ名物のハーリング(ニシンの塩漬け)とキベリング(タラのフライ)は

まだ食べる機会が無かったので、チョット心残りでしたが、

(レストランを探す気力も無かったし、、、ま、良いか〜)

駅の裏側の大きな運河と道ゆく人たちを見ながらピッザを食べました。

 

オランダでは4泊5日の中3日間しか時間が有りませんでしたが、

これぞオランダの3ヶ所(運河、チューリップそして風車)はしっかり楽しめました。

 

今年の春のヨーロッパ旅行も大成功の内に幕が閉まりました。

 

***

 

オマケ。

 

この日は2ヶ所でミッフィーちゃんにも出会いましたよ。