吉村広野のブログ
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『風の祝祭』2020年の公演を終えて

昨夜演劇集団青涯2×2演劇『風の祝祭』、2020年の公演は全て終了しました。

プレ公演も入れて1演目8ステージは自己最高記録です。会場管理・受付・音響照明舞台監督をやりながら、演者になる。今までの経験全ての集大成。

昨夜の本番前に、演出のちょっとした一言で、役との出会いがやってきました。演出意図も同時に理解しました。4ステしかなかったら起こらなかったこと。あと5cm掘り進めたら金脈にぶつかるのに掘りやめてることが、一体今までいくつあったのだろう。ロングランがもたらしてくれるものは、計り知れないです。

お客様の反応で、やってるこちらも台本の意味を知るのです。今この舞台をやっている意味も。1ステージごとに味わいは全く違いますが、全ステージが大切な、美しい時間でした。
ご来場のお客様に感謝致します。

まだまだ続きますが、このご時世、これが人生のラストステージでも悔いないか、自分に問いながらつとめていきたいと思っています。本当は、このご時世でなくてもいつだってそうなのですが。

この1年を振り返ると、ただ『楽しかったな』という一言につきます。自分の手で新しい時代の扉を押し開けた1年。3月の旗揚げ公演が遠い過去のよう、年々1年1年が過ぎるのが早くなるという現象は、私は経験したことがありません。時間は滔々と流れながら、私に様々なことを教えてくれます。

一緒に過ごして下さっている皆様に感謝、来年もどうぞよろしくお願い致します。

演劇集団青涯第2回公演『風の祝祭』

 


公演のお知らせです。

 

演劇集団青涯第2回公演

2×2演劇

『風の祝祭』

 

 

2×2演劇の開催について

 

出演者2名、観客2名限定の演劇公演を開催致します。

全てのスタッフワークも、出演者2名が兼任します。

出演者は2名とも、フルフェイスマスク(仮面)を着用いたします。

 

 

上演に寄せて

 

豊かさの本質とは何か、本当に大事な事は何なのか。今、それが一人一人に突きつけられ、問われている。

世界の裏側に確かに存在するもの。存在すら拒まれ、所有しない事、属さない事を選んだものたちがいる。

彼らは「影」であり、「流浪」であることを予め決定づけられていた。

これはそんな聖なる被差別者達の祭典である。

 

青涯主宰 嶋津和子

 

 

俳優の仕事の半分は、客席の沈黙を聞くことと考えています。

劇場という非日常の場では、目に見えない計り知れないエネルギーが渦巻き、行き交っています。

差し上げたり頂いたりすることで、私は生き延び、育てられてきました。

そして毎公演必ずと言って良いほど、なぜそんなことを認識したか説明がつかない体験をし、

お客様から全く想定外の感想や反応を頂いて、

いつしか人間というものへの畏敬の念を抱くようになりました。

現在私たちは旅行もままならない状況にありますが、

どんな人間でも、異界やパワースポットは自分の内にあります。

遠くて近い時間旅行に出かけませんか。

オンライン配信は、致しません。 

 

青涯主宰 吉村広野

 

 

    台本・演出  嶋津和子

  出演     吉村広野  嶋津和子 

  総合美術監督 脇谷紘

  音響協力   KO.DO.NA

  企画・制作  大竹ひろの

  主催     青涯

 

日時 2020年12月12日(土)~

   毎週土曜日 15時/18時  日曜日17時

   無期限ロングラン(休演日あり。)

   開場は開演15分前

   

   12月12日(土)15時

            18時 満席

      13日(日)17時 満席

 

      19日(土)15時 残1席

            18時 残1席

      20日(日)17時

 

      26日(土)休演日

      27日(日)17時 満席

 

    2021年1月

      10日(日)17時 残1席

      24日(日)17時 満席

      30日(土)15時 残1席

            18時

      31日(日)17時

       

       

チケット 2500円

予約 artspacemizonokuchi@gmail.com

   お名前・来場希望日時・当日連絡可能なお電話番号・メールアドレスをお知らせ下さい。

問合せ 070-3660-5820(青涯・アートスペース溝の口)

会場 アートスペース溝の口

(東急田園都市線・大井町線 溝の口駅徒歩4分)

https://artspacemizonokuchi.storeinfo.jp

〒213-0033 神奈川県川崎市高津区下作延2-9-39

(アートスペース溝の口は、稽古場兼ギャラリーとして、ジャンルを問わず才能ある方を応援するため、公共の施設と同程度の料金でお貸し致します。諸々どうぞご相談下さい。  オーナー 大竹ひろの)

 

