昨晩パートナーの知人から「今日泥棒に入られた」と電話がありました。
ここまではメキシコでは残念ながらよく聞く話。
で、詳しく状況を聞いてみると、、、
◎不在中の午前10時から午後2時の間の犯行
(彼はメキシコシティの独立記念塔そばの住居ビル、最上階のペントハウス住み)
◎帰宅すると家中のものが荒らされていた
(ビデオを送ってくれましたが、本当に絵に描いたように全ての引き出しから物が出ていました)
◎車や銀行のカード類は持ち出していたため無事
◎たまたま?ビルのセキュリティが不在だった
(こんなことあります??でもこれがメヒコ。というかセキュリティが犯人??)
でですね、彼の腕時計や重要書類などと共に盗まれたのが金庫丸ごと。
驚愕したのが中に入っていた現金の額。
電話口でパートナーも2度聞きしていたのですが、私もえっ!?と。
というのも「casi 10 millónes」と言っていて。
い、一千万円!?
正確には970万円らしいのですが、たまたま先年末分のまとまった売り上げ(一応職業はひかえておきますが麻薬関係とかでは全くないです。一般職。)や各所に支払う分を金庫に入れておいたそうで。。
本人もパートナーも「絶対身内の犯行だ」と推測しています。
そして謎に彼のデパルタメント(マンションという意味)には防犯カメラがないそうで。。
私的には絶対ある思うのですが。
まぁあったとしてもメキシコの泥棒からしたら、カメラもセキュリティも番犬も何の役にも立たないことが多いのですが。。
一応警察などに被害届を出したそうですが、メキシコはこういう犯罪が多すぎて犯人が捕まるということはほぼ無いです。
泣き寝入りする人がほとんど。
それでもパートナーは「もし周りの人で近々に高価な買い物(車など)をする動きがあったら、疑った方が良い」と言っていました。
なんか悲しいですね、、
自分の周りも疑わなきゃいけないって。
お金や高価なものなんて持たない方が良い、って心底思ってしまいます。
持ってないけど!
これはアメリカの銃社会を皮肉にしたイラストですが(教育より銃が身近にある)、メキシコの場合は銃の部分が麻薬かな??
今回のことで、またひとつ気持ちが引き締まりました。