今年もクリスマスツリーの時期がやってきた! | オレゴンの微風

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在米49年、木々のざわめきで知るオレゴンの微風の中に小さな幸せを感じる今日この頃。特別養子で授かった愛しい娘の事や、結婚生活36年でこの世を去ってしまったオットとの日々、それにチワワのむ〜ちゃんを交え、徒然なるままに書くブログです。

ブロ友さんが、日本のコストコにクリスマス関連商品が既に出ていたと書いてらっしゃいました。『早すぎる〜』とか、思ったけど、実は我が家でも今月初めから、既にクリスマス・ツリー・モードです。

 

何を隠そう、我が家は創業40年を迎えるハワイのクリスマスツリー屋。ハワイからパシフィックNWに越してきたのも、半分以上はその為。越してきた最初の内は、販売関係だけでは無く、ツリー農場もやりたいというオットを抑えるのが大変でした。『ゴメンなさい。でも、私には農家は出来ません。やりたいのなら、私は街に住んで、たまに会いに行くわ』でした。てへぺろ 代わりにオットはレストランを始めてしまい、イッパイ苦労させられましたので、今になればツリーファームの方が良かった様な気もしますが、亜美を育てていく環境は今いる所が大正解だったので、これで良かったと思います。

 

と言う訳で毎年8月から、何時も仕入れている農家の他にも、安くて良い木があると聞けば、2−3時間は軽くドライブして見に行きます。先日もお隣の州に木を見に行きました。きっちゃんとくーちゃんも大喜びでお供です。

 

何故か、ハワイにツリーを持っていくのは日本に送るより輸送費が掛かります。当然コストが高くなるので、オットは自分で一本一本選んだツリー(⒋〜5千本)しか買いません。『ウチの木は素晴らしい』と農家の人が言っても、実際に行ってみると9割以上はハワイに持っていく価値がありません。それでも、懲りずに毎年、新しい農場を見に行きます。この日行ったツリーファームも、残念ながら時間の無駄でした。

 

でも、良いこともチョッピリ!ここのオーナーさんが、こんな可愛い子飼っていました!爆  笑 ショートヘアのチワワです。うちの子よりもひと回り以上小さい!それにお土産に、お花ももらっちゃいました。

 

帰りがけに、もう何十年と取引をしているツリーファームに寄りました。このファームは、長年働くメキシコ人のクルーがいて、何時もオットの好きなように、木を育ててくれます。クリスマスにヒルトン・ハワイアン・ビレッジにいらしたら、綺麗に着飾ったこの木に会えると思いますよ。

 

私的には、この位の木が好きです。サイド・テーブルに置いたら、場所も取らないし、飾り付けやお片付けも簡単です。モチロンお値段も私のお財布に合っています。ハワイのお金持ちさん達は、惜しげもなく、何万〜何十万円のクリスマスツリーを買い、そのツリーを飾るのに、デコレーターさんを雇ったりします。『そんな身分になってみたいものだな〜〜口笛』と思う時もあるけど、ま、うちはうち。クリスマスツリーの畑で新鮮な空気を時々吸えるのもラッキー。

 

オットは、時間がある時には、(自分のツリーファームでも無いのに)自分で剪定もしちゃいます。そして、従業員の方に、『こんな風に仕上げてね〜』と指示までしちゃいます。それを快く受け入れてくださる従業員さんに感謝です。

 

農場に、『この木XX本買います。』っていう仕事なら、簡単かもしれませんが、オットにはこだわりがあります。そのお陰で、毎年8月から12月までは働きづめになりますが、自分が気に入った木をハワイに持っていく事が出来、今では、『クリスマス・ツリーのゴッドファーザー』とハワイでは呼ばれるほどです。

 

今年、40周年なので、あと10年、『50周年まで頑張ろうね』が私たちの合言葉です。仕事が出来るのも、幸せの一つだと思っています。子供の頃は『よく遊び、よく学べ』。大人になったら、『よく遊び、よく働け』。健康管理が一番の課題かな〜。