春の高校野球の開会式での君が代が話題となっていました。開会式では、司会も国歌独唱も高校生が行いますが、その歌が素晴らしかったとネットで話題となっていたのです。思わず動画を探してしまいました。

 

◆第95回センバツ高校野球大会第1日 ▽開会式(18日・甲子園)

 開会式は天候不良の影響で1時間30分遅れでスタート。開会式は過去2年間、新型コロナの影響で初日の1回戦3試合に臨む6校のみが参加していたが、今年は4年ぶりに全出場校が参加して行われた。

 外野から内野に向かう簡素な行進から、ライトから本塁を経由してレフトへと場内を一周する本来の形に戻った。

 ネット上では「君が代」を独唱した高松一・中村心澪(みれい)さんの美声へ称賛の声が続々と書き込まれている。

 第76回全日本学生音楽コンクール声楽部門・高校の部で1位となった中村さん。歌い終えた後は重圧から解放されたのか、とびきりの笑顔を見せた。

 オペラ歌手を志すその美声には、「めちゃくちゃ上手かった」「鳥肌が…」「歌唱力レベチだった」「高校生でこの声出んのか…」などの声が寄せられていた。

 

◆第95回センバツ高校野球大会第1日 ▽開会式(18日・甲子園)

 開会式は天候不良の影響で1時間30分遅れでスタート。開会式は過去2年間、新型コロナの影響で初日の1回戦3試合に臨む6校のみが参加していたが、今年は4年ぶりに全出場校が参加して行われた。

 外野から内野に向かう簡素な行進から、ライトから本塁を経由してレフトへと場内を一周する本来の形に戻った。

「君が代」を独唱し、伸びやかな美しい歌声を響かせた高松一(香川)の中村心澪(みれい)さんは、大役を終え「テレビで見ていたのとは違って、圧倒されました。やっぱり人が多くて、球場に入った途端に圧倒されて…。自分がここで歌ったことが信じられないです」と初々しい表情で語った。

 自己採点は「120点です」と笑顔。大観衆が見守る中での独唱を「気持ちよかったです」と振り返り、「まずこの舞台に立てたことに『ありがとうございます』と思いながら、感謝の気持ちを込めて歌いました」と結んだ。

 

動画↓

本当に素晴らしかったです。私はあの伝説となった野々村彩乃さんの甲子園での「君が代」を知ってから、甲子園の「君が代」には注目しているのですが、あの時を彷彿とさせるものでした。そしてちゃんと「さざれ石」が切らずに歌われています。この「さざれ石」を切っちゃう人が多いのですが、切られているのといないのとでは、言葉の響きはもちろん歌唱力の印象が全然違います。

 

 

 

そういえば、ワールドベースボールクラシックで日本に取材に来ていたアメリカ人記者が、「君が代」が大好きだとツィートしていて話題になっていました。

「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」準々決勝
WBC日本戦前の国歌斉唱に米記者は心打たれた様子だ【写真:Getty Images】

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は16日、準々決勝でイタリアと対戦。9-3で勝利し、5大会連続の4強進出を決めた。この試合を現地で取材していた米記者は、試合前に流れた日本の国歌に「歌詞は分からないけど、音楽が心に残る美しさ」「とても特別」と心打たれた様子だった。

 大谷が先発したこの試合。来日後、日本の様々な食や文化に触れ、自身のツイッターで紹介してきたMLB公式サイトのマイケル・クレア記者も取材していたが、試合前に流れた「君が代」に心打たれた様子だ。ツイッターにこう記した。

「日本の国歌が大好きだ。歌詞は分からないけど、音楽が心に残る美しさで、意気揚々としていながらもの悲しさがある。今夜は多くの人が歌っており、とても特別だった」

 初の国外出身選手であるラーズ・ヌートバー外野手が君が代を覚えてきたことも話題になったが、日本ファンの歌を実際に聞いたクレア記者も関心を持っていた。

 

思わず探したツィート↓

 

その時の動画を探したのですが、会場皆が歌っていて国歌斉唱になっていました。これは近年サッカーの試合やラグビーの試合等でも起きていたことですが、野球の試合「君が代」が流れてもなかなか斉唱にならないなあ、と感じていたので嬉しいことです。もしかしたら、ヌートバー選手の効果かもしれません。「君が代」は独唱も素晴らしいのですが、斉唱になるともっと素晴らしい歌だと感じているのですが、この斉唱を聞いたら好きにならずにはいられないでしょう。本当に嬉しいです。

 

ツィートをみつけて、思わず嬉しくって、君が代について返信ツィートしてしまいました。多くの人が返信ツィートをしていたので、内容を少しでも被らずにその素晴らしさを伝えられるようにしたつもりです。

この和歌は天皇だけでなく聴くもの全ての人々の長寿を言祝ぐ祈りの歌なので、1100年以上の長い間お祝いの席で詠まれてきました。この歌を愛してくれたあなたにも末永い幸せを。ありがとう。

 

今まで、甲子園で素晴らしい「君が代」が流れてネットで話題になってもそれがニュースになることはなかったのではないかと思います。ニュースになって大きな話題になっていれば、令和の御代替わりや、東京五輪で野々村彩乃さんの「君が代」が選ばれないはずはなかったと考えています。しかし、こうして「君が代」がニュースになっているのは時代が変わったのか、それともヌートバー選手で注目されている時期だったからなのか、いずれにしても素晴らしい流れではないかと感じています。嬉しい流れです。

