チョン・スミン(演者:ソン・ハユンさん 송하윤씨)を階段まで追い詰め、彼女が死亡する事故の筋書きを話して聞かせるパク・ミンファン(演者:イ・イギョン さん 이이경씨)。
スミンに向かって、「これ以上 俺の邪魔をするな。死ぬのは君だ」と彼が言ったセリフは、カン・ジウォンの1度目の人生を終わらせたときに口にした言葉をなぞるようでした。
その言葉を聞いたスミンはあざけるように笑いながら、
「私の保険金を狙ってるのね。思い通りになるとでも?」と言うと、ミンファンは彼女の髪の毛を掴んで、「なるさ」と応えてスミンの頭を揺さぶります。
その時、とっさのタイミングをとらえたスミンは、パク・ミンファンの股間に力いっぱいの蹴りを入れ、さっきまで優勢だった彼をフロアに転がしてしまいます。
妻にした女性2人共に「金〇」を蹴られてもだえ苦しむパク・ミンファン
スミンは 転がりながら呻くミンファンを見下ろして高笑いしながら、
「アソコが使えなくなったりして」とからかった後、階段下で立ち上がると、
「前からよね。ジウォンから聞いたわ。無精子症なんでしょ?」とあざけります。
何も知らないミンファンが
「何の話だ」と叫ぶと、彼を見下ろしながらスミンは
「男として失格ってことよ」と告知し、さらに続けて「よく聞いて、流産したんじゃなくて妊娠してなかったの、分かった?」と真実を教えると、先に床に落としていた包丁に目をやります。
その時ミンファンの目も同時に、床に転がる包丁を見ます。
先に包丁を手にしようと駆け出す2人。
一歩先に出たスミン。「待て、こいつ」と後ろから彼女の右手を掴んだミンファンは、再び彼女をテーブルに押さえつけようとします。
スミンも「放して」とミンファンの手を振りほどこうと暴れますが、その時、彼女の空いている左手がテーブルの上に在ったウィスキーグラスを掴みます。
そして、「放しなさい」と叫んだ彼女は、左手に掴んだウィスキーグラスをパク・ミンファンの頭に打ち付けたのでした。
粉々に砕けるウィスキーグラスと、瞬間的に棒立ちになるパク・ミンファン。
そこでスミンは渾身の力を両手に込めて、「(この世から)消えて」と唱えながらパク・ミンファンの胸を突き飛ばします。
そしてその行動は、ミンファンがカン・ジウォンの人生を奪った時にやったのと同じ行動なのでした。
ジウォンの両肩を押した時のミンファンと、ミンファンの胸を押す今のスミンと…。
スミンが押し、ミンファンは仰向けに倒れていきます。
カン・ジウォンが亡くなった時の状況がインサートされる印象的なシーン。
自宅マンションのリビングでカン・ジウォンの身に起きた事故が、
今、オ・ユラが用意した一軒家の中、パク・ミンファンの人生で再現されました。
つづく~
何度も再現されるやっつけ仕事…
すこし寂しい気がするパク・ミンファンの最期
一度言ったけど 再度 イ・イギョン さん 이이경씨 に拍手!
執筆者への愛のムチを
頂けましたら幸甚です