昨日は、場所によってはみぞれ混じりの天候の中、大勢の方が皇居に一般参賀に行かれているのを見て素晴らしいなあと感じました。しかも、陛下がお出ましになられると待っている間は傘をさされている方々のほとんどが傘を閉じています。凍えそうな寒さの中、お疲れさまでした。
昨日の陛下のお言葉は以下となります。
冷たい雨が降る厳しい寒さの中、誕生日にこのように来ていただき、皆さんから祝っていただくことを誠にありがたく思います。
先月発生した能登半島地震によって亡くなられた方々に、改めて哀悼の意を表するとともに、御遺族と被災された方々に心からお見舞いをお伝えいたします。
この冬も、大雪や厳しい寒さで苦労された方も多いことと思います。皆さん一人一人にとって、穏やかな春となるよう祈っております。
皆さんの健康と幸せを祈ります。
動画配信普及のおかげでしょうか。今までは大手メディアのニュース映像での陛下のお言葉が全部流されることはなく、カットされてきたのですが(毎回チェックしていました)、今回は、ノーカットで陛下のお言葉を3社が流しています。動画配信にてすべて流される時代になって大手メディアも変わらざるを得なくなっていることが目に見えてわかるようになりました。
3回分、お出ましをノーカットで紹介した産経新聞の動画
日テレ動画は初回を1回分。それにしてもアナウンサーが陛下のお言葉を伝える際に、通常でしたら皇后陛下と言い換えるところを呼び捨てにするとは、日本語の使い方を破壊している先鋒がアナウンサーと言われても致し方ないと思います。
上二つを見た後にこちらをみると、やはりわかりやすく悪意がある某社。こちらはラストの1回をノーカットです。
昨日のライブ配信を見ることができます↓
私も、本当は天候が良くないからこそよけい行きたかったのですが、行けない身としては動画で生配信がされるようになっていて本当にありがたかったです。ただ、行きたくても行けない人には、動画配信のライブ中継が行われるようになって有難い時代になりましたが、行ける方にはやはり行っていただきたい、特に行かれたことのない方には是非行っていただきたいのが一般参賀です。それは私が、初めて行ったときに感じたことだからです。長い間一般参賀に行ったことがなかったことを、もったいなかったと初めて行ったときに感じました。それ以来、令和初のお正月の一般参賀まで毎回参列して考えてきたことです。ニュースで見るのと、実際に参列して拝見することは全く違うのです。
昨日の産経ニュースには、一般参賀の始まりについての記事もありました。
天皇陛下が直接、国民からの祝賀に応えられる一般参賀。例年、1月2日と天皇誕生日に執り行われてきたが、令和2年以降は、新型コロナウイルス禍で中止や事前申し込みによる抽選が続いた。変遷を経てなお、国民的行事として多くの人が訪れる一般参賀の原点は、「国民の総意」としての天皇の地位を定めた日本国憲法にある。
行事の「重要性」
「冷たい雨が降る厳しい寒さの中、誕生日にこのように来ていただき、皆さんから祝っていただくことを誠にありがたく思います」
あいにくの雨の中で行われた23日の一般参賀。それでも、冬用のコートやダウンジャケットに身を包み、かじかむ手で小旗を振る大勢の参賀者らを前に、陛下はこう、お言葉を述べられた。
一般参賀としてはおよそ4年ぶりに、抽選による人数制限なしで実施。昨年は抽選に外れ、今回初めて訪れた岐阜県の女性(64)は「直接お言葉を聞くと温かく、うれしい気持ちになる」とほほ笑んだ。陛下はお言葉で、能登半島地震の被災者も気遣われ、女性は「国民に寄り添ってくださっているんだと思う」。埼玉県富士見市の男性(40)は「コロナの分類が変わって通常開催になり、子供にこの雰囲気を感じてほしかった」と5歳の息子を見つめた。
宮内庁は1月1日に発生した地震を受け、同2日の新年一般参賀を見送っていた。天皇誕生日の参賀実施を決めたことについて、同庁幹部は、復旧・復興に向けた歩みを進める被災地への「エール」としての意味合いとともに、国民の祝日に行われる行事の重要性に鑑み、改めて検討した結果だと説明した。
皇室の活動に詳しい名古屋大大学院の河西秀哉准教授は、一般参賀について「天皇と国民とのつながりを象徴する場」だと語る。
一般参賀が初めて行われたのは、戦後の昭和23年1月。河西氏はその前提に、22年5月に施行された日本国憲法を挙げる。それまで、皇居に入ることができるのは一部の階層の人だけだったが、象徴である天皇の地位が国民の総意に基づくとされたことで「一般の国民から広く、等しくあいさつを受けることになった」(河西氏)。
昭和天皇実録などによると、当初は記帳のみの予定だったが、想定を上回る長蛇の列ができ、昭和天皇はこの様子を見ようと宮内庁庁舎の屋上へ出た。その姿を認め、参賀者から沸き起こった「万歳」の声に対し、昭和天皇は帽子を振って応え、香淳皇后も加わった。参賀者総数は13万~14万人に達したとされる。
予定外の出来事だったが、その後恒例化。天皇が国民の祝賀に直接、応える今の参賀の形が定着していった。
国民の意思示す
参賀を巡っては、過去に事故や事件も発生している。29年の新年一般参賀で発生した「二重橋事件」では、殺到した参賀者が転倒し、十数人が死亡。44年にはパチンコ玉が発射されたり、発煙筒が着火されたりする事件が発生し、同年の天皇誕生日からは宮殿ベランダに厚さ10ミリ程度の硬質ガラスが導入された。
