第4シリーズの主な登場人物を紹介していきます
主人公でシリアルキラーのデクスター(マイケル・C・ホール)です。
シーズン3でご懐妊のリタ(ジュリー・ベンツ)でしたが、無事出産されてハリソンと名付けられました。お父さんのハリーからいただいたんでしょうかね。
すごくかわいいトゥルントゥルンの坊ちゃん、ハリソンです。リタの顔の影がマイアミの日差しの強さを表してくれています。スタジオ撮りかもしらんけど。
結婚出産育児と大変なのはわかるけど、日本の母から見るととてもワガママなアメリカの母、リタです。旦那を頼り過ぎです。
「ハリソンが寝てくれないの、歌を歌って」仕事中のデクスターに電話してきます。
うちの夫だったら「はぁ?ざけんなっ」ガチャン!(今時、電話を切る音はガチャンとはいわないけど)って感じだと思いますよ。てか子守唄なんか歌ってくれる旦那さん、いるんですね?
うちの父はよく歌っていましたが、同世代でそんな人見たことない。見る機会もないからか。
なんにしても日本人女性のワンオペっぷりを教えてあげたい。私のワンオペ育児をネタにしたら本一冊書き上がると思います。
リタはシリアルキラーとしてのデクスターを知らないので、外で忙しく時間に追われていることには気づいていません。だから、まあ、しょうがないか。
オープニングビデオのデクスターをセルフパロディするところが笑えます。
連日のハリソンのお世話ですっかり寝不足のデクスターてす。
とうとう居眠り運転で事故を起こしてしまったデクスター。
なんと、(シリアルキラーの)仕事帰りでした。大破した車の中にぶつ切り死体があるんじゃないの?のっけから大変じゃん!どうなるの?
って始まりのシーズン4です。
救急搬送されたと知らせを受けて駆けつけたリタは「慌ててたから、見て、左右違うわ❤️うふっ」とデクスターに抱きつきます。あざとい…と思ってしまうのは私だけ?
アメリカ人って家の中でも靴履いてるんじゃないの?日本みたく玄関に靴が並んでるわけじゃないんだよねぇ?間違うかー?まぁいいや。
ちょいちょいイラっとくるリタですが、そんな、自分しか見えないリタだからこそデクスターの二重生活が成立するというもんです。
基本、誠実な人だからね。素直でかわいい女性です。リタに尺取りすぎたわ。
アスター(クリスティーナ・ロビンソン)とコーディ(プレストン・ベイリー)も大きくなりましたね。マイアミボーイは朝は半裸が基本みたいです。アスターは10歳とかだと思うけど、iPodが欲しいそうです。
コーディはずっと同じ子かと思ったら1の子(ダニエル・ゴールドマン)とは違う子でした。2からプレストン・ベイリーです。
郊外のステキな戸建てに引っ越したデクスター一家(シリアルキラー宅には見えません)同じフロリダだからか色の感じはシザーハンズ的です。
エリオット・ラーソン(リック・ピータース)
なんの害もなさそうなお隣さん。シングルファーザーですが、ご近所の子育てにも協力的です。
自分シングルだし、デクスターは留守がちだし、ムラムラって感じでリタにチューしちゃうんです。チューだけだけど。リタはされたって言うけど、そんな雰囲気になって顔を近づけてきたらよけられるよね?
話を聞いたデクスターはエリオットを殴ってしまいますが、それを見たリタは喜びます。デクスターにも「嬉しい」って言うんですよ。素直だなぁ。エリオットをは災難でした。
リック・ピータースは犯罪ドラマのゲスト出演が多いです。「クリマイ」「メンタリスト」「メジャークライム」「NCIS」など。私が好きな番組ばかり。
それではいつものマイアミ警察の皆様です。
カップルになっちゃったマリア・ラゲルタ(ローレン・ヴェレス)とエンジェル・バティスタ(デヴィッド・ザヤス)
上司と部下だし、隠すよね。でも、バレるよね。
一旦別れるけど、シリーズ終わりには結局結婚します。
カップルとは知らずに割って入ってエンジェルに前夜のストリッパーお持ち帰りの話を振っちゃうマスカ(C・S・リー)
日本語字幕ではマスオカなんですけど、元々の役名はマスカです。入力ミスではありません。欧米では日本人の名前がヘンテコなことがよくあります。近くに日本人はいないのかしらね。
ジョーイ・クイン(デズモンド・ハリントン)
シーズン第1話ではデクスターの(故意の)しくじりで凶悪犯を服役させられず、デクスターとの仲は険悪に。デクスターはわざと裁判で失態を披露して釈放されるようにしました。そして成敗。リリースアンドキル。
そんなことは知らないクインはデクスターに絡みます。
また、現場で被害者のお金をパクったところをデクスターに見られちゃって気まずさMAX。お高いフットボールチケットをあげて買収作戦に出るも、デクスターはマスカにチケットをあげちゃいます。そして更に二人の間には溝ができていくのです。
デボラ・モーガン(ジェニファー・カーペンター)
恋多き毒舌刑事。
父ハリーが情報屋の女と浮気をしていたと知り、資料室の友人に助けてもらい調べまくります。
資料室フランシス(タシア・シェレル)
「私なら彼氏と会う時間削って、昔、父親が寝た情報屋を探したりしない」と忠告しますけど、デボラ聞き入れず。
ハリー(ジェームズ・レマー)死んでからもデボラを悩ませます。
トム・マシューズ(ジェフ・ピアソン)
エンジェルとマリアの関係を知り、どちらか一方を殺人課から別の課に飛ばすと脅します。
その他の登場人物です
