君を抱きしめた瞬間
誰かがドアをノックして
永遠は音も立てず崩れ落ちていった
人々はいつか季節を忘れ
子供たちの笑い声も聞こえない
届きそうに空は低く
小さな灰が舞っている
あの日君が見かけた交通事故は
僕がこれから起こすもの
閉じた目蓋の裏側で
せめて笑ってくれないか
君と描いたなにげない日々が
僕のもう一つの未来
どのような景色も
どのような言葉も
どのような感情も
すべてをいつか忘れてしまう
瞬(まばた)きのあとに残るのは
誰かを愛した記憶だけ
エスエフ描写が
もはや街中に散乱
行き交う人波の中に君の姿を探している