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写真は映画館でもらったクリアファイルです。

スーパーマンのヘンリー・カヴィルむちゃくちゃかっこいいですね。体もムキムキです。
「バットマンvsスーパーマン」は「スーパーマン」リブート作「マン・オブ・スティール」の続編です。

副題に「ジャスティスの誕生」とありますので、ジャスティス・リーグ誕生秘話かな?と想像できますよね。
ジャスティス・リーグというのは、DCコミックスに登場するスーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンを中心とした、アメコミヒーロー集団です。他にグリーンランタン、フラッシュなどが仲間におります。マーベルコミックの「アベンジャーズ」みたいなやつですね。

クリアファイルをもらった瞬間(おー実写のジャスティス・リーグだー)と思った人はあんまりいないかもしれないですね。春休み中でお子様が多かったし。多分ヘンリー・カヴィルファンのお姉様方もそんなにアメコミに傾倒していないですよね。

「マン・オブ・スティール」同様、明るいスーパーマンではなくて、悩めるスーパーマン続行中。
そして超いかついバットマンと対決です。
スーパーマンでおなじみのヴィラン、レックス・ルーサーの策にはまり憎しみ合う二大スーパーヒーローです。

バットマンはベン・アフレックです。「アルゴ」ではアカデミー賞も獲得、監督業もこなす俳優さんですからクレジット順は一番目です。(あれ?ヘンリー・カヴィルが主役で一番目じゃないの?って思いましたけど)
内容を観ればわかります。誰が主役かわかんない感じでした。
バットマンもかなり出番が多かったです。スーパーマンは前作で紹介済みなので、今回はブルース・ウェインの生い立ちを走って紹介した感じでした。
ワンダーウーマンに至っては以下省略、みたいな感じ。

まーすごい迫力。9.11を思い出しました。これ観て気分悪くなる人がいるんじゃないかと心配になりました。当時はビルを破壊したりしてあの惨状を思い起こさせるようなフィルムは自粛し、放映を見送ったりカットしたりと気配りがあったように記憶しています。
バットマンとスーパーマンの対立は過去も思い出しますが、今まさに起こっている国や人種の対立に思いがよぎります。
15年経てばあの惨劇もまた過去のもので、15年経ったのにあまり変わらない、むしろ悪くなってる情勢を考えました。


でもかっこよかった。
迫力満点なことは間違いないです。

ワンダーウーマンはスーパーマンと同じく、衣装が原作やこれまでの実写化のような明るいトーンじゃなくてハードな感じがかっこいいー。演じたガル・ガドットは超美人でスタイルがすごくいいです。同性から見てもうっとり。


他のキャスティングも豪華です。前作に引き続いて、ロイス・レインにエイミー・アダムス。「魔法にかけられて」から9年も経っちゃったんですね。相変わらず魅力的な瞳です。

バットマンの執事アルフレッドにしては若々しい感じがするジェレミー・アイアンズ。実年齢は67歳なので老執事にはまるはずなんですが、今までがね、マイケル・ケインとかマイケル・ガフというおじいちゃま達が演じていたのでイメージが80歳前後?
今回のアルフレッドはバットマンが老けてるから友達みたいに見えた。

レックス・ルーサーはジェシー・アイゼンバーグ、「ソーシャル・ネットワーク」の人ですね。かつて見たことがないサイコなレックスでしたよ。怖いよ、この人。近づきたくない。

「マン・オブ・スティール」に続いてクラーク・ケントのママのマーサにはダイアン・レイン。子役の頃から知ってますよ。「リトル・ロマンス」懐かしいー。
パパ役ケビン・コスナーもカメオ出演。
他にもホリー・ハンターまで出てますよ。キャスティングだけでも相当かかりそうですね。


アメリカ人でもないし、米国で暮らしたこともないので、見逃しちゃってるところはたくさんあるんでしょうけど、子どもの頃から慣れ親しんだキャラクターが新しい衣装を身にまとい現れてワクワクしました。時代変われば表現方法も変わり、技術も向上しているので、映像も変わりました。

映画を観ると今生きている時代がより実感できる気がします。
特にリブート作品は旧シリーズとの比較も面白いです。

アメコミにさほど詳しくなくても、スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンは日本でも知名度高いですしね。きっと楽しめると思いますよ。

また旧作品を知らない若者達は探して観てみるのも楽しいかもしれないですね。いつだって過去は古き良き時代です。