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メキシコ生活の本音

メキシコ在住12年目の私の日々のつぶやき

木曜日の帰り道のこと。

家まであと徒歩20分というところで、凄まじい犬の吠え合いを目撃しました。












このハスキーくんが犬がいる家々を回って、吠えまくる吠えまくる。








ここら辺では見たことがないワンコだなぁ、、と思いながらしばし観察してみました。

飼い主さんも見渡す限り見つからない。










一通り吠えると走ってどんどん違う道へ。









「おーい、どこ行くの?」

と話しかける私を少し気にするハスキー。







とりあえず脱走犬の情報をこのエリアのネットサイトとFacebookに投稿しようと、写真を沢山撮っておきました。








見た感じでは2歳未満な幼犬で(なんか遊ぼう!という感じで他の犬にからんでいたから)、おそらく飼い主はメキシコ人っぽい。

→脱走犬を見かけた際にいつもやるのですが、「Come!」より「Ven acá!(スペイン語でこっちにおいで)」に足を止めていた気がするので。











ここで、あるお宅のエントランス脇に野良犬用の飲み水が置いてあるのを発見!

(ここにおびき寄せればもしかしたら捕まえられるかも)と思った私はゆっくりハスキーくんに近づき水の方へ誘導。










そしていとも簡単に首輪を掴むことが出来ました!!






めちゃくちゃ暑そうなワンコ。

この日の最高気温36℃でした。

水をがぶ飲みした後、首輪に付いていたネームタグを確認。










「ステインくんというのね。de dónde vienes??」

と話しかけながらタグの裏の連絡先をチェック。


そこにはメキシコ人の名前で二つ連絡先が記されていました。



早速電話をかけてみる。

一つ目の男性の携帯は留守番電話。

二つ目の女性には繋がりました。

「わーーー!!良かった!2時間前に家から脱走して今ちょうど車で探していたところなの。本当にありがとう、貴方のいるカジェ(ストリート)はどこですか?」

と聞かれ現在地を伝えました。







そして待つこと30分。

その間疲れきっていたステインくんは、ずっと私の横でお座りしていました。

そこに車に乗ったセニョーラとおそらくその息子が到着。

尻尾を振って喜んでいたステインくん。

無事に引き渡すことが出来ました!





「本当にありがとう。感謝しているわ。この子は1歳半でトラビエソ(やんちゃ)なの。こんな所まで脱走していたのね。」

とセニョーラから言われました。

そして冷たい水のペットボトルを頂きました。










いやーとにかく良かった☺︎

今回学んだことは犬のネームタグには一つの連絡先だけではなく、複数あると良いなと思いました。

繋がらなかった時のため。

やはり緊急を要しますからね。

おとなしい犬でなければ捕まえて、その場で飼い主が来るまで待つのは困難ですし。