先日、
リビングのソファに座って、
ちょっとだけ、
テレビでも見ようと思ったんです。
せっかくの休日ですし、
なんとなく、
のんびり過ごしたいなと思っていました。
そこで、
問題になるのが、
『お茶のお供』
というものです。
やっぱり、
甘いものがあると、
それだけで、
気分がちょっと上がりますよね。
冷蔵庫の奥を探してみると、
昔買ったチョコレートのクッキーが、
ひっそりと隠れていました。
パッケージには、
美味しそうな写真が載っています。
こういうのって、
見るだけで、
わくわくしてしまいます。
私は、
少しだけ、
口寂しさを紛らわせるつもりでした。
「ほんの数枚だけ、
食べておしまいにする。」
そう、
心の中で、
固く誓ったのです。
では、いったい、
そのあとどうなったのか?
それは、
恐ろしいことに、
『無限ループの始まり』
だったのです。
パッケージの端っこを、
ハサミを使わずに、
手でピッと開けました。
ふわりと、
甘くて香ばしい匂いが、
鼻腔をくすぐります。
あ、これ、
絶対においしいやつだ。
そう直感しました。
一枚目を、
そっと取り出して、
口に運んでみます。
サクッとした、
心地よい音がしました。
バターの風味が、
口いっぱいに広がります。
これは、
想像以上でした。
思わず、
「ふふっ」と、
声が出てしまいました。
こういう、
小さなしあわせって、
本当にいいものですよね。
私は、
そのときはまだ、
自分がどんな運命に巻き込まれるのか、
全く気づいていなかったのです。
二枚目に手を伸ばすのは、
ごく自然な流れでした。
「まあ、
二枚くらいなら、
許容範囲でしょう。」
そう自分に言い聞かせました。
サクッ。
またあの良い音が響きます。
あぁ、
美味しい。
仕事の疲れも、
なんとなく、
癒やされていくような気がします。
そういえば、
今週はなんだか忙しかったな、
なんて思い返しながら、
三枚目に突入しました。
ここで、
ちょっとした異変が起こります。
手が、
勝手に動くのです。
脳の指令とは関係なく、
右手が、
箱の中に伸びていきます。
サクッ。
サクッ。
なんだか、
止まらなくなってきました。
これは、
ただのクッキーではありません。
人によっては、
一種の魔薬のような、
そんな恐ろしい魅力を持っています。
気づいたときには、
もう引き返せないところまで来ていました。
箱の中を覗き込んでみると、
あんなにたくさん入っていたはずのクッキーが、
もう数えるほどしか残っていません。
あれ?
おかしいな。
私は、
ほんの数枚のつもりだったのに。
自分の胃袋のキャパシティを、
完全に過小評価していました。
いや、
過小評価どころの騒ぎではありません。
これはもはや、
『事件』
と言っても過言ではないでしょう。
こういうのって、
本当に不思議ですよね。
お腹はいっぱいはずなのに、
手だけが動き続ける。
人間の意志の弱さを、
これでもかと突きつけられる瞬間です。
ついに、
最後の一枚になりました。
箱の底に残された、
寂しげなクッキー。
それを、
見つめながら、
私は少しだけ葛藤しました。
ここでやめるべきか。
それとも、
最後までいってしまうべきか。
悩むまでもありませんでした。
秒速で、
口の中に放り込みました。
美味しかった。
でも、
そのあとにやってきたのは、
なんとも言えない、
ずっしりとした罪悪感でした。
お腹が、
パンパンに膨れ上がっています。
さっきまでの優雅な休日のティータイムは、
どこかへ消え去ってしまいました。
残ったのは、
空っぽの箱と、
散らばった細かいカスだけです。
私は、
自分の愚かさに、
深くため息をつきました。
なぜ、
あのとき、
我慢できなかったのでしょうか。
答えは簡単です。
お菓子が、
あまりにも美味しかったから。
ただそれだけのことなのです。
そう考えると、
私のせいというよりも、
クッキーの魅力が勝っていた、
ということにしておきましょう。
そう思わないと、
やっていられません。
みなさんは、
こういう経験、
ありませんか。
「ちょっとだけ」のつもりが、
気がついたら全部食べていた。
そういうことって、
きっと誰にでもあるのかなと思います。
人間、
生きていると、
色々な誘惑がありますよね。
でも、
たまにはこういう失敗も、
面白い思い出になるのかもしれません。
次に同じお菓子を見つけたら、
今度こそ、
タッパーに小分けにしてから食べよう。
心の中で、
そっとそう誓いました。
でも、
きっとまた同じことを繰り返してしまう気がします。
それもまた、
人間らしいということで、
許してもらいましょう。
今日は、
お腹いっぱいすぎて、
夕ご飯が食べられそうにありません。
