ご訪問ありがとうございます
レトロが大好き
流行りのものはあまり興味ないので、タピオカミルクティーも飲まなかった人です。
美味しいのかなぁ。と思ってるうちにブームも終わりました。
香辛料いれたチャイなどは好きだけど、午○の紅茶みたいな甘ったるいミルクティーは苦手なので、どうしても美味しそうなイメージがなくて。
タピオカミルク(ココナッツミルクにタピオカが入ってスプーンですくって食べるデザート)は好きで自分で作るくらいなんですが。
(タピオカというよりココナッツミルクが好き)
美味しそうと思ったら食べるので、もちろん流行のものをたまたま食べてることはあります!
あ、最近「レトロ」がブームだったりするんですよね。
「好き」と「ブーム」がかぶってうれしい
10代からアンティークが好きでした。
(日本の骨董ではなく西洋のほうの)
ここ10年くらいでしょうか、そこまで古くないレトロなのも好きに。昭和雑貨もいいなと。
昭和の頃は思いもしませんでしたが過ぎ去りし日が美しく感じられるこの頃、です。
でもあえて部屋の家具を変えたり、食器とか買い替えたりはしてません。
新しく買うときはいつの間にか選んでたりはあるけど。
先週銀座で気になるレストランを見つけて、
今週行ってきました。
私のレトロ愛をくすぐられたレストラン
東銀座にあるレストラン早川です。
12時過ぎくらいに着きました。
二人待ちでした。その方たちがすぐ入店し、
相席でも良ければどうぞ、と女将さんに案内され、私もすぐ入店できました。
4人テーブルでお一人座ってらした席に座りました。
横のドアはレストラン早川の店とは関係ないので
見たらわかると思いますが、間口が狭いんですが、中入ったら奥行きも狭かった。
悪い意味ではなく、私にとって非日常な空間。
カウンターのあるうなぎの寝床のような焼き鳥屋さんなどは経験ありますが、
レストランでこの空間は新鮮でした。
十数席しかない席は、テーブルは3つか4つくらい。
大都会は、私の育ってきた環境(地方育ち)とは違うので、こういうお店は行ったことないので真新しい感覚。
昭和初期の都会の食堂はこんな感じかというタイムスリップしたみたいな。
食品サンプルも、この店をかわいくみせてる小道具になってます。
洋食屋さんなのですが、食堂、あるいは定食屋の洋食屋版というイメージで、定食物ですと割り箸が出てきます。
メニューも一番高くても1000円とリーズナブル。
デビュー戦は何を食べようかな?
電車の中で事前にリサーチしてたものの、
ポークソテーも美味しそう、オムライスもいいな、メンチカツも私の好物なんだよね、ものすごく迷いながら
(いつも迷います)
結局、ハンバーグ定食を注文しました。
ハンバーグは私だけでした。
人の食べてるものを見てるわけではないけど、
注文する時の声とか全部聞こえちゃって、、いつの間にか把握してた
(変なところで記憶力いいんです。どうでもいい知識に)
同席の方はコロッケ、他のテーブルの方はカツカレー、ポークソテー、オムライスとばらばら。
あとからきた常連ぽいおじさまグループは、メニューもろくに見ずに生姜焼き定食でした。
このばらつきはなんだろう。
また他のメニューも食べなきゃと思ってしまった。
高齢の店主と思われる方と息子さん?調理人?の若めの方(厨房に対し背を向けて座ってたので顔とかみてないのですが)お二人がメインで作ってる感じ。作りながらも運んでくれたり。
女将さんも配膳や勘定以外でも何かしてたのかもですが後ろ向いてたのでわかりませんでした。
先日のトイレに行ってる間に出てきた3分中華とは大違いで、丁寧に作っているようで思った以上に時間がかかってました。
厨房も客席のすぐそば。
トントントンという包丁の音までが聞こえてきます。
私のハンバーグを作ってる作業音なども聞こえだすと、そろそろかな〜とワクワク。
私がいちばん最後だったのでね。
次こそはハンバーグや〜、と。
狭い店内なので意識せずとも色々把握できてしまう
出てきました
MYハンバーグ
デミグラスソースのかかったハンバーグはいい感じ。
キャベツの千切り、アクセントのかいわれ大根、ポテトサラダ、目玉焼きの下にはケチャップ味のスパゲッティーもかくれています。
バランスがよく品のいい盛り付け。
定食にはお味噌汁とライスがつきます。
このお味噌汁は写真で見てたときは赤出しだったらいいのにと、
少し残念に感じてたんです。
飲んでみて、すごく熱々で美味しくいただきました。
家で作って飲むときより熱々の温度が維持されていて驚きました。
出す直前まで火を入れて温めないとここまで熱くならないし、
ネギがクタクタになってないのは出す分ずつ小鍋で温め直してるからと、察します。
私がその時間帯の最後の客だったので、
私一人のために味噌汁をマックス熱くしてくれたと思うだけでも感動ですね。
先日も熱いはずの料理がぬるくて、
それだけでやる気のなさを感じてしまうので、
たかが味噌汁、されど味噌汁、です。
ご飯はこじんまり。
これはお茶碗一杯分くらいの量で、外食としては量が少なく感じました。
ハンバーグのお味はというと、友達のお料理上手のお母さんが作ってくれたみたいな優しい味のハンバーグでした。
なんというか、ファミレスのハンバーグとは対極にある感じ。
挽肉が粗挽きじゃなく肉汁がしたたる感もなく、絹挽きで柔らかく上品な感じ。
余計なもの入れてないのも伝わります。
そのハンバーグをお箸で食べるんです。
あっさりしたお味で、
ソースかけてみたらちょうどよくなりました。
食べてるうちに店中に煙が充満してきて視界が霞んできました。焼肉屋以上に煙が大変なことに
換気がおいついてない模様
それでも愛好者がいる不思議なレストラン。
以前浅草で昔ながらの大衆そば屋さんに行ったときの感覚が蘇りました。
お店が、昭和初期のサイズ感で。
昔の日本人は小柄だったからこれが普通だったんだろうなあとか思ってました。
当時から大都会の銀座や浅草などは、今もですが昔はさぞや華やかで賑わっていたんだろうなと何十年も昔に思いを馳せ、タイムスリップした気持ちに。
まるで、コンセプトレストランで、これはこれで楽しい。
真新しくもあり懐かしくもありほっこりします。
この2軒は店は狭いし相席になったりするし、
煙は目にしみるし、
難ありなとこもあるのだけど、このまま令和もまた次の時代も、、、末永く維持してほしいと思いました。
今の時代ほんと希少です
おまけ
こちらは私の地元の洋食屋さん。
ついでに。
津市内の3大老舗洋食屋さんのうちの一つです。
レストラン早川好きな人は、ここも機会あれば、
オススメ
(三重県ですが)
きっと好きです。
一番有名な洋食屋は東洋軒ですが、こちらは天皇の料理番の秋山徳蔵氏が三代目料理長を務めたあの東洋軒の出張所として始まったお店。
敷居も高いし料理のタイプも値段設定も店の雰囲気も違いまた別物ですね。ドレスコードもなんか気にしちゃう。
来訪者はうなぎ(有名)か東洋軒に行きたがる人多いので、中津軒にいきなり行く人はいませんが、
いきなり中津軒行ったら通ですね。
お店は戦争で焼けたため戦後の建物ですが十分レトロな洋館。
明治時代の創業なので歴史のあるお店です。
読んでいただき有り難うございました
皆様にとって心穏やかに過ごせる
良き一日になりますように
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