野球の国・地域別対抗戦の第5回「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)に出場する日本代表「侍ジャパン」で、日系選手として初めて選ばれたラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)。日本人の母親を持つヌートバーが強化試合に出場した際、試合前の国歌演奏で君が代を斉唱した姿が会員制交流サイト(SNS)などで話題を呼んでいる。日本に溶け込もうとする懸命な姿に、SNSでは「応援したくなる」といった好意的な声が寄せられており、米国メディアからも「ヌートバーは素晴らしい時間を過ごしている」といった声が出ている。

「応援したくなる」 ツイッターで好意的な声

侍ジャパンとして初の実戦参加となった6日の阪神との強化試合。「1番・中堅」で先発出場したヌートバーは試合前のメンバー紹介で、栗山英樹監督の横に並んだ。国歌が演奏されると、栗山監督とともに「君が代」を斉唱する姿が映像で映し出された。

ヌートバーが君が代を斉唱する姿は、球場で観戦していたファンも撮影しており、映像や動画がSNSで拡散されると話題に。ツイッターでは「勉強して日本語や君が代を覚えてくれてるってうれしいし、応援したくなる」「ヌートバーの明るさが、チームの雰囲気をよくしている」といった好意的な声が寄せられた。

侍ジャパンの一員としてすっかり溶け込んでいる。3日に行われた中日との強化試合からチームに合流した際、ミドルネームの「タツジ」にちなみ、「たっちゃん」と書かれたTシャツを選手、首脳陣が着用。温かく出迎えてくれたチームの〝サプライズ〟に、ヌートバーも会心の笑みを浮かべた。

ヌートバーが所属するカージナルスで昨シーズンから流行している、コショウをひく動作の「ペッパー・グラインダー」を侍ジャパンでも導入。打者が出塁した際のパフォーマンスとして、侍ジャパンでも定着した。

「言語の違いは友情の邪魔にはならない」

侍ジャパンのムードメーカーになりつあるヌートバーに、米国メディアも関心を寄せている。

米大リーグ(MLB)の公式サイトは「ヌートバーは日本で財産を作ることを誇りに思っている」との見出しで特集記事を掲載。チームがおそろいのTシャツを用意したことや、ヌートバーをきっかけに侍ジャパンでパフォーマンスが定着したことを紹介。「チームメイトとの間に言語の違いがあるかもしれないが、それが試合や友情の邪魔になることはない」と指摘した。

また、カージナルスの専門サイト「Viva El Birdos」では「ヌートバーが素晴らしい時間を過ごしている」と報じた。

8日の記者会見では「自分がジャパンのユニホームを着て経験できていることは本当に大きい。母も喜んでいるし、生涯忘れることのないトーナメントになると思う」と語ったヌートバー。9日の中国戦で先発出場が予想される25歳は、母の母国である日本でチームの先頭に立つ。(浅野英介)

 

ヌートバー選手のおかげで、国歌というものがどういうものかをなんとなくでも感じ取った人が多いのではないか、と考えています。国民としてまず知っておくべきものの一つが国歌である、と。

 

ヌートバー選手や、ヌートバー選手を選出した栗山監督には感謝しかありません。

 

 

そしてあらためて「君が代」という歌の存在感をひしひしと感じています。ここには何度も書いていますが、日本は不思議な国で、何か日本を否定するようなことがあってもそれをジワジワと覆すものが必ず登場してくるのです。このジワジワというのが重要です。大きな動きは大きな反動を生みますが、ジワジワと来るものは深く浸透して一気に大きく変わるものとなり、大きな反動も生まれにくくなるのです。日本は戦後、ジワジワと日本を否定するように仕向けられてきました。それが今の日本の姿ですが、そのジワジワと変えられてきたものを今またジワジワと本来の姿に戻すように動いているのです。しかも現代的にリニューアルされてです。ありがたいことだと思います。でも、素晴らしいものは素晴らしいのですから、我々日本人がその素晴らしさを手放すはずなどありえないのです。我々日本人を信じ、その素晴らしさを伝えるようにすればいいのだと思います。もしかしたら、このジワジワきていたものが、ヌートバー選手のおかげでしっかり認識できるきっかけになったということなのかもしれません。

 

深く浸透して一気に広がるものについてわかりやすく解説された『急に売れ始めるにはワケがある』。

 

 

 

 

 

もう伝説の野々村さんの「君が代」

 

野々村さんはその後、その素晴らしさから多くの場所で「君が代」を歌われていて、私も2度ばかり生で聴くことができましたが本当に素晴らしかったです。今ではプロのソプラノ歌手になって日本の歌をアルバムにしており、もちろん「君が代」も歌われています。

 

 

おまけ\(^o^)/

ヌートバー選手のミドルネームが愛されたのは『タッチ』の存在も大きいと思う。野球好きと一定年齢以上の人はすぐに「たっちゃん」から『タッチ』を思い出したはず。そういえば元同僚は、馬鹿が付くほどの野球好きで、娘が生まれた時に「南」と命名していました。

 

大好きな昭和6年の影絵映画の君が代

 

 

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