フィンランドの首都ヘルシンキについて書きます。

 

 これまでの記事はこちら↓

旅程

 

 今回の旅程は以下の通り。機中泊を入れて15泊16日の旅でした。

 

東京・成田

  ↓ フィンランド航空(機中泊)

アイスランド(3泊)

  ↓ スカンジナビア航空

エストニア・タリン(2泊)

  ↓ フェリー

ヘルシンキ

  ↓ サンタクロース・エクスプレス(1泊)

サンタクロース村(5泊)

  ↓ サンタクロース・エクスプレス(1泊)

ヘルシンキ(1泊)

  ↓ フィンランド航空(機中泊)

東京・羽田

 

ヘルシンキで本探し

 

 ヘルシンキで一番時間をかけたのは本探しです。「がまくんとかえるくん」シリーズが大好きで各国語版を集めているので、ヘルシンキでもフィンランド語版を探しました。

 

 まず最初に訪れたのは、映画「かもめ食堂」にも出てきたアカデミア書店です。

 

アアルトが設計したことで有名。

 

 「この本を探している」と書名を見せるとパソコンで検索してくれましたが、残念ながら「もう絶版のようです」とのことでした。

 

 そこで中央図書館Oodiへ。

 

北欧らしい斬新な建物。

 

内装も攻めてます。これは階段。

 

ここはトイレ。

 

 ここで検索してもらうと「この図書館にはないけれど、Pasilaの図書館が所蔵している」とのことでした。

 

 そこでPasilaの図書館へ。

 

紙の本を所蔵する図書館の真ん中に池。日本だったら二の足を踏むアイデア。

 

子ども用のコーナー。

 

 データ上ではあるはずでしたが、あるはずの棚を探しても、児童書のコーナーをくまなく探しても、結局見つかりませんでした。

 

 そこでダメ元で古本屋巡り。Google mapを頼りに全部で古本屋を9軒回りました。でもやはり見つからず。

 

9軒の古書店の中で一番安く、品ぞろえが良かったSofia。ここで3冊買いました。

 

 結局目的の本は見つかりませんでしたが、テーマを持って街を巡ったのは楽しかったです。

 

 アカデミア書店以外の書店にも行きました。日本同様、文房具も置いてありました。

 

欧州仕様のフリクションペン。日本では極細が人気ですが、フィンランドでは0.7ミリが主流。日本にはない色もありました。一本€5~6。店によって値段が違いました。

 

 文房具だけでなく、本も書店によって値段が違いました。

 

スオマライネン書店の価格。

 

アカデミア書店の価格。

 

 1ブロック隔てただけで、同じ新刊本が€12も違うって・・・!!

 

日本の児童書「おしりたんてい」。フィンランド語版が図書館にも書店にもシリーズで置いてありました。

 

 本探し以外にも普通に3大教会巡り、公園巡り、マーケット巡り、「かもめ食堂」ロケ地めぐりなどをしました。

 

岩盤をくり抜いて作られたテンペリアウキオ教会。

 

 食事

トナカイ肉のソーセージ。どこがトナカイ?っていうくらい普通の味でした。

 

中央図書館Oodiのシーフードスープ。サーモンがたっぷり。

 

マリメッコの社員食堂。

 

帰りにアウトレットで端切れを購入。

 

枕カバーを作りました。

 

スーパーでいろんな種類のカレリヤパイを買って公園で食べました。

 

雪の残るロヴァニエミとは違い、ヘルシンキはもう春。ぽかぽかでした。

 

 

水仙も見頃。

 

 

今回のコーデ

 

 今回の旅行ではEhka Sopoのカーディガンとユニクロのパンツを中心にコーデを組みました。

 

 

 旅の装備はこんな感じ:

珍しく大荷物😅

 

 冬服がかさばるにしても、なんでこんな大荷物になってしまったんだか・・・。「寒かったらどうしよう」という不安から何でもかんでも詰め込んでしまった💦 実際にはそれほど寒くなく、60個持って行ったホッカイロは半分日本に持って帰ってきたし、靴下や手袋、服も、一度も使うことなく持って帰ってきたもの多数でした。

 

 Mボストンと街歩き用のリュックとバッグは柄を揃えました。

 

【色番】D939 バーミースプリング(Balmy Spring)

【型番】7184 ミディアムウィークエンダー(Midium Weekender)(ボストン)

【型番】7990 ラージ ベーシック バックパック(Large Basic Backpack)(街歩き用)

【型番】7520 クラシックホーボー(Classic Hobo)(街歩き用)

 

 

【色番】K808 プルームズ(Plumes)

【型番】7185 ラージウィークエンダー(Large Weekender)(ボストン)

 

 

 レスポートサックのウィークエンダーはどちらも旧タイプでキャリーオン仕様ではないのですが、キャリーに載せられるよう細工しました。付属のポーチを縫い付けたのです。

 

ボストンについてきた同柄ポーチ。

 

ミシンでは縫えないので、手縫いで。

 

幅がキャリーの持ち手にシンデレラフィット。付属ポーチってこのためについてるのか!と思ったほど。

 

 ネックウォーマー

 

 古いセーターの廃物利用でネックウォーマーを作って持っていきました。軽くてかさばらなくて便利でした。

 

ユニクロの古いカシミヤセーター。

 

洗い詰まってフェルト化していたので、端処理の必要なし。

 

旅のノート

 

 今回の旅のノートはこんな感じ:

いつも同様リヒトラブのツイストリングノート。今回は4か所も巡ったので、分厚かったです。
 
 ヘルシンキでシェンゲンエリアに入る際、フィンランドの入国審査で泊まるホテルの名や帰国日を訊かれ、バウチャーやeTicketの詰まったこのノートを見ながら答えていたら、入国審査官に「貸して」と言われて手渡すと、興味深そうに自分でめくっていました。そして隣の入国審査官にフィンランド語で「ヤパニライネン(日本人)」がどうとかこうとか。日本人はマメだなあ、とかなんとか言ってたのでしょうか。
 
 これまでの旅行でも、このノートは行く先々で人々の目を惹きつけ、「几帳面だね」などと言ってもらえることが多かったです。
 

「フィンランドのかもめはでかい」というセリフから始まる映画「かもめ食堂」。そんなに大きいかなあ? 横浜のかもめと同じじゃない?と思ったら、オオカモメっていう大きい種類がヘルシンキにいるの、夏だけなんですね。納得。
 
 アイスランド、エストニア、フィンランドを巡った旅行記はこれで終わりです。長らくのお付き合い、ありがとうございました。