上演時間は1時間を予定しております。開場中終演後は、換気のため窓や入り口ドアを開けさせて頂きます。どうぞ体温調節しやすい服装でお越し下さい。入り口にて非接触型体温計にて検温させて頂きます。37.5°C以上の発熱のある方は、入場をお断りさせて頂きます。マスク着用、手指のアルコール消毒にもご協力下さい。

チケットお支払い方法は、当日現金のみとさせて頂きます。体調不良等の場合、キャンセル可能です。当日開演2時間前までにお知らせ下さい。観客1名の場合は開催、観客0名の場合は公演中止とさせて頂きます。出演者に発熱等の症状がある場合は、公演中止とさせて頂きます。ご予約の際、必ず当日連絡可能な連絡先をお知らせ下さい。

 

演劇集団青涯HP

 

https://r.goope.jp/seigai

 

 

緊急事態宣言中の5月、相棒嶋津に2×2演劇を提案したところ、2×2の字面にインスピレーションを受け一晩で台本を書き上げ、6月から実現に向け稽古及び様々な創作実験を繰り返してきました。コロナが生んだ、自信作です。『全てのスタッフワークも、出演者2名が兼任します。』と言える、今まで経験の全てに感謝。公演回数を重ね、大切に育てていきたい作品になりました。

ご予約お待ちしております。

 

 

 

 

演劇集団青涯第二回公演 準備中

演劇集団青涯第二回公演に向け、大道具製作。出来上がりはあまりに良すぎて、もったいなくてネット上なんかで見せられない。お客様のためにとっておく。美術家脇谷紘氏に深謝。自分の手で作ると美術家の仕事への理解が増す。尊敬が深まる。

木材が真っ直ぐ切れるスキルが身についていてよかったなと思う。どうしても完成が見たくて、作業が終わった時には日付けが変わっていたけど、単純な話、自分の手でものを作るのは楽しい。人と一緒に作った方が楽しいし、労働の後の飯はうまい。木の香りも良い。

若い時の苦労は買ってでもした方が良いかはわからないけど、別にコロナじゃなくても公演当日スタッフが死ぬこともあるわけで、アイウエオ順に携帯に入ってる照明家に電話して誰か捕まえるとか出演者の自分が照明吊るとか、水害等お客様の命に危険が及ぶ可能性があるなら公演中止を瞬時に決断するしかないとか、そんな日の1週間後出演者急病のため出演できない可能性が出た時、数年前に自分が出演した台本だったのでセリフ全部暗記の長期保存がきいていたので代役をかってでて公演中止決断だけは回避するとか、
『なんとかする』
『どうにもできないことは諦める』
経験があると、その後の人生で得体の知れない自信を持って生きていかれるのは確かだ。

演劇集団青涯は、脚本・演出・出演・制作・衣装・大小道具、全員集合して私と嶋津和子の2人だけっていう、クラスター発生確率がとても低い、まるでコロナ到来を予測して一年前に結成したみたいな集団だ。誰もいない大平原をひとり馬に乗って闊歩していたら、後ろから『吉村さーん!一緒に演劇やりませんかー?』と馬で疾駆してきたみたいな嶋津和子だが、どうも
『まず餌付けする』
『アメとムチをやる』
『ほったらかす』
を図らずも自然にやってしまったら勝手に育ってくれた人材みたいだ。今はどちらが前でも後ろでもなく並走している。青涯に新人入るとしたら、才能と魅力あるのに何すればいいかわからなくてウロウロしてる若者ふんづかまえて馬の後ろに乗せ『どこに行くんですかー?吉村さーん‼︎』『自分でもわからないんだ。行けるとこまでさ。安心しろ飯だけは食わせてやる』っていって疾駆する、っていう感じだろうかな。つまり、まず餌付けする。今どきの才能ある若者がチケットノルマ課されて何年もかかって修行しないとだめだよと言われておっさんの過去の自慢話や昔は良かった話を何十回も聞かされて、ついて来るはずがない。誰かが良い事考えてくれるの待ってないで自分で考えるそして行動する、つまり独学できる奴しかいらない。失敗は一緒に受け止める、解決策を一緒に考えて必ず再チャレンジさせる、くらいはするかもしれない。そして独学できる奴から時間を奪いとってはいけない。そういう人材は実は何のジャンルに進んでも伸びると思うし、やりたいことが明確になったら独り立ちしていくべきだ。餌付けしてあれば、たまに戻ってきてくれて楽しい時間を過ごすこともあるだろう。

公演会場入りしたら、50人前のカレーか何かまかない作って意思決定だけしてたらあとはやってくれる、っていうのいいなって思う。大変だけど、できないかって言ったらできなくはないし、楽しそうだなと思う。根拠はないけどなんとなくいつか実現しそうな楽しい未来として、夢想している。

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