種牡馬の精液を飲む男が登場 ジャッカス2 | 日本と芸能事が大好きな Ameyuje のブログ

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米合衆国領土グアム島と仏領ポリネシアのタヒチ島とボラボラ島しか訪れた他国無し。比較対象が少ないのに「僕に一番合うのは日本」と思う。反日国に侮辱されても毅然とした態度をとらない現在の母国には「いやんなっちゃうな~」と立腹するけど、やっぱり日本が大好き。

 新型コロナウイルスが世界各国で感染を拡大し、原油価格が一向に下げ止まらない状況の中、とうとう先日9日(週明け)のNY株式市場のダウ工業株平均価格が歴史上初の下げ幅を記録した。終値が前週末比2013.76ドル(7.79%)安の2万3851.02ドル。
そして今、ネットでNYの値を見ると、昨日の終値からは結構戻して24,132.02ドルだった。まるでリーマンショックの頃を思い出させる。

 

 ありゃ、見る間にまた下がってる、「500ドル幅の行って来い」かよ?! こんな乱高下は身体に悪い。ワールドシリーズの時の上原浩治じゃないけれど「I almost threw up!」ってところだ。

 吐きそうだった! と言えば、 観賞中に実際に吐いてしまった映画を思い出したので、昔のレビューを転記してみる。思い起こせば、リーマンショック前の少し平和だった頃 2007年に書いていたレビューだ。

 

★ ★ ★

 

『ジャッカス2 / jackass number two the movie (2006 米)』

 

 昔、片岡鶴太郎ちゃんの歌で、「IEKI吐くまで」ってのがあった。
♪ぐっとこみあげる せつない思い飲み込めば 少し酸っぱい味がした…♪
なんて出だしなんですけど…

 Jackassの前作ではなんとか 貰いゲロをすることなく鑑賞を終えてた僕も、流石に本作鑑賞時はアウトだった。 Johnny Knoxville と Steve-O と Chris Pontius の3人がアルゼンチンまで出かけ、種馬から搾り取った精液を Chrisが飲んじゃったシーンを観て、瞬間、無意識というかイキナリ僕のIEKIが喉まで上がってきて、部屋の床に少し吐いた。人間の生理の不思議を知った瞬間でした。Chrisの横で Steve-O がやっぱり期待を裏切らずに ゲロを吐いてましたね。

 結論からいうと、Jackass Number Two (2006)は、Jackass: The Movie (2002)をその「危険度とウ〇コとお笑い」の量・質ともに圧倒しており、相変わらず女性には鑑賞を薦めるなんて出来ませんが、男性には薦めてみたい。DVDの Special features にある the making of jackass number two も是非ご覧頂きたいですね、「男」なら。

 ところで、あのダミ声とつぶらな瞳に、もう愛情すら感じてしまう Steve-O だけど、imdb で彼の略歴をみると、有名なバーナム&ベイリーのリング・リングサーカスのクラウン養成課程の出身なんですね。
 2000人中33名だけ受け入れられた訓練生の中の1人にはなれたけど、さらにリング・リングサーカスの正規団員の資格を得る10人までには入れなかったらしい。その挫折を経て、何が Steve-O をしてこんなに過激な男に変身させたのか? とっても興味があります。

 興味が湧くといえば、観れば観るほどクレイジーなJohnnyもそう。仲間内から出る「ジョニーには死への憧れがある」みたいな言葉に僕も頷いてしまう。牛のシーン、ラバー弾のシーン、ロケットのシーン等々を鑑賞してると、当時まだ成人前の娘さんもいたみたいなのに、どうしてあんな危険に身を置けるのだろう?…と不思議で仕方が無かった。

 

 

あるシーンで Johnny の横顔が若い頃の Jack Nicholson に似て見えたんだけど、考えてみれば危険な男を演じていただけの Nicholson と、実際の危険に身を置いて稼いでいる Johnny とじゃぁ、段違いに Johnny の方が男前だ!

 


 唐突だが、僕の亡き母の郷里は讃岐国、坂出。250年ほど前に讃岐から Johnnyとは路線が全く違う奇人が出た。もしも、映画のままの路線を突っ走って Johnny が天寿をまっとうできなかったとしたら、彼の墓碑には我国の歴史的奇人のそれと同じ

 嗟非常人   好非常事   行是非常   何死非常
 ああ非常の人、 非常のことを好み、 行いこれ非常、 何ぞ非常の死



という文言を刻してあげたい。
 

 

執筆者への愛のムチを

頂けましたら幸甚ですニコ

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