奈良に牡丹を見に行って来た・當麻寺編 | レインの庭のおはなし

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時々美味しいもののおはなしや、好きなことのおはなしも。

おはようございます。

 

雨の朝です。

今日は気温が上がらず、肌寒くなるようですね。

 

 

 

前回、石光寺に牡丹を見に行ったお話を書きましたが、

その石光寺の近所に、當麻寺というお寺があります。

 

まあ、奈良は、なんでも特別古いのですが・・

当たり前ですよね、

都があったのが、古いんだもん。

飛鳥時代と奈良時代。おおよそ、6世紀から8世紀末まで。

 

當麻寺も、推古天皇や天武天皇により、創建されたお寺です。(681年)

大きさも、かなり大きい。

 

ここも牡丹が有名なので、ついでといってはなんですが、

行ってきました。

 

當麻寺・山門。

 

 

結果としては、牡丹は、あまり咲いていませんでした。

つぼみはあるのですが・・・切り戻した茎の方が多かったので、

ちょっと遅かったですね。

 

 

 

 

おされな傘がかけてあったけど、閉じられた傘が何本も置いてありました。

満開の時はきれいなんだろうな〜〜

 

 

 

 

ただ、當麻寺は、国宝の多いお寺なので、いろいろ見て回りました。

 

お庭もとてもきれいでした。

 

中ノ坊という庭園も大きさもほどよく、見応えありました。

 

 

 

東塔(天平時代)と西塔(平安時代初期)が国宝だし。

ご本尊も国宝だし。

 

お寺のスタッフさんが話し好きの方で、東塔と西塔が同時に見える場所を教えて下さいました。

そこで撮ったパノラマ写真。

 

左の塔が東塔(天平時代)右が、西塔(平安時代初期)

 

 

 

三重の塔で、創建当時のまま現存するのは、日本でこの2つだけだそうです。

まさに、国宝ですね。

 

東塔は、近くまで行きました。

当たり前ですが、いかにも古いです。

 

 

本堂も国宝。(天平時代)

 

 

本堂には、石光寺編で書きました、中将姫が一夜にして織ったという曼荼羅があります。

 

1300年の時を経て、痛みが激しく・・・。

 

                             画像はおかりしています。

 

現在、お堂に飾ってあるのは、文亀曼荼羅と呼ばれる複製品です。

4メートル四方。圧倒的な迫力です。

 

                          画像はお借りしています

中将姫の織ったとされる曼荼羅は、とても人気があり、

当時から、津々浦々で複製品が作られました。

 

文亀元年と言えば、1501年。戦国時代に作られたものですね。

これも、複製品とはいえ、重要文化財に指定されています。

 

 

 

この梵鐘も、日本最古で国宝。

 

国宝と天平時代の大安売りです!

 

ちなみに、国宝って奈良や京都は多いんだろうなと、ちょっと調べてみました。

 

1位・・・京都府・308件

2位・・・奈良県・246件

3位・・・東京都・223件

4位・・・滋賀件・59件

 

 

東京が多いのは、たぶん、美術館所蔵品が多いからだと思います。

せっかく、近場にいっぱい国宝があるのなら、たくさん見ていたいですね〜

 

 

 

まずは、歴史の本をもう一度読み返してみようかなと、

思いました。中学の社会科レベルで、十分です。

 

うすらぼんやりと覚えてはいますけど、たとえば、

「飛鳥文化、白鳳文化、天平文化」なんか、順番もあやしい状態で、

 

 

 

 

朝、早く出たので、帰りはまだ、お昼過ぎ。

奈良五条の名産、柿の葉寿司を買って帰りました。

 

 

お昼はお汁を作って、おしまい。

美味しかった!!

 

 

良い一日でした。

 

今日も元気に頑張りましょう!!