”もぉ~背負い投げでも、ライナー投げでも、地獄車でもエエから早よ投げろや~”
このネタが解るアナタは 私と同じお年寄り確定~
…と お怒りの皆様に、先にお詫びしておきます。多分、今回の その4 でもジウォンの背負い投げシーンには到底たどり着けません…ゲホ・ゲホ~
いよいよチョン・スミン(演者:ソン・ハユンさん 송하윤씨)が仕掛けてきた罠である、ユハンデパートの料理教室に初参加するために、彼女と一緒に廊下を歩いて来るジウォン。
と教室前の受付で中高年の女性が駐車場の超過料金を請求されたことに怒っているのが見えました。係の女性から名前を尋ねられた女性は「キム・ジャオクよ!」と名乗り、パク・ミンファンの母親であることをジウォンは確認します。
ジウォンはスミンと共に先に教室に入りますが、「2時間のクラスで駐車された時間が6時間でしたから…」と料金請求をする受付女性と、「生徒の車一台くらい、いいじゃないの。今まで(そうしてて駐車代金を)払えと言われたことは無いわ」と主張するキム・ジャオク(演者:チョン・ギョンスンさん 정경순씨)のやり取りで、このミンファンの母親の非常識レベルが良くわかるようになってましたね~
そんな ひと悶着を済ませたミンファンの母親と連れの女性は、先に教室に入って準備をしていたジウォンたちのスペースにやってきて、
「私の場所よ」というなり自分の荷物を置いて、ジウォンのバックを向かいのコンロの方に放り投げてしまいました。
『ひどい、どの場所を選ぼうが自由ですよね?』とジウォンが抗議すると、
「なんですって? 年上に歯向かうとは。どいて、あっちに行ってよ」と構わずにキム・ジャオクはジウォンを押しのけるのでした。
すると、この中高年女性がパク・ミンファン代理の母親だとすでに調べて知っているスミンは、
「すみません。移動しよう。失礼しました」とジウォンの手を引いて違う場所に移り、彼の母親に良い印象を残そうとします。
しかしジウォンの方はミンファンの母親キム・ジャオクを怒らせるために
『悪くないのに なぜ謝るの?』とわざと反発します。
若い二人を観ていたキム・ジャオクはスミンの方を見て
「あなたは話が分かる。でもこの人(ジウォンのこと)は年上に対して礼儀のかけらもないわね」と評します。
ジウォンをにらむキム・ジャオク。見返すジウォン、そ知らぬ顔のスミンでした。
さて、ここから脇役キャラクターが注目される短いシーンとなり、U&Kフードマーケティングチーム1で働くヤン・ジュラン代理(演者:コン・ミンジョンさん 공민정씨)が、家庭と仕事の両方で一人苦しんでいる様子が描かれます。
彼女の夫は仕事をしていないようで、ヤン・ジュラン代理は幼いひとり娘の世話を彼に任せているのですが、この夫がとんでもないナマケモノで 精神年齢が幼いという、韓流ドラマに良く出てくる絵にかいたようなごく潰し&非情な男なのです。
そんな家庭の苦しみを抱えているヤン・ジュラン代理は、会社では強面のイ・ソクジュン室長から不思議と助けられることが増えてきます。 そして私達視聴者が気になる事として、ヤン・ジュラン代理がお腹の辺りを手で押さえて苦しむシーンが増えてることなんですが……、
うぅ~、言えねぇ、言えねぇ、もぉー言えねぇ~
このネタが解るアナタも 私と同じお年寄り確定~
そして、画面は再び「ユハンデパートの料理教室」に戻ります。
教室の調理台の上では、中高年女性キム・ジャオク(パク・ミンファン代理の実母)の斜め向かい側に居るチョン・スミンがしっかりとした包丁さばきでニンジンを切っていて、それを見ていたキム・ジャオクからほめられて「料理が趣味なんです」なんてアピールをしています。
一方ジウォンはというと、わざと手際を悪くして、ニンジンをハスに切るのもゆっくりと切っていて、キム・ジャオクから
「それにくらべて、そんな調子じゃ日が暮れるわね。完成するのは明後日の朝かしら」と皮肉を言われています。まあ、それがジウォンの狙いなんだけどね~
さらにキム・ジャオクを挑発するために、ジウォンは
『(完成するのは)明後日の午後です』なんて言います。
「何て?午後?」とジャオクが聞き返すとジウォンはすました顔で、
『それまでは彼が料理してくれるので』と答えて微笑みます。
「昔は男性が台所に入るなんてありえなかった」と憎々しげなキム・ジャオク。
『昔とは違います。現代で良かった~』と、さらに挑発笑顔満開のジウォン。
「あなたみたいな人は、どんな家に嫁ぐのか 容易に想像できるわね」
と二人の言葉の応酬が続いた後で、
「ジャオクさん、できましたか?」と料理教室の先生から声がかかり、先生が彼女の横に立ちますが、ジウォンの相手をしていたキム・ジャオクはまだ料理が完成していませんでした。