これもまた、
ひとつの小さな教訓ですね。
みなさんも、
お菓子の食べ過ぎには、
本当に気をつけてください。
気がついたときには、
もう手遅れになっているかもしれませんから。
さて、
少しお腹を落ち着かせるために、
お部屋の中でも軽く歩いてこようかなと思います。
こういうのって、
やっぱり、
日常のちょっとしたスパイスですよね。
また今度、
美味しいお菓子を見つけたら、
今度は計画的に楽しみたいと思います。
お部屋の中を、
のそのそと歩きながら、
ふと窓の外を見てみました。
夕方の空が、
きれいなグラデーションになっています。
薄いピンク色と、
少し紫がかった青色の混ざったような空。
こういう景色をゆっくり見るのも、
なんだか久しぶりだなと思いました。
忙しい毎日を送っていると、
空を見上げる余裕すら、
なくなってしまったりしますよね。
でも、
ちょっと立ち止まってみると、
自然はいつでも、
きれいな景色を見せてくれているのです。
そう考えると、
さっきお菓子を食べ過ぎてしまったことも、
この景色に出会うためのきっかけだったのかもしれません。
人生、
何がどう転ぶか分からないものですね。
少し、
話しは変わりますが、
みなさんは最近、
空を見上げましたか。
朝の空、
昼の空、
そして夕方の空。
時間によって、
まったく違う表情を見せてくれるから、
見ていて飽きないんですよね。
私の場合は、
特に夕方の空が好きです。
一日の終わりを感じさせてくれる、
あの少し切ないような、
でも温かいような雰囲気が、
なんとも言えないんですよね。
こういう時間って、
心の中のモヤモヤを、
きれいに洗い流してくれるような気がします。
大人になると、
色々なしがらみや、
気をつかわなければいけないことが増えてきます。
仕事のこと、
家庭のこと、
将来のこと。
考え出すと、
きりがありません。
でも、
そんなことばかり考えていると、
心がすり減ってしまいますよね。
だからこそ、
こういう何気ない時間が必要なのかなと思います。
美味しいお菓子を食べて、
ちょっと後悔して、
お部屋の中を歩きながら空を眺める。
そんな、
他愛のない日常の中にこそ、
本当の幸せが隠されているのかもしれません。
『絶対的幸福(ぜったいてきこうふく)』
なんて言うと、
なんだか大げさに聞こえてしまうかもしれませんが、
ようするに、
「今、ここにある平和」をしみじみと感じることなのかなと思います。
特別な旅行に行かなくてもいい。
高いお買い物をしなくてもいい。
ただ、
目の前にある小さな幸せに気づくことができるかどうか。
それだけで、
毎日の感じ方が、
ガラリと変わったりするんですよね。
お腹のほうも、
さっきよりはずいぶん落ち着いてきました。
やっぱり、
少し体を動かすのは大事ですね。
じっと座っているよりも、
血の巡りがよくなるような気がします。
部屋の中を何往復かしただけなのに、
なんだか気分もすっきりしました。
人間、
動くようにできているんですね。
じっとしていると、
変なことばかり考えてしまったりしますが、
体を動かすと、
思考も自然と前向きになっていくから不思議です。
そういえば、
今度の週末は、
久しぶりに近くの公園までお散歩に行ってみようかなと計画しています。
お家の中で過ごす休日も好きですが、
やっぱり、
外の空気を吸うのも気持ちがいいですからね。
季節の変わり目なので、
どんな植物が咲いているか、
今からちょっと楽しみです。
もしかしたら、
また美味しいお土産屋さんに出会ってしまうかもしれません。
そしたら、
今度こそは計画的に、
少しずつ楽しみたいと思います。
でも、
結局また同じことをしてしまう自分の姿も、
なんとなく目に浮かぶのですが。
それもまた、
私らしいということで、
良しとしましょう。
完璧すぎる人間なんて、
なんだか少し味気ない気がします。
ちょっとくらい隙があったほうが、
周りも安心するかもしれませんね。
さて、
そろそろ夕方のニュースが始まる時間です。
今日の晩御飯は、
さすがにあっさりしたお茶漬けくらいにしておこうかな。
お腹がいっぱいすぎて、
今はまだ全然お腹が空いていませんが、
時間が経てば、
きっと何か食べたくなってくるはずです。
人間の体って、
よくできているものですね。
お腹が空いたら食べて、
眠くなったら寝る。
そんな当たり前の日常を、
これからも大切にしていきたいなと思います。
みなさんは、
今日の夜はどんな風に過ごされるのでしょうか。
温かいお茶でも飲みながら、
ゆっくりとした時間を過ごせるといいですね。
明日からも、
またそれぞれのペースで、
ぼちぼちと頑張っていきましょう。
無理をせず、
