みなさん、こんにちは。
今日も、私のブログに来てくれて、本当にありがとうございます。
いきなりですが、
聞いてください。
実は、
我が家にですね、
『バナナ』
が、ありすぎるのです。
ちょっと、
想像してみてください。
リビングのテーブルの上。
そこには、黄色い塊がドンと置いてあります。
一本や二本ではありません。
なんと、一房どころか、二房もあるのです。
もう、
部屋に入った瞬間から、
『バナナの香り』
が、すごいです。
甘いような、
ちょっと熟したような、
あの独特の香りが、部屋中に充満しています。
では、いったい、
なぜそんなことになってしまったのでしょうか?
それは、
スーパーの特売でした。
『一本あたり、約三十円』
という、
信じられないような安さだったのです。
私はそれを見て、
思わず手が伸びてしまいました。
「安い!」
そう思ったのです。
家族みんな、
バナナは嫌いではありません。
朝食に食べることもありますし、
ちょっと小腹が空いたときにも、ちょうどいいです。
だから、
「これだけあれば、しばらく安心だね」
と、
そのときは、本気でそう思ったのです。
でも、
現実は、そんなに甘くありませんでした。
人間が一日で食べられる量には、
どうやら限界があるようなのです。
朝に一本食べます。
昼にも一本食べます。
夜にも、なんとなく食べてみます。
それでも、
減らないのです。
『バナナの減らなさ』
には、
本当に驚かされました。
まるで、
夜の間に、どこからか新しいバナナが補充されているのではないか。
本気で、
そう疑ってしまうくらい、減らないのです。
気づけば、
皮に茶色い斑点が出てきました。
いわゆる、
『シュガースポット』
というやつです。
甘くなって、
むしろ今が一番美味しいタイミングのはずです。
けれど、
私たちの胃袋は、すでに限界を迎えています。
もうこれ以上は、
ちょっと食べられない。
そんな状態になってしまったのです。
ここで、
問題になるのが、
『食品ロス』
というものです。
せっかく買ったのに、
もしダメにしてしまったら。
それは、
あまりにも、もったいないことです。
バナナさんに対しても、
なんだか申し訳ない気持ちになってしまいます。
では、いったい、
どうしたらいいのでしょうか?
ただ座って、
「困ったなあ」と言っているだけでは、
バナナは減ってくれません。
私たちは、
行動を起こさなければならないのです。
そこで、
私は考えました。
「そうだ、お菓子を作ろう」
と、
ひらめいたのです。
料理が得意なわけではありません。
普段は、包丁すらあまり持ちません。
けれど、
この状況を打破するためには、
何か特別なことをする必要があるのです。
そう考えると、
なんだかワクワクしてきます。
料理というよりも、
これはもはや、
『壮大なプロジェクト』
なのだと言えるかもしれません。
では、いったい、
何を作ったのでしょうか?
それは、
『バナナケーキ』
です。
ネットで調べてみると、
材料は意外とシンプルでした。
ホットケーキミックスと、
卵と、
牛乳と、
そして主役のバナナです。
これなら、
私にもできそうです。
さっそく、
キッチンに立ちました。
熟しに熟したバナナを、
ボウルに入れます。
フォークを使って、
力いっぱい潰していくのです。
ぐにゃっ。
ぐにゃっ。
という感触が、
手に伝わってきます。
最初は、
「なんだかちょっと面倒だな」
と思っていました。
けれど、
作業を進めるうちに、
なんだか楽しくなってくるのです。
潰されたバナナが、
ドロドロのペースト状になっていきます。
そこに、
ホットケーキミックスを投入します。
ぐるぐると、
泡立て器で混ぜ合わせます。
生地が、
だんだんとなめらかになっていきます。
いい匂いが、
キッチン全体に広がっていきます。
なんだか、
自分自身が、
すごく料理のできる人になったような気がしてきます。
これは、
スゴイことです!!
