セビリア3日目午後:アルカサル | オレゴンの微風

オレゴンの微風

在米49年、木々のざわめきで知るオレゴンの微風の中に小さな幸せを感じる今日この頃。特別養子で授かった愛しい娘の事や、結婚生活36年でこの世を去ってしまったオットとの日々、それにチワワのむ〜ちゃんを交え、徒然なるままに書くブログです。

4年前、コロナの流行が始まり、

オット亡き後、亜美とスペイン旅行をする予定がキャンセルとなり、

ブロ友さん達をお誘いしてバーチャル旅行をしました。

 

その時に私はセビリアの事をこう書いていました。

 

『セビリアは古代ローマ文化(ローマ帝国)、キリスト教文化(西ゴート王国)、イスラム文化(ウマイヤ朝)、キリスト教文化(カスティーリャ王国)、それにユダヤ教文化が加味された複雑な文化背景を持つ世界遺産に登録された街で、旧市街はヨーロッパの中でも最大規模を誇り、アルカサル、カテドラル、インディアス古文書館といった3つの世界遺産があります。』

 

2日目にカテドラルは訪問し、

インディアス古文書館は行かなくても良いか〜と言う気になって、

今日はセビリヤのお城、アルカサル に行きました。

 

ここはイスラム時代の宮殿の跡地にカスティーリャ王国ペドロ1世の命によってムデハル様式で建てられたスペイン王室の豪華な宮殿です。ペドロ1世はイスラム文化に心酔していて、アルハンブラ宮殿をまねさせたと言われています。

 

私のお城のイメージとはチョット違った形でしたが、、、

 

兎に角、繊細な漆喰細工やアラベスク模様は、マジで息を呑むほど美しかったです。

 

モザイクタイルなどの装飾もアチコチにあり、その展示室も有りました。

 

これは、バーチャルツアーの時ネットからお借りした写真で、

 

此方が、私がiPhoneで撮った写真で〜す。

 

 

実は私、公式サイトでティケットを買ったので、

お2階の『CUALTO REAL ALTO』と言う、

王様がセビリアに来たときの公式滞在場所の見学も出来たのです。

残念ながら、内部は撮影禁止でしたので、写真はなしです。

 

閉ざされたドアの中に入るのには手荷物の検査をした後、

ロッカーに荷物を入れなければなりませんでした。


全員にオーディオツアーの道具が配られ、警備員監視の下に見て回りました。

天井から床まで素晴らしく美しい作りで、調度品もため息が出るものばかりでしたよ。
それから、2階からの景色、特にお庭がよく見えました。

(この日はお庭には誰もいませんでした。)

 

指して大きくはないのですが、見応えのあるお城でした。

 

その後、サンタクルーズ地区に行ったのですが、、、

お土産とか興味のない私には退屈でした。

 

***

オマケ

 

バーチャルツアーで書いた、

ペドロ1世の愛妾だったマリア・デ・パディーリャの浴場は、

見られなかった様な気がします。

 

『当時は雨水を集めたプールだったそうです、、、』