今回の旅行の主目的、フィンランドのサンタクロース・ビレッジについて書きます。

 

 前々回・前回の記事はこちら↓

 

 

タリンからロバニエミまで

 

 サンタクロースが住むというサンタクロース・ビレッジはフィンランドの北部、ラップランドの首都ロバニエミにあります。タリンからはフェリーや夜行列車を乗り継いで行きました。

 

 MSフィンランディア

 

 エストニアのタリンからフィンランドの首都ヘルシンキまではフェリーで二時間くらい。三社が運行しているため便数が多く、とても便利です。

 

わたしたちはEckero lineのMSフィンランディアというフェリーに乗船しました。※写真はお借りしました。

 

船内は広い! 座るところがたくさんあって快適でした。

 

 トラム

 

 ヘルシンキのフェリー・ターミナルからヘルシンキ中央駅までは7Tか9Tのトラムで10分くらい。

 

 

 サンタクロース・エクスプレス

 

 ヘルシンキからロヴァニエミまでは夜行列車で一晩かけて移動。

 

ヘルシンキ中央駅。ここからロバニエミに向かいます。

 

ロバニエミ行きの夜行列車。

 

車体にサンタのシールが貼ってあります。通称サンタクロース・エクスプレス。

 

わたしたちの部屋。コンパクトで便利。

 

 夜行列車って初めて乗りましたが、ベッドでぐっすり眠って、朝になったら目的地に着いているって快適ですね~!

 

 バス

 

 ロヴァニエミ駅とサンタクロース・ビレッジは8番の路線バスが繋いでいます。

 

そんなに遠くないのですが、あちこちを迂回し、50分くらいかかりました。

 

サンタクロース村

 

 さて、ようやく目的地につきました。一年中クリスマス気分のサンタクロース村です。

 

とんがり屋根の建物がサンタさんのオフィス。ここでサンタさんに会えます。

 

サンタクロース村は北極圏(北緯66度33分)の入り口。歩いて北極圏に入ることができます。

 

 サンタさんに会う

 

 サンタさんに会える場所は村内に二か所。「サンタクロース・オフィス」は有名なのでけっこう並びますが、「ミート・サンタ」は完全な穴場。ほとんど並びませんでした。

 

並ばずにサンタさんに会えるミート・サンタ。

 

サンタさんは流暢な英語とカタコトの日本語を話します。写真は高価(€35~)ですが、面会自体は無料。

 

 実はサンタクロースには奥さんがいて、奥さんは別のお屋敷に住んでいます。

 

ミセス・サンタのお屋敷は林の中にあります。

 

ミセス・サンタとの面会は有料。一人€5(800円くらい)。

 

 ハガキを出す

 

 村内には郵便局があり、そこから世界中にハガキを出すことができます。

 

絵葉書やグリーティングカードは何十種類もの中から選べます。切手代は世界中均一で€2.75(500円くらい)。

 

二つのポスト。オレンジ色に入れた手紙はすぐ届きます。

赤いほうに入れると、次のクリスマスに届きます。

  

 トナカイの橇

 

 トナカイの橇や犬ゾリに乗ることもできます。

 

トナカイって、こんなふうに立派なツノをはやしているイメージあるじゃないですか。

 

ところがツノって毎年春に生え変わるらしくて、3月下旬に行ったら片方もしくは両方の古いツノが落ちてしまったトナカイがほとんどでした。ツノがないと、トナカイに見えない💦

 

 

 焚火

 

 フィンランドっぽく、焚火でソーセージを焼いて食べてみました。

 

 

 サーモングリル

 

 北欧といえばやはりサーモン。


 村内にはたくさんレストランがありますが、中でも人気なのがここSanta's Salmon Placeです。あまりに人気なので、最近二号店もオープンしました。

 

お店は十数人しか入れない小さなテント。

 

テントの真ん中に炉があり、そこでサーモンを焼いています。

 

サーモンをこんな風に食べるって、意外とない経験。

 

 Santa's Salmon Placeがあまりに人気なので、類似のお店も最近オープン。こちらはAll about Salmonというお店です。

 

 

こちらも真ん中の炉でサーモンを焼いてくれます。

 

こちらのお店ではサーモングリルのほかに、サーモンスープも注文することができます。

 

 

Santa Claus Holiday Village

 

 サンタクロース村は1日あれば一通り楽しめますが、わたしたちはラップランド暮らしを楽しみたかったので、村のコテージに5泊しました。

 

サンタ・クロースホリディビレッジにはコテージが数十あります。
ハウスキーピング用の車。

 

 部屋の中はこんな感じ:

部屋の中も、なんとなくクリスマス気分~。

 

壁には薄っすらと絵が描かれています。

 

小さなキッチンもついています。

 

玄関前のポーチで一休み。

 

小さな雪だるまをつくってみた。

 

 食事

 

 ホリデービレッジの宿泊は朝食ビュッフェつきです。

 

スモークサーモン食べ放題!

 

 北欧でクリスマスの飲み物といえば、glögi(グロギ)と呼ばれるグリューワイン。基本クリスマス時期にしか売られていないようですが、たまたまタリンで見切り品を見つけ、4リットル買ってフィンランドにも持ってきました。赤とオレンジ、どちらも美味しかったです。

 

 

 サウナ

 

 部屋の設備で特筆すべきは、各コテージにサウナがついていること! 毎日サウナで整うなんて、フィンランド人っぽくないですか~?!

 

サウナで温まったら、雪にダイブ!

 

 そり滑り

 

 各戸にソリが備え付けられていました。

 

 

 森のお散歩

 

 森と湖の国フィンランド。近くの森を毎日散歩しました。

 

時折トナカイの橇が通り過ぎていきます。

 

リスや野ウサギにもちょくちょく出会います。

 

広いところに出ました。ここは凍った湖なのかな?

 

おやつと暖かいグロギで一休み。

 

 ライトアップ

 

 サンタクロース村のライトアップが見られるのも、宿泊者ならではの特権。

 

一晩中ライトアップされています。

 

コテージもライトアップ。

 

 オーロラ

 

 ここではオーロラを見ることもできます。

 

 

今回のコーデ

 

 フィンランドではなるべく水色と白の、フィンランドの国旗の色の服を着るようにしていました。

 

 ハイネックカットソー:GU(リブレースハイネックスタイルヒート)
 カーディガン:Ehka Sopo

 パンツ:Uniqlo

 ウルトラライトダウン:Uniqlo

 ブーツ:GU

 バッグ:Lesportsac

【色番】D939 バーミースプリング(Balmy Spring)
【型番】7520 クラシックホーボー(Classic Hobo)

 

 

左:エストニア、右:フィンランド
エストニアのコーデと大して変わらない💦
 
サンタさんに会うときはこの帽子をかぶりました。この帽子のおかげで、サンタさんやお手伝いのエルフたちに「やあ、昨日も来たね」と見分けてもらうことができました。
 
 毎日サンタさんに会いに行ったり森を散歩したり、夜はオーロラやライトアップを眺めたり。とっても楽しいラップランド滞在でした。