自分の心と体に相談しながら、
丁寧な一日を重ねていけたらいいなと思います。
それでは、
今日はこのへんで。
また、
日々の小さな出来事を、
のんびりとお話しさせてくださいね。
そういえば、
少し、話しは変わりますが、
みなさんは、
季節の変わり目って、
どんな風に感じていらっしゃるでしょうか。
カレンダーを見なくても、
なんとなく、風の冷たさや、
空の高さで、
『季節が動いていること』に気づいたりしますよね。
そういうのって、
なんだか少し、
嬉しくなったりしませんか。
私の場合は、
スーパーの売り場に並ぶ食材が変わったり、
街角で見かけるお花の表情が変わったりするのを見ると、
「あぁ、もうそんな時期なんだなぁ」って、
しみじみと感じたりするんです。
こういう、
『日常のなかの小さな変化』に気づける瞬間って、
すごく贅沢なことなのかもしれません。
忙しい毎日を送っていると、
どうしても、
目の前のことだけで精一杯になってしまったりします。
スケジュール帳の予定を埋めることに夢中になって、
空を見上げる余裕すら、
なくなってしまったり。
でも、
ふとした拍子に立ち止まってみると、
世界はちゃんと、
季節を巡らせているんですよね。
それは、
私たちが気づいているかどうかにかかわらず、
ただ淡々と、
繰り返されていることなのです。
そう考えると、
なんだか少し、
肩の力が抜けるような気がしませんか。
私たちは、
そんなに頑張り続けなくても、
ちゃんと、
大きな自然の流れの中に生きている。
ただそこにいるだけで、
季節の美しさを味わうことができている。
そう思うと、
日々のささやかな暮らしそのものが、
とても愛おしく感じられてくるのです。
もちろん、
毎日が楽しいことばかりとは限りません。
時には、
何をやってもうまくいかないような日もあるし、
理由もなく、
心がモヤモヤしてしまう日だってあります。
疲れて帰ってきて、
洗濯物をたたむ気力すら起きない夜も、
正直、あります。
でも、
そんな自分を責めなくてもいいんですよね。
「今日はこういう日だったんだな」って、
ただ受け止めてあげればいい。
完璧じゃなくていいんです。
むしろ、
ちょっとくらいダメなところがあったほうが、
人間らしくて、
愛嬌があるというものかもしれません。
自分のペースで、
一歩ずつ、
歩いていけたらそれで十分なのかなと思います。
では、いったい、
心地よい暮らしとは、
どんなものなのでしょうか。
豪華な家具に囲まれていることでしょうか。
それとも、
いつも笑顔でいることでしょうか。
もちろん、
それも素敵だと思います。
でも、
本当の心地よさって、
もっともっと、
シンプルなところにあるような気がするのです。
たとえば、
お気に入りのマグカップで飲む、
温かいお茶の味だったり。
お天気のいい日に干した、
お布団の匂いだったり。
お散歩の途中で見つけた、
小さなお花に心癒される瞬間だったり。
そういう、
お金には換算できないような、
小さな『幸せの種』を、
いくつ見つけられるかどうかなのではないでしょうか。
問題は、
私たちがその種に気づけるかどうか、
ということになります。
忙しさを理由に、
心をすり減らしてしまっては、
もったいないですよね。
だからこそ、
時には立ち止まって、
自分のための時間を作ってあげること。
「せっかくのお休みだから、少し足を伸ばしてみようかな」とか、
「今日は早くお風呂に入って、のんびり本を読もう」とか。
自分の心が喜ぶような選択を、
少しだけ、
日常に取り入れてみる。
そういう小さな工夫の積み重ねが、
人生を豊かにしてくれるのかなと思います。
みなさんは、
最近、
自分のためにどんな時間を作ってあげましたか。
もし、
「最近ちょっと頑張りすぎちゃったな」と感じている方がいたら、
今夜はぜひ、
何もしない贅沢を味わってみてくださいね。
テレビを消して、
お部屋の明かりを少し落として、
ただぼんやりと過ごしてみる。
そんな時間も、
大人には必要なことなのかもしれません。
さて、
とりとめもないお話を、
ここまで読んでいただき、
本当にありがとうございました。
なんだか、
今日はいつにも増して、
おしゃべりになってしまいましたね。
でも、
こうして自分の考えていることを言葉にしてみると、
頭の中や心が、
すっきりと整理されるような気がします。
これもまた、
私にとっては大切な時間です。
明日からも、
またそれぞれの日常が始まりますが、
無理をせず、
自分を大切にしながら過ごしていきましょうね。
またどこかで、
のんびりとお話しできるのを楽しみにしています。
それでは、
おやすみなさい。
温かくして、
ゆっくりお休みくださいね。