その作曲家は 故 小林亜星さん。
昭和35年生まれの私が、意識して好きになったメロディーの最初は、この方の作品でした。
昭和39年(1964年)に「ワンサカ娘」は弘田三枝子さんの歌唱でテレビCMとして流れました。Youtubeにはシルヴィ・バルタンの歌唱バージョンもありますが、今回は 多くの亜星作品をアップされている「Release - Topic」様から全てお借りしました。
で、次に紹介するのは 「まっちゃん様のブログ 酒と薔薇の日々」で美味しそうなトマトの記事がアップされていたことがきっかけで頭に浮かんだCMソング。
作詞は阿久悠さんでして、歌唱は「はしだのりひことエンドレス」が担当。彼らの活動期間は昭和47年秋~49年夏(1972~74年)まででしたが、その間にカゴメ・トマトケチャップのコマーシャルソング「赤いキッス」が彼らの歌唱でテレビCMとして登場したのです。
赤いキッスは どなたもどなたも
経験できますです
赤いキッスは いつでもいつでも
経験できますです
まっ赤なまっかなケチャップが
ア、ケチャップが
なんとかちゃんの 口びるに
ツイツイ見えてくるのでありまして
赤いキッスをなんども なんども
なんども こころみてしまうのです
ああ 君知るや 赤いキッス
赤いキッスは とってもとっても
道徳的なのです
赤いキッスは あれこれあれこれ
悩んじゃだめなのです
まっ赤なまっかなケチャップに
ア、ケチャップに
なんとかちゃんの 口びるを
チラチラ思い出すのがグーでして
赤いキッスをホンワカ ホンワカ
ホンワカ こころみてしまうのです
ああ 君知るや 赤いキッス
まっ赤なまっかなケチャップに
ア、ケチャップに
なんとかちゃんの 口びるを
チラチラ思い出すのがグーでして
赤いキッスをホンワカ ホンワカ
ホンワカ こころみてしまうのです
ああ 君知るや 赤いキッス
この他にも「小林亜星」のお名前で検索すれば 日立の「この木なんの木」とか、生保の「日生のおばちゃん」とか、森永の「チェルシー」のCMソングとか、「あれも知ってる・これも歌える」という亜星さん作曲のコマーシャルソングが山のように見つかります。なので、ここでは次の曲のエンベッドで終わりたいと思います。
このCMソングは作詞も亜星さんでして、私にとっては飲んでいるのが「白鶴」であろうと「月桂冠」であろうと、CMに登場していた 故 田宮二郎さんの雰囲気と、加藤登紀子さんの歌唱がこころの琴線にビンビン来てしまう、そしてついつい口ずさんでしまう大好きな歌です。
白い花なら百合の花 人は情と男だて
恋をするなら命がけ 酒は大関 心意気
赤い花なら浜なすの 友と語らん故郷(ふるさと)を
生まれたからにはどんとやれ 酒は大関 心意気
夢は人には見せぬもの 勝負する時や馬鹿になれ
それでいいのさ男なら 酒は大関 心意気
女泣かせるやつよりも 好きだといわないその背なに
女ごころはもえるもの 酒は大関 心意気
花と咲くのもこの世なら 踏まれて生きる草だって
唄を唄って今日もまた 酒は大関 心意気
執筆者への愛のムチを
頂けましたら幸甚です