『ムービング』第19話「決戦」★お父さんは強かった!(その4) | 日本と芸能事が大好きな Ameyuje のブログ

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米合衆国領土グアム島と仏領ポリネシアのタヒチ島とボラボラ島しか訪れた他国無し。比較対象が少ないのに「僕に一番合うのは日本」と思う。反日国に侮辱されても毅然とした態度をとらない現在の母国には「いやんなっちゃうな~」と立腹するけど、やっぱり日本が大好き。

今夜こそ第19話紹介の終わりにしたいと思いながら「こなさん、みんばんわ!」

 

スポーツセンターの闘いの場から2人の飛行能力者(北の工作員チョン・ジュンファと高校3年生のキム・ボンソク)がチョンウォン高校を目指している頃、チャン・ジュウォンを衝撃波で苦しめていた北の工作員リム・ジェソクは、瓦礫の下から抜け出してきた怪力男のイ・ジェマンによって廊下奥の壁まで殴り飛ばされてぐったりしていました。

 

 

ジェマンの息子ガンフンが、高校の体育館で娘のヒスを助けてくれた動画を観ていたジュウォンがその時のお礼を言っている間、リム・ジェソクが再び起き上がってきますが、その様子に気づいたジェマンは素早く飛びついて彼を蹴り飛ばします。

 

 

リム・ジェソクの身体は金属の手すりを突き破って階段下の踊り場まで落ちていきました。

 

 

踊り場に転がり落ちた際にサングラスを失って慌てるリム・ジェソク。

そこに向かって、イ・ジェマンは上階から飛びかかります。

 

 

ジェマンはジェソクの両腕をしっかりおさえて「衝撃波」を出させません!

 

 

さらに、その怪力で床に押さえつけたジェソクの左腕を捩じり上げて、容赦なく折ってしまうのでした。

 

 

えーんこの時のイ・ジェマンの顔下矢印が「大魔神」みたいで怖かったヨォ~えーん

 

 

しかも イ・ジェマンは、すでに反撃力を喪失しているリムジェソクに覆いかぶさるようにして「ボコボコ」殴り続けます。

(※イ・ジェマンという人物は、息子のガンフンを痛い目に遭わせる者に対しては魔王のようになるのだということが、よくわかるシーンでした)

 

その様子をチャン・ジュウォンが上階の廊下から見降ろしていると、覚醒復活した回復能力者の大男クォン・ヨンドゥクが廊下の向こうから走って近づいてきます。

 

 

さあ、どうなるジュウォン!!

 

トランプスペードトランプダイヤトランプクローバートランプハート

 

と、ここでまた画面は変わり、銃で撃たれた足を止血したミヒョンが女子トイレから出てきます。両手で拳銃を構えて、傷む足を引きずりながら校舎の外に出るミヒョン。

 

するとそこには、イ・ジェマンによって打ち据えられ、校舎の3階から投げ落とされた怪力能力者のパク・チャンイルが血まみれで仰向けになり、虫の息で横たわっていました。

 

 

自分に目を向けたパク・チャンイルに

『あと何人いる?』とミヒョンが訊くと、

「訊いてどうするんだ」とチャンイルが応じます。

 

『全員… 殺す』と言うミヒョンにチャンイルは、

「まるで怪物だな…。 ひとつ聞きたい。なぜ-俺たちを皆殺しに?」と返します。

 

ミヒョンは顔色を変えずに

『子供を守るためなら、 親は怪物にもなるのよ』と答えます。

ため息をつくように

「やっと 全てが終わりそうだ」と言いながら、チャンイルは「だがな、その前に…」と言って、自分の胴に刺さっていた金属片を右手で抜いて振りかざしますが、ミヒョンはそんなチャンイルにとどめを刺します。

 

 

息絶えるまで闘志を失わなかったパク・チャンイル。「北の戦士」らしい男の最期でした。

 

一方 街の道路では、「運行終了のサイン」を出してバスを運転する電気男のチョン・ゲドが車庫に向かっていましたが、その途中、横断歩道を横切ろうとする女性に気づいて急ブレーキを踏みます。

 

 

で、こちらを向いて「すみません」と詫びながら頭を下げた女性を観ると、それは今日の夕方にキム・ボンソクと一緒にバスに乗せたチャン・ヒスでした。しかも彼女の服には目立つほどの血が付いています。

 

 

「こんな遅い時間に走ってるなんて 何があった?」と声をかけると、ヒスは、

『私、学校に行かないと…、失礼します!』と答えにならない言葉を発して全速力で走り去ってしまいました。

 

ヒスが走り去るのを観ながら、ゲドは今日の夕方、ヒスたちをバスに乗せた時に、二人の後を付けていた不審な男が居たことを思い出します。そしてバスのハンドルを大きく切ると、車庫ではなく彼にとっても母校であるチャンウォン高校へとバスを走らせるのでした。

 

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再び画面は 回復能力者二人が闘う姿を映します。 今回の闘いは、体格で圧倒的に勝るクォン・ヨンドゥクが優勢で、彼が大きく振った腕でチャン・ジュウォンは気絶するほど殴り飛ばされてしまいます。

 

 

ジュウォンを無力化させたヨンドゥクは、階下でイ・ジェマンから袋叩きにされている仲間のリム・ジェソクを見つけると、上階の廊下から飛びかかっていきます。

 

 