アントン・ブリッグス(デヴィッド・ラムゼイ)
スキナーに剥がれた背中の皮膚は治ったようです。一部でしたが、あんなに皮剥がれたら簡単には治らなそうだけど。
ミュージシャンなのでツアーで留守にしがちです。
デボラはランディが現れて焼け木杭に火がついちゃいます。哀れな今彼アントンは振られちゃうのです。
クリスティン・ヒル(コートニー・フォード)
マイアミ・トリビューンの記者。とくダネ欲しさにクインに接近。親密な仲になります。
今回の“プッツン女”枠に入ります。マイアミ警察の男性はイカれてる女に好かれがち。
フランク・ランディ(キース・キャラダイン)元捜査官。
FBIを辞めるに当たり、思い残した事件の捜査にやってきます。それは「トリニティ・キラー」でした。
モーガン兄妹に助けを請い捜査を進めるランディでしたが、デボラと一緒にいたところ共に凶弾に倒れます。デボラは助かりますが、志半ばに帰らぬ人になるランディでした。
今回のラスボス(main antagonist)シリアルキラーは「トリニティ・キラー」
冒頭から殺人シーンで始まり、犯人の面が割れている今シーズン。「刑事コロンボ」的なやつ、倒叙形式ってやつですね。
ランディがトリニティと名付けた殺人鬼はアーサー・ミッチェル(ジョン・リスゴー)
ジョン・リスゴーと言えば、WIKIで出演作品が別ページになるくらいの方です。
今作品での怪演もゴールデングローブを受賞しています。舞台俳優としても定評のある方です。
トリニティの名前の由来は最初にバスタブで若い女性を殺し、二番目に中年女性を墜落死させ、三番目に男性を撲殺するという、一時期に三人が犠牲になることからです。場所も被害者も殺害方法も全く違うことで関連づけられることもなく、それぞれ自殺で片付いたり冤罪で捕まるものがいたりと未解決のままなのです。
「トリニティ・キラー」は国中で起きているのに存在すら証明されないまま捜査機関も連携しておらず、FBIも関与していません。ランディは独自に関連づけたのです。
ランディ元捜査官が犠牲になったことにより、ランディのレコーダーを手に入れ、トリニティに迫るデクスター。三人目の犠牲者の現場を推察して駆けつけます。ちょうど殺害真っ只中に同じビルに到着したものの、捉えるまでには及ばず、逃してしまいますが、トリニティの乗った車を追うことができました。
着いてびっくり。デクスターと同じようにトリニティには家庭がありました。
トリニティことアーサー・ミッチェルは教師で教会の執事をしていました。
アーサーはホームレスの救済の家を建てるボランティアをしていました。
デクスターはカイル・バトラーと名乗り、参加することにします。
ミッチェル家の人々
サリー・ミッチェル(ジュリア・キャンベル)
アーサーの妻。表面上は仲睦まじい夫婦を見せかけている。実際のところアーサーに支配されていて自由はない。
ジョーナ・ミッチェル(ブランド・イートン)
アーサーからDVを受けている。表面上はいい息子を演じているが時々爆発してしまう。
レベッカ・ミッチェル(ヴァネッサ・マラーノ)
ジョーナの妹。アーサーにより普段は家に監禁されている。まだ15歳なのにカイル(デクスター)に色仕掛けで助け出してくれるよう言い寄る。このままではビッチになる予感。
カイル(デクスター)はアーサーの家族に取り入り、あまり歓迎されないながらも感謝祭の席に着いたりします。
デクスターは獲物のアーサーを警察には渡したくないのですが、デボラもなかなか賢い子なので、デクスターから遅れをとりながらも真相に近づいていくのです。
元々は優秀なマイアミ警察殺人課。バスタブで女性が殺される前に少年が誘拐されていたことに気づくのです。トリニティが誘拐した少年スコット・スミス(ジェイク・ショート)をデクスターが救出、デボラ達はスコット少年からトリニティの乗っていた車のロゴを聞き出すのです。
結局は警察がアーサーがトリニティと突き止めて自宅に踏み込んだ時には逃げられていました。
デクスターはアーサーが車を修理に出していたことから足取りをつかみます。やっぱりデクスターの捜査力が警察より上なんだよね。
警察では犯人検挙とはならずとも、真相解明でランディの苦労も報われたというものです。
今まで事件にもならなかったトリニティ・キラーの殺人の数々は一人の人間の連続殺人と認められたのでした。そしてFBIに持ってかれてしまいます。
FBIのデイヴィス捜査官(ジム・メッツラー)
折角事件解明したのにFBIに引き継がれます。
今回はアーサーが犯人とわかるのが冒頭なので、デクスターが仕留めるまでが長い。本当に長かった。
ホッとしたのも束の間。家に帰ると大変なことが起きていました。
かなり意表を突かれます
最終話ではデボラは情報屋のヴァレリー(メアリー・マーラ)に別の情報屋の女(ハリーの愛人と思われる情報屋)の家に案内してもらうのですが、そこは冷凍車キラーに監禁された場所でした。そして、父の愛人と言われる亡くなった情報屋の名前(ローラ・モーザー)と冷凍車キラー(ブライアン・モーザー)の名字は同じだったとわかるのです。
これからシーズン1から観る人の為に冷凍車キラーが誰なのか、今シーズンで最後の最後に起きた出来事がなんなのか、ここでは伏せていますが、この後のシーズンを書く時には明かすかもしれないです。現時点でも伏せるのが苦しいです。でも、勘のいい人にはもうバレているかもしれませんね。