それなりのソネット 誤って飲み込んだ感情の種が 体内に残留 思えば花が揺れている 飽きもせず踊り明かす卓上の僕ら キスの予感 言葉など必要ともせず ここに生まれてみせようか 意味なら追って定着す 不揃いな枯れ先に魂は戦(そよ)ぎ そして込み上げる真実への問い この一行の必要性とは 僕なりの抵抗で 踏み外したソネット わかってくれるでしょ 降り出した雨は肯定できずとも