しかし、さすがの大男ヨンドゥクも、高速怪力男のイ・ジェマンにはかないません。 さらに階下の踊り場まで投げられて、ついさっきまでリム・ジェソクがされていたようにジェマンからボコボコに殴られます。

 

やがて失神状態から気が付いたリム・ジェソクは、階下の踊り場で殴られているのが、大男のヨンドゥクであることに気づきます。

 

 

とっさにヨンドゥクを助けようと リム・ジェソクは残った力を振り絞って立ち上がり、腕を広げようとするのですが、そこでやっと自分の左腕がジェマンによって折られていて、持ち上がらないことに気づきます。

 

 

ここで、 リム・ジェソクはとても悲しそうな表情にかわり、続いてカメラが、ジェマンに殴られて血まみれになりながらも

「俺は、いいんだ、ジェソク…」

とほほ笑むような表情をするクォン・ヨンドゥクの顔を映します。

 

 

ここからは回想シーンへと替わるのですが、そこでは大男クォン・ヨンドゥクとサングラス男リム・ジェソクの心をつなぐエピソードが描かれます。

 

幼少の頃から政治犯・変節者の子供として20年以上、真っ暗闇の牢獄で生きてきたリム・ジェソクが、ある日突然、異能力者を集めた部隊の戦士候補として釈放されることになりました。

 

 

深海魚のそれのように退化した彼の目は、通常の明かりの強さにも耐えられず、ジェソクは「ここがいいんです。外の明りに耐えられません。目が潰れそうで怖いんです」と、牢獄の外に出ることを望みません。

 

刑務官が「ジェソク、拒めば銃殺だぞ、早く出ろ!」と脅しても ジェソクは背中を向け、顔を伏せ、両手を合わせて震えていました。

 

すると、その頃すでに最高人民戦士の一人になっていた大男のクォン・ヨンドゥクが、ジェソクの傍によって声をかけました。

 

「俺はクォン・ヨンドクだ。俺と共に…生きよう」と。

 

その後も、任務で彼を自分たちの仲間にするために、ジェソクの苦手な光線を防ぐサングラスを「これで大丈夫だ」とかけてやり、穴倉生活の感覚を感じられるように大型キャリーバックにジェソクを入れてやります。

 

大男のヨンドゥクは、いつもジェソクが潜んでいるそのバックを持ち運んでやっていたのでした。

 

ヨンドゥクも、ジェソクも、「生きるために仕方なく戦士になった」という点で同じであり、ただの同志と言うだけでなく、お互いの優しさを分かりあっている友といえる間柄だったのです。

 

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そして現在、ジェソクは「ヨンドゥク!」と階下で殴られ続けている友の名を呼びます。

 

 

ヨンドゥクが血まみれの顔をあげて自分を観たのが分かると、「生きよう」と言いながら開いた窓に背を向けて身を投げるのでした。

 

驚いたヨンドゥクがジェマンの下をすり抜けて階段を駆け上がり、窓から下をのぞき込んだ時には、仰向けでジェマンが落ちていくところでした。

 

 

しかし、校舎の高さの半ばで落下したところでリム・ジェソクは身を翻して俯きになりました。

 

 

そしてその身体が雪の積もった校舎前の大地に打ち付けられるとき、彼の折られていなかった右腕の掌も大地を激しく叩いたのが見えました。

 

 

その時、チャン・ジュウォンは校舎が振動し始めた事に気づきます。

 

 

校長室の監視モニターでその様子を観ていたキム・ドクユン隊長も揺れに気づいて部屋を出て行きます。

 

 

すると、どうした事でしょう!

 

 

リム・ジェソクの右掌が叩いた部分から大地にひびが入っていきます。

 

 

前回も書きましたが、これはもう「怪獣映画のワンシーン」のようです!

校舎前の大地にひび割れが はいりーーーの!

(これはまだ 許せる…ぶー

 

地割れ部分から大地が「破裂」しーーーの!

(奥さん、さすがにこれはアカンでしょ!ガーン、割れるだけでやめとかんと!)

 

 

もぉ~ね、「朝鮮半島沈没」か!?…と思うような震災レベルですわ!

 

 

校舎を見上げるミヒョンも愕然!

 

 

走るヒスをバスで追いかけているチョン・ゲドや、高校の周辺でパトロール勤務に就いていた警察官たちもチョンウォン高校の異変に気付きます。

 

 

パン・ギスに連れられて先に運動場に逃げていたハン・ビョルも、崩れ落ちる校舎を眺めて「もう訳が分からない」と泣き崩れます。

えーん雨爺さんたって、訳がわからないよ~えーん

 

しかし、この崩落した校舎の中には まだ二人、 気絶したイ・ジェマンと、背中から胸まで鉄筋で貫かれたまま、ジェマンが落下しないようにその手を握り続けているチャン・ジュウォンの姿があったのです!

 

 

何という男! ヒスのパパ! やっぱりお父さんは強かった!

上矢印むりくり締めようとしとるやろぉ~、知らんけど…ドクロ

 

1話分を4回に分け、長々と引っぱってスミマセンでした。お願い

いよいよ次は 最終回「卒業式」をネタバレ祭りでご紹介いたしますガーン

それでは 皆さま、

なやすみ おさい!

 

(「ムービング」第20話(その1)のレビューへ つづく)

 

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役を離れたら皆仲良し、南北の異能力者を演じた俳優さんたち~ビックリマーク

 

執筆者への愛のムチを

頂けましたら幸甚ですニコ

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