『チェコでナチス高官暗殺80年式典、ウクライナ紛争に絡めた演説も』これは映画「暁の七人」の元ネタ | 日本と芸能事が大好きな Ameyuje のブログ

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米合衆国領土グアム島と仏領ポリネシアのタヒチ島とボラボラ島しか訪れた他国無し。比較対象が少ないのに「僕に一番合うのは日本」と思う。反日国に侮辱されても毅然とした態度をとらない現在の母国には「いやんなっちゃうな~」と立腹するけど、やっぱり日本が大好き。

発信地:プラハ/チェコ [ チェコ ウクライナ ロシア ロシア・CIS スロバキア 英国 ドイツ ヨーロッパ ]

 

旧チェコスロバキアの空挺部隊がナチス・ドイツの高官ラインハルト・ハイドリヒを暗殺した出来事から80年を記念する行事。

当時の様子を再現してハイドリヒを演じる俳優(手前中央)。チェコ・プラハで(2022年5月27日)

 

 

ハイドリヒを暗殺した空挺部隊は英国で訓練を受けていたことから、リズ・トラス Liz Truss 英国外相も式典に出席し、「隊員たちの勇気と、私たちの自由のために戦ってくれた彼らへの恩義は今も人々の心に強く響いている」と述べ、

さらに「ウクライナが勝利して主権を回復し、ロシアを敗北させ封じ込められるように、私たちはあらゆる手段を講じなければならない」として、「今日の状況は80年前とは全く異なるが、自由のためにすべてをささげた人々から学ぶべきだ」とつづけました。

 

記念行事に出席したチェコのヤン・リパフスキー外相(左)と英国のリズ・トラス外相(右)

チェコスロバキア人によって構成された英国空挺部隊のメンバーは、1942年5月27日にプラハで車に乗っていたナチスの高官ラインハルト・ハイドリヒを銃と爆弾で襲撃しました。

ハイドリヒは、その時負傷した傷が元で数日後に死亡しましたが、空挺部隊員達もナチスとの銃撃戦の末に自決しました。

この事件の顛末は、ティモシー・ボトムズが主演した映画「暁の七人(原題 Operation Daybreak)」でも描かれています。

 

 

映画のラストでは、教会の地下室に立てこもった空挺部隊員の生き残り二人が、教会を取り巻いた多勢のナチス軍から水攻めをかけられ、遂に力尽きて自死を決意する様子が描かれます。

高官暗殺に対するナチスの報復は凄まじいもので、リディツェ村とレジャーキ村を壊滅させたうえ、1万5000人を拘束し、殺害または強制収容所に送り込みました。
 

スロバキアのヤロスラウ・ナジ国防相は、過去のこの事実を取り上げて、「ナチスのハイドリヒが殺害された後に、リディツェ村(Lidice)、レジャーキ(Lezaky)、ボヘミア(Bohemia)などの全域で大勢のチェコ人が亡くなったように、ウクライナでは現在、罪のない人々が大勢亡くなっている」と演説したそうです。
 

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”これ観なきゃ~シネマ千夜★”のタイトルで このニュースに関連する映画について、大昔に書いていたレビューを 2年前にアメブロで引っ張り出していました。

 

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