【仏】ぺろりと食べる | フランス語と英語

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一緒に楽しく勉強しましょう(^o^)

フランス語で白いアリゲーターの記事を読みました。
(アリゲーターはワニの1種)

アルビノ(メラニンがない)の白いアリゲーターは自然界では目立ってしまうので・・・、というところでこんな文が:
Souvent, leurs prédateurs (tortues, poissons, etc.) n'en font qu'une bouchée. Leur espérance de vie est quasi nulle.(出典:1jour1actu)
※ leursはアリゲーター

1jour1actuは子ども新聞ですがこの文の意味が全然分からない(・o・;)
そこで大人しくしらべました。

【単語と熟語】
★ ne faire qu'une bouchée de ~
 ~をぺろりと(一口で)食べる
  ~をあっさり片づける

→ une bouchée(ブシェ):ひと口(の量)
→ ne ― que ~: ~しかない

※文中では代名詞のenが使われています。
 en = de + 名詞(アリゲーター)

★ quasi(カジ) : ほぼ、ほとんど~も同然

★ nul(le) (ニュル): 無、ゼロ

★ espérance de vie : 平均余命(英語は life expectancy)
(エスペらンスドゥヴィ)


よって訳は:
しばし、(アリゲーターの)捕食者(亀、魚など)は彼らをぺロリと食べてしまう。よって平均余命はほとんど無い(すぐに食べられて死んでしまう)。


ne faire qu'une bouchée de ~の例文をインターネットで探したら、ソチオリンピックの記事が見つかりました:

Le Canada ne fait qu'une bouchée de l'Autriche
カナダはオーストリアをあっさり片づけた(圧勝した)。



3月は少し忙しいので、更新のペースがゆっくりになるかもしれません。