こんにちはF-logです。
今回は制作のお話を少し。
あみぐるみというものがどうやって作られているのか。。ということを知らない方にもわかりやすく説明できるか心配ですがまずはそこから。
文字通り『あみぐるみ』というのは糸を編んで綿(その他もあるかな?)をくるんで形を作ります。
『ぬいぐるみ』は布を塗って綿(その他)をくるんで形を作ります。
あみぐるみの場合、頭や体四肢などそのほとんどが糸でジョイントしてあります。糸なので伸びますし、また布に比べて穴が多い状態になっております(繊維が粗い感じ?)。なので、細工がしにくく、ぬいぐるみやテディベアのように各箇所が動くようなパーツを使ってジョイントすることは難しいのです。
ですが、ワイヤーをあみくるんで四肢を糸で繋げば、手足などを好きな形に変えることが可能です。しかし頭を好きな方向に動かすこと(左右)は大変困難になります。なぜなら頭部にワイヤーを編み包むことができないからです。編み込んだとしても糸でジョイントした時点で、左右に動かなくなります。
ここで左右好きな方向に頭部を動かすようにするならば、テディベアなどで使うジョイントパーツを頭部と体に仕込まなければならなくなります。
ここまで読んでくださった方はお気づきかと思いますが、先にも述べた通り『糸は穴が多く、緩みやすく、伸びやすい』ため、パーツを取り付けることが大変困難なんです(特にF-logで使用している毛糸は)この3点をクリアしなければジョイントパーツを取り付けることは不可能なんです。また、むりくりつけたとしても『伸びる』ので、下に引っ張られて、頭の形が変形してしまいます。
その難点をクリアしてF-logのあみぐるみの今があります。ヘッドが動くあみぐるみを制作されている方は、本当にご苦労されてると思います(私も同じくなので)いや、私だけかな?いや、そんなことないと思う笑。
糸で繋いでしまえばとても簡単なのですが、こちらを向いてくれたら嬉しいですよね。顔が左右に動くことで、他の好きなものと見つめ合わせたり、好きな方向を向いてくれたら嬉しいですよね。もちろん手足も好きなポーズをとっていただけます。
少しでも『好き』をたくさん増やしたくて、今日も日々試行錯誤です。
さて長文になりました。F-logのあみぐるみの良さが少しで伝わったらいいな。。と思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。