Paris Guitar Festival 3 | GGAGのブログ

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欧州製ハイエンドギター・ベースの国内輸入元ノイベラックスと直営店アムグリフブレットの公式ブログです。楽器の紹介、楽器工房訪問レポートなどを書いています。

個性的な楽器が並ぶパリギターフェスティバルの中から特に気になった物を写真で紹介します。

まずこちらは木製パネルの平面スピーカーとアンプです。

オンドマルトノ(テルミンに鍵盤がついたような初期の電子楽器)に付属していたスピーカーシステムを彷彿させます。

共鳴弦が張ってあるモデルもありました。オーディオソースを鳴らしても良い音なのですが、一番印象的だったのはアコースティックギターを鳴らした時の音です。ギターアンプで鳴らしたのとは違う、ギターのボディーがそのまま大きくなったようアコースティックな音になりました。

こちらはすでに本ブログでも紹介しているフランスのエフェクターブランドKeyztoneです。製作者のアンブロイゼに会って話し、実機を試すことは今回のギターショウ参加の目的の一つでした。この会合から正式に弊社がKeyztone製品の輸入元となることが決まりました。

写真はありませんが、この時に偶然出会ったのが同じく弊社が輸入元を務めるThrilltoneです。Thrilltone製作者のピエールとは秋に再会しました。

このギターはブリッジが音叉のように共鳴することで一般的なアコースティックギターとは異なる音質(言うなれば鉄琴のような)の倍音を多く含んだ音になっています。

フランスのルシアー、アンプ・ペダル製作者のコミュニティーであるGuitar DivisionのCEO、デヴィッドと彼が手がけるスピーカーキャビネット。スピーカーが取り付け面に対して斜めに設置されていてプレーヤーがモニターしやすくなっています。

2002年の創業時からの友人であり、フランスを代表するルシアーの1人フレッド・ポンズと彼の作るKopo Guitar。

ボディーのサイドとバックはひと塊の木材をくり抜いて作り、ボディートップにはカーボンを使ったアコースティックギターが長年の彼のスタイルでしたが、この10年ほどはカーボンは使わずに布や竹を使った意欲的な作品を発表しています。