松阪・老舗の味…糀屋太郎兵衛商店と柳屋奉善 | Beautiful Days ・・・小さな足跡

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2008年6月生まれ13歳のチワワの愛実(あみ)と暮らす日々を綴ったブログです。2009年4月生後9ヶ月の頃から始めたブログです。
他愛ない日々の出来事、手作りごはん、病気の治療、旅行やお出かけなど、愛犬メインに色々とマイペースに書いてます!

豪商のまち松阪交流センターの方に見所など教えて頂き、おいしい量り売りのお味噌のお店があるとのことで行ってきました。
お味噌も扱ってますが、正式には味噌屋じゃなく、「糀屋さん」でした。
お店の名前忘れちゃって、「量り売りの味噌屋さんの場所知りませんか?」と色々な人に聞いたけどわかってもらえず、
検索して「糀屋太郎兵衛商店」だと判明し、グーグルマップで検索して行きました。
 
すごーい風格!
 
思わず写真スマホ撮らせていただきました。
 
 

 
後から、調べてわかったことですが、こちらのお店は、昨年2020年に国の有形文化財に登録されたそうです。
江戸・明治の商家の風情を伝える貴重な事例で、今でも江戸・明治を受け継ぐ量り売りのスタイル。(お味噌は100g~)
創業ははっきりはしないそうですが、江戸時代頃で、現当主が19代目位らしい。
この建物は松阪大火のあった明治26年(1893年)頃再建されたものらしいですが、築127年位の建物!びっくり
 
お味噌も樽で保管、常温で腐らないほど店内は寒かったですがゲホゲホ(暖かくしたら味噌や糀が劣化するからね)、明治時代の家屋を維持しこのように商いを続けていることは本当に貴重で価値あることですよね!
効率化を考えると簡単ではないかもしれませんが、今後も維持していただけますよう願ってます。
 
店内の写真は撮ってませんが店内は外観よりインパクトあります。
まさに、タイムスリップ状態!
景観維持のために外側だけ江戸時代風にする町並はよくありますが、
ここはほんまもん!店の中までです。
 
糀は予約の分のみで買えませんでしたが、糀味噌と赤味噌を買いました。(母が)
3軒分なので6個あります。
 
私は、あみあしあとを車に待たせていたので、先に車に戻ってましたが、母がやたら帰ってくるのが遅くて、どうしてかと思ったら、量り売りということもあるのでしょうが、ラッピングがご丁寧だったらしい。
300g×6パック↓紙がついてるほうが糀味噌という区分
 
 
糀味噌はふんわり何とも上品な香りで甘くて美味しいお味噌でした。ニコニコ
赤味噌はまだ食べてませんがこの分では期待できそうルンルン
 
お値段はうろ覚えですが、赤味噌62円/100g、糀味噌110円位/100g(忘れた)と大量生産品と比べても安い位。!!
 
色々オススメありますが、この味噌屋さん、じゃなくて「糀屋さん」、オススメです。
こののし紙も当時のものなんでしょうね。電話番号124番と3桁!(ちなみに今の市内局番は6桁)
今の番号の下3桁と同じでした。
 
今日は、自宅に持ち帰った分を初めて開封して容器に入れました。
 
我が家のおみそたち集合ハート
 
市販の赤味噌(八丁味噌)とこうじ味噌(コープの信州こうじ味噌)の在庫あるので四種類になりました。
味噌は健康食品なので!なんだかうれしい音符
味噌汁、味噌料理色々アレンジできそうニコニコ 
 
だいたいいつも赤味噌と糀味噌や白味噌など二種類使ってます。素材に合わせて使い分けたりブレンドしたりします!
キムチチゲにも赤味噌少しいれるとコクと旨味がアップしますよ!
 