自分で自分が、
少し誇らしくなってきます。
そして、
型に流し込み、
オーブンへ。
あとは、
焼き上がるのを待つだけです。
待ち時間の間、
私はリビングのソファに座りながら、
ふと考えました。
なぜ、
私たちはこんなにもバナナに振り回されているのだろうか、と。
ただの果物です。
植物の実です。
自然界に生えているときは、
誰もこんなに悩んだりしません。
サルが木から取って食べて、
それで終わりです。
複雑なことなど、
何一つないはずなのです。
それなのに、
人間の社会に入ってきた途端、
『安売り』
『大量消費』
『保存』
『調理』
という、
いくつもの人間的な事情が絡み合ってきます。
バナナのほうからすれば、
「頼むから、そんなに人間社会の都合に巻き込まないでくれよ」
と思っているかもしれません。
そう考えると、
なんだか少し、
バナナがかわいそうになってきました。
自然のままでいればよかったのに、
私の「安いから」という欲のせいで、
急にケーキの材料になってしまったのですから。
でも、
これも運命というものなのでしょうか。
出会ってしまったからには、
最後まで責任を持たなければいけません。
いや、
責任を持つどころか、
最高の結果に変えてみせるのです。
美味しく変身させて、
家族みんなで「美味しいね」って食べる。
それこそが、
このバナナたちにとっての、
『最高の成仏(じょうぶつ)』
なのではないでしょうか。
ちょっと大げさかもしれませんが、
私は本気でそう思ったのです。
ピンポーン。
オーブンのタイマーが鳴りました。
ついに、
その時がやってきたのです。
恐る恐る、
オーブンの扉を開けてみました。
もわっと、
温かくて甘い空気が、顔を包み込みます。
目の前にあったのは、
見事なまでにきつね色に焼き上がった、
『巨大なバナナケーキ』
でした。
すごいです!!
思わず、
声が出てしまいました。
見た目は、
お店で売っているものと比べても、遜色ありません。
いや、
自分史上最高の出来栄えです。
さっそく、
包丁を入れてみました。
サクッ。
そして、中はしっとりとしています。
お皿に盛り付けて、
家族みんなで食べてみることにしました。
「どうかな……?」
私は少しだけ、
ドキドキしていました。
もし失敗していたら、
どうしようという不安があったからです。
でも、
そんな心配は、一瞬で吹き飛びました。
一口食べた瞬間、
子どもたちが目を丸くしたのです。
「おいしい!!」
妻も、
「えっ、これ本当にあなたが作ったの?」
と驚いています。
口の中に広がる、
バナナの自然な甘みと、しっとりとした食感。
これは、
想像以上でした。
本当に、
スゴイことだと思います。
ただの「ありすぎたバナナ」が、
こんなにも素晴らしいスイーツに生まれ変わってしまったのですから。
ここで、
私は気づきました。
問題は、
バナナが多すぎることではありませんでした。
もっと言えば、
失敗や困った状況そのものが問題なのではないのです。
問題は、
その状況に直面したときに、
私たちがどういう態度をとるか、ということです。
ただ文句を言って、
腐らせて捨てることもできたはずです。
「あーあ、買いすぎちゃったな」
と言って、ため息をつくだけで終わることもできました。
けれど、
そうはしませんでした。
困った状況を、
どうにかして面白がろうとしたのです。
新しいことに挑戦して、
自分なりの答えを出してみたのです。
そう考えると、
人生におけるすべての「多すぎるもの」や「困ったこと」というのは、
実は、
私たちに何か新しい可能性を教えてくれるための、
素晴らしいチャンスなのだと言えるかもしれません。
今回は、それがたまたま、
『バナナ』
だったというだけなのです。
もし、
これが別のものだったとしても、きっと同じです。
ピンチは、チャンス。
よく言われる言葉ですが、
本当にその通りなのだと、今回のことで身をもって知りました。
家の中にあふれかえっていたバナナたちは、
今や、私たちの家族の会話を弾ませる、
最高のコミュニケーションツールになりました。
一本のバナナから始まった物語が、
まさかこんなにも大きな気づきにつながるなんて、
思ってもみませんでした。
本当に、
世の中何が起こるか分からないものです。
だからこそ、
毎日の些細な出来事を、
めんどくさいと思わずに、楽しんでいきたい。
私は今、
焼きたてのバナナケーキの香りを嗅ぎながら、
そんなことを、強く感じています。
明日からも、
また何かしらの小さな事件が、
私の日常で起きるかもしれません。
でも、
もう怖くありません。
どんな「ありすぎるもの」がやってきても、
私はそれを美味しく料理してやろうと、
心からそう思っているのです。
そう、
すべては自分次第なのです。
自分の考え方一つで、
日常の退屈な風景は、
鮮やかなドラマに変わっていくのですから。
みなさんの日常にも、
もしかしたら今、
「ありすぎて困っているもの」があるかもしれません。
それは、
もしかすると、
あなたにとっての「最高のバナナ」なのかもしれませんよ……?
