昨夜のこと、家族で焼肉食べた帰り道でした。横断歩道のすぐそばの歩道で人が倒れていました。横断歩道のそばなので、立ち止まる人もたくさんいるのに信号が変わるとただ去っていくだけです。


みんな冷たいって思いながらも、私も近くまで行くのは少し怖かったので、夫に行かせました。実は遠目から動いているのは確認できました。遠くからは横たわったドーベルマンのように見えました。そんなわけあるか!って脳内で突っ込みましたけど。夫は「生きてるよな?」なんて言いながら恐る恐る近づき、「こりゃ救急車かな」と携帯を取り出しました。私はすぐ近くに交番があったので走って交番に行きました。おまわりさんに人が倒れているって言うと「酔っ払ってる感じかな?」って訊かれたんですけど、(自分ではちゃんと見てなくて)わからないので「よくわかりません」と応えて場所を教えました。来た道を走っていくおまわりさんの後を今度は走らず追いかけました。(おばちゃん、満腹で全力疾走してヘトヘトなんだよ)


夫はその時までそばにいて声をかけていたそうですけど、少し経つと倒れているその人の声も出るようになって、ちょうどおまわりさんが来た時に喚き始めたらしいです。私もその声を聞いたのですが、明らかに酔っぱらいでした。呂律が回ってなくて、おまわりさんはすぐに「お酒臭いねー。飲み過ぎちゃったかな?」と声をかけていました。だからみんな素通りだったのか。でも酔っ払いってすぐにはわからないよー。


私も夫も「こんな世の中でお酒の匂いを嗅げるほどに顔を近づけるなんて、おまわりさんって偉いね」と言いました。


警察官の皆様、いつもありがとうございます。


夜の9時頃にベロンベロンになるほど酔うなんて、お酒が早くにオーダーストップになるので、酔い急いだのでしょうか。あの人無事におうちに帰れたかなぁ。




さて本題は映画「THE BATMAN-ザ・バットマン-」です。公開日の初回で観ました。まだ公開ホヤホヤです。


最近年のせいもあって、アンテナが働かないんですよね。

それもあるんですけど、リメイクものは先入観を持ちたくないんです。だから敢えて主演がロバート・パティンソンであることしか予備知識を持たずに鑑賞致しました。


映画を予約してみて初めて気づきましたが上映時間175分。えっ3時間じゃん。中高年はトイレが近いのに。水分摂らずに行くしかないな…。帰りには軽く脱水症状出ましたょ。


物語は公開直後なので触れずにおきましょう。


豪華キャストの皆様のご紹介をしたいと思います。予備知識なしで行ったので思わず声が漏れるほど素敵なキャスティングでした。


バットマン(ブルース・ウェイン)…ロバート・パティンソン)

キャットウーマン(セリーナ・カイル)…ゾーイ・クラヴィッツ

エドワード・ナッシュトン(リドラー)…ポール・ダノ 

ジェームズ・ゴードン警部補…ジェフリー・ライト 警察も悪に染まるゴッサムシティの中でバットマンの相棒となる正義の人。

カーマイン・ファルコーネ…ジョン・タトゥーロ

ゴッサムシティの犯罪王。

ギル・コルソン検事…ピーター・サースガード

アルフレッド・ペニーワース…アンディ・サーキス ウェイン家の執事。

オズワルド・コブルポット(ペンギン)…コリン・ファレル ファルコーネの右腕。




今までたくさんバットマンを観ましたけど、いいですよ、ロバート・パティンソン。昼間のTVでLiLiCoさんもおっしゃっていました。私も同感です。いい!ありです!


ちなみに近年の他のバットマンも紹介しておきます。




ティム・バートン監督「バットマン」1989年続編「バットマン リターンズ」1992年

主演はマイケル・キートンでした。「スパイダーマン:ホーム・カミング」では悪役バルチャーでしたね。


「リターンズ」の続編ですが監督がジョエル・シュマッカーに代わり、主演もヴァル・キルマーにチェンジです。「バットマン フォーエバー」1995年


監督はそのままですが主演はジョージ・クルーニーになった「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」1997年  

バットマンに乳首が!と世間がザワザワしました。

シリーズ最終作でした。シュワちゃんMr.フリーズです。


「バットマン ビギンズ」2005年「ダークナイト」2008年「ダークナイト ライジング」2012年
と続いたシリーズはクリストファー・ノーラン監督、主演はクリスチャン・ベールでした。ダークな世界観に惹かれました。今は亡きヒース・レジャージョーカーもカッコよかったです。


