主婦業のプロ(日産・グロリアセダン ディーゼル) | 「クルマ離れをぶっとばせ!」

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クルマ好きが嵩じて彼女までポルシェに見えてきました。というわけでポルシェ買います!毎日クルマを探してます。それが人のお役に立つことも増えてきました。みなさまのクルマ選びのお役に立てたらうれしいです。

こんにちは。

 

最近考えを新たにしたことがあったので、この場を借りてご報告させていただくことにします。

 

僕はドラッグストアやスーパーマーケットで買い物をするのが好きで、嫁からおつかいを頼まれると喜んで買い物に行きますし、時間があったら用もないのにマーケットに行ったりすることがあります。

 

ドラッグストアやマーケットには必需品はもちろんですが、時代の最先端の商品が事も無げに置いてあるところが好きなんですね。

 

仮に僕がお使い物を頼まれてマーケットに行ったとしましょうか。

 

僕は「そこそこ重たくなるだろうな」という買い物の時でもカートを使わずに腕で買い物かごをブラブラと持って店内を歩くことを快とする者です。

 

そんな僕でも、レジはなるべく早く通過したい。

 

少しでも短い列の後端につきますし、列が少し長くても並んでいる買い物客のカゴの中身が少ない列の後端に並んだ方が早く経過することを知っていますし、レジ係の胸に「研修中」というバッジが見えた時にはいかに列が短くても、そのレーンは避けるような習慣が身についています。

 

皆さんもそうだと思います。

 

最近はキャッシュレスだったりセルフレジというものも少しずつですが増えてきましたが、今お話ししているのは従来型のレジ係にキャッシュを手渡しするタイプのレジをイメージしていただきたいと思います。

 

レジに並ぶ客の心得として「財布の中の小銭の数を把握する」「特に一円玉と五円玉の数を把握する」「加算されていく商品の金額の合計をなんとなく暗算して予測する」と言った一連の釣り銭の受け渡し時間の省略に関する計算をすることは自然に身についたことです。

 

僕の前に並んだ主婦歴うん十年と行った風情のプロのおばさまが、カゴいっぱいの商品がレジ係の手によって計算されている間にも、僕と同じような脳内の営みが行われていると思いきや、レジ係に「合計4,389円です」と言われてからようやく長いがま口を開いて、小銭をガチャガチャと探り、レジのトレイにおぼつかない手つきでまだ数えながら小銭を出し「ああ、足りない」と小声で言って、ふたたび小銭をがま口に戻し、千円札を一枚ずつトレイに出したかと思うと4枚しかなく、最後の手段とばかりに一万円札を出して終了する。「一万円からでよろしいですか?はい、5,611円のお返しになります」と受け取った現金をまたがま口を開いで無造作にぶち込む。

 

ここまで長いと3分くらいかかる。体感時間はもっと長い。

 

毎日毎日何十年もマーケットに買い物に来続けているのに、このタイムロスを一向に改善しないというのは、一体どういうことなのか?

 

自分で自分が嫌にならないのか?

 

他人の迷惑も考えずに、だらだらとレジのレーンで小銭を探す時間を短縮しようとは思わないのか?

 

これが彼女たちの仕事だとしたら、プロとして仕事への誇りと向上心を持ってもらいたい!

 

と、最近まで僕は考えていました。

 

つい最近考えを改めました。

 

こういうプロのおばさんたちは一人や二人ではないのです。

 

ほとんど全員のおばさんのレジでの行動がこれなのです。

 

これは一体どういうことなのか?

 

レジのレーンに並ぶ時間は、プロの主婦たちのひと時の休息時間だったのです。

 

この時間こそが、彼女たちの脳内が本当の意味で空っぽになる時間だったのです。

 

これが24時間働き続けるプロの主婦には必要な時間なのです。

 

レジのレーンでの並びの時間は、彼女たちと癒しの時間、そう!

 

戦士の休息なのです!

 

「僕は効率を求める人間なので、レジはなるべく早く経過したい」こんなものはアマチュアの発想なのです。

 

これがプロの主婦であるという考えにようやく至った、アマチュア買い物家の僕の意見なのです。

 

ご静聴ありがとうございました!

 

では、本日の一台です。

 

はい、これですね。

 

日産・グロリアセダン2200Dです。

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU8859362646/index.html?TRCD=200002

 

エモ車ですね。知らんけど。

 

エモいかどうかは知りませんが、僕は好きですよ。このクルマ。

 

タクシーとかではつい最近までたくさん走っていた印象ですが、53歳のおじさんがいう「つい最近」ほどアテにならないものはなくて、二十年前とかだったりするんですよね。ひどい。

 

では、見ていきますね。

ノーマルで乗るのがいいですよねぇ。

 

行灯つけてタクシー仕様にするか。

 

覆面パトカーっぽくもある。

 

タイヤの扁平率もグッド。

 

ホイールキャップも最高です。

 

悪っぽさを感じない表情のテールデザイン。

 

リアドア後端の跳ね上げが素敵です。

 

綺麗なボンネット。

 

綺麗な屋根。

 

レースのシートカバーもビニール袋に保管中。

 

内装を見ていきましょう。

ガチャっと。お!明るい内装!!

 

いいじゃな〜〜〜い!

 

もうこういうデザインはできないよなぁ・・・。マニュアルミッションですよ。

 

運転席の天井だけ20万キロ越えの歴史を感じますが、綺麗に消すこともできるでしょうね。

 

後部座席にもお邪魔しま〜す!

 

超綺麗じゃないですか〜。

 

フロアマットも当時の純正なんでしょうか?

 

昔のディーゼルエンジンですから、ゴロゴロゴロゴロ言うと思いますが、トルクはバッチリだと思いますよ〜。

 

板バネなんですよねぇ。ちょいとサビが来ていますが、少しずつ改修して行きましょうね。

 

さて、ここからがショッキング画像です。

 

閲覧注意です。

 

心の準備はいいですか?

 

はい、3〜、2〜、1〜。

 

どーぞ!!

 

ジャジャーン!

 

ここだけがガンですねぇ。

 

跳ね上がった雨水や泥が溜まってしまって錆びたんだと思います。

 

年式からすれば「この程度で済んで良かったねぇ」と言うレベルかと思います。

 

他のボディの状態からすれば、この部分だけ板金すれば良いわけですから、数万円でピカピカボディになるはずですよ。

 

どや!

 

Nox.Pm法指定区域外でしか登録ができない車体だと思いますが、日本全体で考えればまだ8割くらいの地域で登録可能です(雰囲気ね)。

 

買っちゃえ!日産!

 

では、また!