河西氏はこうした経緯も踏まえつつ、一般参賀は「象徴としての天皇を支える国民の意思が、皇居に来るという能動的な行為によって示される空間」と指摘する。その上で、「天皇陛下が国民に向けて直接、語りかけ、その反応を受け止められる数少ない機会。その光景がメディアを通じ、一般の国民に広く認知されることも、象徴天皇制において重要な意味合いを持つ」と解説する。(緒方優子、吉沢智美)
できれば、来年の新年の一般参賀には是非行けるようにしていきたい、と考えています。
昨日は多くの神社で天長祭が行われました
天皇陛下は2月23日に64歳のお誕生日を迎えられました。伊勢神宮では天長祭が行われます。 pic.twitter.com/cdOpN8Trwi
— 伊勢内宮前『勢乃國屋』伊勢名物神代餅 (伊勢神宮宇治橋正面、宇治橋から徒歩1分) (@senokuniya) February 23, 2024
天長祭#貴船#貴船神社#天長祭#kifune pic.twitter.com/nx3658uuE2
— 貴船神社 (@kifunejinja) February 23, 2024
【おめでとうございます。】
— 春日大社 kasugataisha shrine (@KASUGASHRINE) February 23, 2024
2月23日 本日は #天皇誕生日 です。
天皇陛下には64歳の御誕生日を迎えられました。午前10時より #天長祭 が斎行され、天皇陛下の御誕生日をお祝いし、陛下の御長寿と益々の御健康、国家国民の平和をご祈念いたしました。#天長節 #春日大社 #奈良 #神社 #神楽 #巫女 #御巫 https://t.co/dL7IGf5AUr pic.twitter.com/fWsS17waUe
10時より #天長祭 が斎行されています。
— 春日大社 kasugataisha shrine (@KASUGASHRINE) February 23, 2024
祭典前には雅楽で #君が代 を奉奏し、皇居にむかって遙拝いたしました。#春日大社 #奈良 #神社 #天長祭 #天長節 #天皇誕生日 pic.twitter.com/4guvO5d5kN
本日2月23日(金)午前9時より、天皇陛下の御誕生日をお祝いして天長祭を執り行い、陛下のご長寿と国民の平安を祈願いたしました。#東京大神宮 #天長祭 #御誕生日 #祝日 pic.twitter.com/favrbj864J
— 東京大神宮 (@tokyodaijingu) February 23, 2024
国民の祝日「天皇誕生日」の今朝、「天長祭」を斎行いたしました。天皇陛下の御誕生日を御祝いし、国民の平安を祈る祭典です。
— 金刀比羅宮 (@kotohiranomiya) February 23, 2024
祭典では八少女舞「宮人」を奏進いたしました。#こんぴらさん pic.twitter.com/iz22Bhn4em
おはようございます
— 熊野那智大社【公式】 (@nachitaisha) February 22, 2024
天皇陛下には本日64歳の誕生日を迎えられました
それに際し午前9時から天長祭を執り行います#熊野那智大社 #飛瀧神社 #那智の滝#天皇誕生日 #天長祭 pic.twitter.com/Vtegf95JWI
2/23(金)天皇陛下におかれましては、64歳のお誕生日を迎えられました。
— 橿原神宮【公式】/kashiharajingu (@kashihara_jingu) February 23, 2024
当神宮においても御誕生を祝し、10時より「天長祭:てんちょうさい」を斎行し、陛下の御長寿と皇室の弥栄、国家の安泰を祈念致しました。
▼詳しくはこちらhttps://t.co/pYiIj3Nxks#天皇誕生日 pic.twitter.com/liLVMe1CC8
本日、天長祭を執り行ないました。
— 吉野神宮 (@yoshinojingu) February 23, 2024
天皇陛下の御誕生日をお祝いしご長寿とご健康、並びに皇室の弥栄と人々の安寧をお祈り申し上げました。#吉野神宮 #後醍醐天皇 #吉野山 #奈良 pic.twitter.com/ormJT6KGNy
本日、祈年祭並びに天長祭を斎行致しました。
— 素鵞神社 (@sogajinja) February 23, 2024
祈年祭では今年の秋の実りが豊かであるよう大神様の御恵を祈り、天長祭では天皇陛下の御聖誕をお祝いし、聖寿の万歳をご祈念申し上げました。
雪化粧となった境内ですので、お詣りの方はお足元にお気をつけてお越しください。#祈年祭 #天長祭 #素鵞神社 pic.twitter.com/QbaqLwiEUr
【天皇誕生日🇯🇵】
— 竹駒神社 / Takekoma Inari Shrine (@takekomainari) February 23, 2024
2月23日(金)11時より御社殿にて天長祭を斎行し、今上陛下の御生誕を寿ぎ、長寿と益々の御健康と皇室の弥栄を祈願する祝詞を奏上いたしました。
祭典では神楽「浦安の舞」を奉奏、国歌「君が代」を斉唱の後、玉串を奉り拝礼いたしました🌿#竹駒神社 #天長祭 pic.twitter.com/PbyUtOFM24
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