今もまだ続いている『DCエクステンデッド・ユニバース』バットマンを演じるのはベン・アフレック。骨太バットマン



バットマンと言えばキャットウーマン

本作「THE BATMAN-ザ・バットマン-」ではゾーイ・クラヴィッツの役ですが「レゴバットマン ザ・ムービー」でもキャットウーマン(声)を演じているんだそうですよ。


この映画、笑えるところはほとんどないと思うんですけど、ゾーイキャットウーマンには笑ってしまいました。

マスクがコソ泥にしか見えない。



ゾーイは本当にかわいいです。

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」ではリタ・ストレンジを演じていました。

記事もあります。こちらです。

話は戻って

マイケル・キートン「バットマン リターンズ」キャットウーマンミシェル・ファイファーです。かっわいいー。



クリスチャン・ベール「ダークナイト・ライジング」ではアン・ハサウェイでした。


バットマンのシリーズとは接点を持たない単独の「キャットウーマン」2004年

主演はハル・ベリーですが、作品の評判は良くなかったですね。でも、セクシーなハルでした。せめてゾーイもこんなマスクにしたらよかったのに。


イケオジ、というかイケオジジのアルフレッドウェイン家の執事です。


ティム・バートンのシリーズではバットマンの俳優は次々変わりましたが、アルフレッドマイケル・ガフでした。ティム・バートン監督作品によく出演されていましたが2011年にお亡くなりになっています。


クリストファー・ノーランのシリーズではマイケル・ケインアルフレッドでした。執事っぽーい。


『DCエクステンデッド・ユニバース』ではちょっとだけ若めのアルフレッドジェレミー・アイアンズです。若いって昔の記事にも書いています。



アルフレッドは全員イギリス人ですね。

主演のロバート・パティンソンもイギリス人です。

クリストファー・ノーランのシリーズのゴードン警部はゲイリー・オールドマンで、やはりイギリス人。アメリカ人はイギリス人を演じることは少ないように思いますけど、逆は多いですね。ゲイリー・オールドマンはイギリス訛りを忘れてしまったって読んだことがあります。


他のシリーズと比べていると長くなりますね。


肝心の「THE BATMAN-ザ・バットマン-」アルフレッドです。

アンディ・サーキスです。予備知識全くなしの私は劇場で「わっ」と小さく叫ぶほど驚き嬉しかったです。

アンディ・サーキスといえば


ゴラムですねー。モーションアクターとしても活躍されていますが、アルフレッド役もいいですねー。やっぱり執事役はイギリス人一択ですね。



今回、ブルースを悩ますリドラー役はポール・ダノ


素顔はこんな。


一番驚いたのはですね、


この人です。

ペンギンことオズです。誰だろー?見たことある気もする。デニーロっぽいけどもっと若い。

エンドクレジットまでわからなかったです。

COLIN FARRELって書いてあった?えーコリン・ファレルだったのー?

すごい特殊メイク。

ぜーんぜんわからなかった。

ちなみにコリン・ファレル↓はアイルランド人です




執事と言えばイギリス人ですが、イギリス俳優は吸血鬼役も多いですね。

そう、ロバート・パティンソンも演っていましたね。


「トワイライト」シリーズですよ。あの時君は若かった。「ハリポタ」セドリックは更に若かった。冷たい感じのするハンサムな子だなーと目をつけていましたよ。

「TENET」にも出演していましたね。

今後も益々、本当に楽しみな俳優さんのお一人です。乞うご期待。



きりがないのでこの辺で、と思いましたが、あとちょっとだけお付き合いください。


物語の最初に登場したのがゴッサムシティ市長なんですけど、↑ルパート・ペンリー=ジョーンズで、予備知識なしですから、この人トーマス・ウェイン(ブルースのパパ)かしらって思っちゃいました。少ししてこれは回想シーンじゃなくて事件の始まりかって気づきました。これから観る方はお間違えなく。誰も間違えないか。


物語はバットマン誕生してから2年後で、バットマン誕生シーンとかは全然ないです。ブルースの両親が殺される所とかも回想しませんでした。


↑ルパートもイギリス人です。こちらで書いてます。


バットマンを快く思っていない警察署長役のコン・オニールもイギリス人で「オックスフォードミステリー ルイス警部」ケネス・ブラナー主演「刑事ヴァランダー」にゲスト出演しています。この方、声に特徴があるんですよ。だから画面真っ暗な映画でもすぐにわかります。


声と言えば、主演のロバートは本来もうちょっと高い、普通の声だと思うのに、バットマンを演じる時は低くて今まで培ったバットマンのイメージ通りでした。


長かったけど面白かったです。もう一回観たいです。