こんにちは。
みなさん、若さを保つ習慣を何かやっていますか?
興味がない?
時間にまかせて老ける一方ですか?
それも決して悪くはないと思いますが、時間に抗うというのもある意味人間の業として可愛らしい事なんじゃないかと思います。
人間が老けていくというのは、肉体的な老いということよりも、脳の感受性が老ける事らしく、老けさせないためには感受性を老けさせないことが有効なんだそうです。
具体的には、毎日毎日「やったことがない事をする」というのがかなり有効な事らしいです。
でも実はそれって簡単なようで一番難しい事なんです。
簡単な事だったらみんな苦労せずにアンチエイジングができるはずなんですよね。
毎日今までと違う体験をする。
毎日と考えると、お金がかかるような事ではいけません。
散歩のコースを変えてみる。いいでしょう。
スーパーマーケットを日々変えてみる。いいと思います。
通勤のルートを変えてみる。電車通勤の方は難しいかもですが、クルマ通勤の人は良いでしょうね。
そんな軽微な事ですら、脳は活性化するらしいんですよね。
そう考えてみると、ルーチンで毎日やっていると思い込んでいる事でも、ミクロ単位で見れば実は毎日違うことに取り組んでいるという新鮮味を味わえるのかもしれません。
僕はこうして毎日違うクルマとにらめっこをしてブログを書いていますが、ブログを書くという行為は固定化されていますので、何か他に鮮度のある習慣を始めないといけませんね。
では、本日の一台に行きましょう!
はい、これ。
フォード・エスコートMk.1です。
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU7493617830/index.html?TRCD=200002
欧州フォードのエスコートと言えば、2000年まで生産されたフォードのエントリーモデルです。
独フォルクスワーゲンで言えばゴルフのような存在のクルマです。
それなのに、日本国内ではエスコートと聞いても「はて?」という人が多いのは嘆かわしいことです。
今日はクルマの名前だけでも覚えて帰ってください。
あ、もう覚えた?でも、最後まで読んで行ってくださいね。
今日取り上げた個体はチューンドエスコートが70年代に「ロンドン-メキシコ・ワールドカップ・ラリー」で優勝したことを記念した特別仕様車です。
車名にメキシコとありますが、決してメキシコ生産という意味ではなく、メキシコラリーに優勝したから「メキシコ」ということですよ。
というわけで、英国製の個体です。
しかし、ラリーレースはいろんな場所で開催されていたんですね。
では、見て行きましょう。
クルマよりも先にシビエのドライビングランプが目に飛び込んできてしまいます。
どう猛な雰囲気が素晴らしいです。
左右にセパレートした小型のバンパーがレーシーです。しかし、これが標準デザイン。
コンベンショナルな2ドアセダンパッケージ。しかし、異様に張り出したブリスターフェンダー。
小さく「MEXICO」とサイン。
なんという華奢なテールランプ。フロントのランプの洪水とは随分違う印象です。
内部を見て行きましょう。
ロールケージが鈍く光ります。
コ・ドライバー用の踏ん張り版がありますね。
世界で15番目くらいにシンプルなダッシュボードです。(個人の感想です)
このメーター配列はやる気にさせますねぇ。
現代基準のバケットシートがインストールされています。
もちろん、後部座席はデリート。
燃料タンクはトランク内に鎮座。
これはシングルカムのケントエンジンかな?
ストラットタワーバーでクルマのねじれを抑制。ラックアンドピニオン式ステアリングのトレースを援護します。
さて、いかがだったでしょうか?
ラリーカースペシャルウィーク第三夜は欧州フォードのエスコートに登場いただきました。
「500万円もする」と考えるか「あの名車が500万円で手に入る」と考えるか?
僕は個人的には500万円で買える新車にはあまり興味がないので、こっちを買うかなぁ。
いや、買わないか。
でも、一度は乗ってみたいですよね。
もし「クルマを10台買ってもいいよ」と言われたら、これもチョイスしますね。
(子供の妄想)
では、また!