今日は、午後から実家の近くにある獣医さんにアミを連れて行ってきた。
一月分のフィラリアの薬をもらうのと、心音を調べてもらうためだ。
先月、挨拶がてら行った時に聴診器を当てた際に、心音が通常より早かったのと雑音があった事が気になって診てもらった。
その結果、今日は先月ほど気になる程のものではなく、通常より早いけれども活発的なシェパードとしては問題ない範囲内のもの、との事だったので安心した。
病院の前で診察の順番を待っている時、以前訓練させていただいたお客様が犬を連れて現れた。
目が合った瞬間にとっさにお辞儀をしたけれど、向こうは気づいていなかった。
車から降りて車椅子を漕いでそばに行ったら、お客様はすごく驚いていた。
「どうしたの?◯◯(僕)さん…」
そのお客様は、ワンの年齢は11才、11年前からお世話になっている。
僕はざっと事故の状況の事などを話した。
話している中で、僕は何度も「もう、(脊髄をやられちゃってるから)しょうがないんですよ」と話した。
話をしているうちに、そのお客様は涙をぽろぽろ流し始めてしまった。
「何でだよ 何で◯◯さんが…」って、何度も何度も悔しがってくれた。
そうやって僕の大切な人が僕の事を心配してくれて悔しがってくれるのを見るたびに感じるたびに、僕は加害者を憎む気持ちが、殺したくなる感情が、沸き上がって遡ってくる。
それは、事故当時も今も変わらないかな
ただ変わった事は、目の前で僕の大切な人が僕の為に泣いてくれた時に、つられて泣かなくなった事。
それだけ強くなった事かな、って、自分では思う。
さっきだって、最後まで笑ってお客様を宥めていたし(^^ゞ
それだけ車椅子になった自分を、事故当時よりは認めてきた、って事なのかもな。
なかなか遅い成長だけれど(- -;)
今日は、そんな「新しい自分」を発見する事ができた。
明日は、どんな自分の「新しい音」が聴こえるかな?
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