「(まったく目障りな女ね)」と腹を立てているキム・ジャオク。
ジウォンのすること全てが気に入らない彼女は、料理教室の先生の胸を掌でたたきながら、
「先生、料理もできないくせに男性に色目を使う女には気をつけてくださいね!」なんて言ってます。
そして調理時間が終了。
調理台に並んだ カン・ジウォン手作りの料理を観た先生は、「素晴らしい出来栄えですね。言うこと無しですよ。満点です」と感嘆しています。
その様子を横目で観るチョン・スミンもキム・ジャオクもジウォンの美しい料理に驚きを隠せません。
ここで、画面には誇らしげな顔のジウォンの「回想」が入ります。
『前回(前の結婚当初)は料理が出来なかった』…と彼女は振り返ります。
ミンファンとの結婚後に、姑のキム・ジャオクから野菜を切らされたり、梨を剥かされたりといったきびしい訓練を繰り返しさせられたシーンが画面に映ります。
梨の皮を剥くのにも、「もっと薄く剥きなさい」とかいった注文が飛んだものでした。
そして2013年、2度目の人生を生きている「今のカン・ジウォン」は目の前にいるキム・ジャオクを見ながら
『お義母さまのご指導のおかげね』と ある意味、過去に味わった姑の意地悪ともいえる料理の特訓に関しては感謝する気持ちでいました。
キム・ジャオクは胸の中で
「(なかなかやるじゃない。どうしてこんな子が?)」と納得がいきません。それで、
「見た目が良くても、美味しくなきゃ意味がないわ」といって、ジウォンの料理に手を伸ばし、一口つまんで食べてみると、なんと先生の作った料理と同じ美味しさです。
「そんな…。先生と同じ味だわ」と、ケチをつける言葉も失くしたキム・ジャオクでした。
ぐうの音も出ない、かっての姑の姿を見たジウォンは、(当たり前ですよ)という顔で、
『(この教室のレシピを私に教えてくれたでしょ?)』と、心の中でキム・ジャオクに語り掛けていました。
『お口に合って良かったです』と、もはやチョン・スミンとパク・ミンファン代理の母親に対する勝利宣言とも言える言葉を口にするジウォンでした。
教室が終わった後で、ユハンデパート内のコーヒーショップの前でスミンはジウォンに
「習ったことあったの?」とたずねます。
『ないわ。なんとなく覚えた。綺麗に作りたくて丁寧にやったの』とジウォン。
「にんじんのラぺなんて初めて知った。」
『ラぺはお父さんが作ってたから知ってた』
「おじさんね。やさしい人だった」
などと会話をして、出来上がって来たカフェのカップを受け取ると、スミンはジウォンに
「ショッピングでもしましょ」と声をかけて誘います。
すると丁度その時、すぐ近くにパク・ミンファン代理が私服で立っているのを見つけたジウォンが
『ミンファンさん!』と手を振って声をかけます。
ジウォンと一緒にスミンが居るのに少し驚きながら二人に近づくミンファン。ジウォンは
『洋服を買ってもらうの。一緒に見て』とスミンを誘います。ミンファンは
「まさかスミンさんも来てたとは… 知らなかった」と頭の整理がつかない状況です。
そこでジウォンはさらにスミンを挑発するために、わざとミンファンの腕を取って
『ねぇ、ご両親との顔合わせはいつにする?』と聞きます。
「そろそろ予定を決めないとな」と答えるミンファンを見たスミンは、
「私は行くわ。予定があるの。ミンファンさんも来るなら空けておいたのに」と意味深な言葉を口にします。
そして!
さあここで第9話における、雨爺さん2回目の「怖いヨ~」シーンの登場です
二人の前からの去りぎわに、スミンがジウォンに
「今度何かおごらせて。まだ命の恩人にちゃんと御礼をしてなかったから」と言うとジウォンは、
『分かったわ。(とミンファンの顔を見つめて)今日は2人でデートね』と、またもやスミンを挑発します。それにミンファンが
「そうだなぁ、嬉しいよ」と笑顔を見せると、スミンはつかつかと近寄って、ジウォンの左二の腕を取ったと思うと、まるで「お仕置きよ!」と爪でも立てるようにキツく握りました。
そして振り向いたジウォンの顔をにらみながら、「全部あなたの為だから」…
なんてわけわからんことを言うんですよー
え~ん、(つд⊂)エーン、怖いよ~
と、雨爺さんが失禁しそうになったところで
(恐怖じゃなくて老化か?)
またもや耳にタコ、口にスルメイカのおわび~
此の、その4でも多くのシーンイメージを貼りつけ過ぎましたので、
ここで一時中断させて頂きます~
まだドラマの33分までしか進んでへんけどな…
今回は悪女チョン・スミンを演じるソン・ハユンさんです
悪女がしっかり悪いからドラマがとても面白い!
『私の夫と結婚して 내 남편과 결혼해줘』第9話~ジウォンがミンファンを背負い投げ~:その5…へつづく
執筆者への愛のムチを
頂けましたら幸甚です