  糀屋太郎兵衛商店
  住所: 松阪市魚町1773
  電話番号: 0598-21-0124
 
 
お次は、こちらも老舗の御菓子屋さん「柳屋奉善」(やなぎやほうぜん)
和田金の隣にあり、この前記事にした中華そばの不二屋の近くなのでこの3つのお店はセットで訪れることが多いです。
 
ブログアップにあたり、調べたら創業天正3年(1575年)、安土桃山時代でしたびっくり
滋賀県日野町で天正3年に創業した御菓子司でしたが、豊臣秀吉の命で近江日野城主だった蒲生氏郷(がもううじさと)が伊勢松阪城を築くにあたり、こちらのお店もお引越ししたということ。
 
 
歴史は長いお店ですが、お菓子の種類豊富で、和菓子だけでなく、クッキーなどの洋菓子もあってちょこちょこ色々買いが楽しめます。ルンルン
 
老伴(おいのとも)という御菓子が一番歴史が古く看板菓子の一つ。
中の羊羹は昔はもっと固かったようですが、このお菓子は天正3年(安土桃山時代)にはあったとのこと。名前は江戸時代の豪商で茶人の三井高敏が茶会で引用した詩の一節から「老伴」になったようです。
 
祖父も大好きでした。こちらの桐葉山も好きでした。
私は子供の頃は羊羹やあんこのお菓子苦手で、昔はそれほどおいしいと思わなかったけど、
だんだん和菓子好きになり老伴の美味しさもわかるようになりました。
羊羹ともなかが繊細で上品な味わいです。今回格別においしく感じました。ラブラブ
 
 もなかの面の写真撮ってませんがデザインは中国前漢時代の瓦のデザインらしく、歴史感じます。
 
新製品の蜂蜜の老伴があったので買ってみました。甘酸っぱくてこちらもおいしい!
でも、老伴は445年の歴史の味がしっくりきます。子供の頃から親しんだ味なので。
松葉の形をしたお菓子は清甘堂さんの利休まつ葉(観光交流センターにて購入)ですが、それ以外は柳屋奉善さんのお菓子です。
そして、また初めて見るものが!?
あんパンです! こちらのお店でパンが売られてるのを見たのは初めて!
多分これも新商品。
本居宣長に由来する鈴もなかという御菓子があるのですが、その餡が入ってるとのこと。
青のりいりの白あんと、小豆いりの白あんの2種。
もなかと同じお餅まで入っていて1つ90円!!スーパーのあんパンより下手したらお安いかも!?
 
 
  柳屋奉善 
  住所: 松阪市中町1877
  電話番号: 0598-21-0138
 クリックで 柳屋奉善ホームページ
 
 
松阪もめんのテーブルセンター
松阪もめん手織りセンターにて購入。
松阪もめんは、機械織りと手織りがあるそうですが、こちらは手織りのもの。
比べてみたら手織りのほうが断然味がありました。
画一化されていない微妙な色あいや風合いが素敵でキラキラ
形不揃いでアウトレット価格、なんと一枚500円でした。
手織りは、商品化されているものは小さいコースターで600円位はしていたので、かなり良いお買い物でした。
機織り機がたくさん置いてあって機織り体験もできるみたい。お願いキラキラ
 
 
まぐろの佃煮
懐かしいお惣菜です。
豪商のまち松阪交流センターにて購入
 
 
 
実家の隣町なので観光というより主に食事や買い物で行くのが中心の町でしたが、
城下町で、しかも戦争による市街地の焼失が比較的少なかったようで、なかなか興味深いエリアです。
数時間の滞在でたくさんの記事メモになりました。チーン
松阪は今回はここで終わり。
お付き合い、ありがとうございました照れ
 
今日も寒さ厳しいうす暗いあみ地方。くもり雨1日ほぼひきこもりでした。
お散歩は少し晴れた時行きましたが、
朝はこんな感じで私が起きた後もずっと寝てました。
自分の枕と布団みたいに占有してますね!
リビングの暖房つけて電気毛布温めてから抱っこして部屋を移動。
自分から寒い部屋には行きません(笑)
 
 

 

 

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うちのお宝は・・・
 
ベタですが、この子ダウンピンクハート
神様からの贈り物。とっておきの預かりものです。
いつか神様にお返ししないといけませんがショボーン、その時まで大切に育犬します!
 
 


 

コインご訪問ありがとうございましたコイン
今日はとても長くなりましたが、
読んでいただきありがとうございました

 

  

 
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