ふふふ。
それでは、
今日はこのへんで。
また次回のブログでお会いしましょう。
最後まで読んでいただき、
本当に、ありがとうございました!!
あ、
そういえば、
すっかり忘れていました。
実は、
今日のブログの最初、
何を話そうとしていたか、
すっかり飛んでしまっていたのです。
最初の予定では、
まったく違う話をしようと思っていました。
それは、
靴下の話です。
みなさんは、
洗濯をしたあとの靴下の片方が、
どこかへ消えてしまうという、
あの謎の現象に悩まされたことはありませんか?
いわゆる、
『靴下消失事件(しゅっかしょうしつじけん)』です。
あれは、
本当に不思議ですよね。
きっちりペアで洗濯機に入れたはずなのに、
干すときになると、
なぜか一足足りない。
片方だけの靴下が、
ポツンと取り残されている。
では、いったい、
あの消えた靴下たちは、
どこへ行ってしまうのでしょうか?
ブラックホールに吸い込まれたのでしょうか?
それとも、
洗濯機の妖精が、
こっそり持って行ってしまったのでしょうか?
少し、
くだらない話に聞こえるかもしれません。
でも、
よく考えてみてください。
この世の中には、
私たちがどれだけ理屈で考えようとしても、
どうしても説明がつかないことが、
たくさんあるのです。
科学がどれだけ発達しても、
AI(エーアイ)がどれだけ賢くなっても、
「なぜか靴下の片方が消える」
という謎だけは、
いまだに解明されていません。
そう考えると、
なんだか少し、
楽しくなってきませんか?
すべてが合理的に、
すべてが計算通りに進む世界なんて、
きっと味気ないものです。
予測不可能なことが起きるからこそ、
私たちの毎日は、
こんなにもスリリングで、
面白いのではないでしょうか。
靴下が消えることさえも、
宇宙の壮大な冗談だと捉えてみる。
そうすると、
片方になった靴下を見るたびに、
クスッと笑ってしまう。
「まあ、いっか」
と、
肩の力が抜けていく。
そういう余裕こそが、
いまの私たちにとって、
一番必要なものなのかもしれません。
バナナケーキの話から、
まさか靴下の話に飛ぶとは、
自分でも思っていませんでした。
でも、
人生なんて、
そんなものですよね。
計画通りにいかないからこそ、
面白い。
思いがけない方向に流されていくからこそ、
新しい景色に出会える。
今日のバナナケーキだってそうです。
買おうと思って買ったわけではなく、
ただ目の前にあったから作った。
それだけのことが、
こんなにも大きな幸せを運んでくれた。
だから、
目の前に起きるすべての出来事を、
面白がってみませんか。
嫌なことがあったときも、
疲れたなと感じたときも、
「これは、どんなドラマの始まりなのだろう?」
と、
少しだけ視点を変えてみる。
それだけで、
世界の色が、
ガラリと変わって見えるはずです。
パステルカラーだった世界が、
鮮やかなネオンのように輝き出す。
自分の内側にあるレンズを、
ちょっとだけ、
磨いてみる。
そう、
すべては心の持ちようなのです。
さて、
本当に、
今日のブログはこれでおしまいです。
今度こそ、
本当に終わりです。
あ、
でも、
もし今夜、
夢の中に片方の靴下が現れたら……。
それはきっと、
何かいいことが起きる前兆(ぜんちょう)なのだと思います。
みなさんも、
今夜は靴下の片方に感謝しながら、
ゆっくり休んでくださいね。
それでは、
おやすみなさい。