この夏の個人的な麩まんじゅう祭りも終盤を迎えた。
駆け足の麩まんじゅう祭りにお付き合いありがとう、すなわち、おつきあり。
夏のうちにまた幸運な出会いがあったら、ブログレポさせていただこう。
さて最後に紹介するのは市川三郷町にある小さな和菓子屋
きんこう堂
だ。
つい最近、山梨日日新聞にこの店の練り切りが取り上げられた。
記事になっていたのは、中止になってしまった神明の花火大会を偲んだ『華火』と、アマビエに続く山梨の厄除けシンボル『ヨゲンノトリ』だ。
麩まんじゅう目当てで伺ったのだが、練り切りの価格が ¥250 と手頃なこともあり、そちらも購入してしまった。
ワタシもミーハーだよなあ…。
まずは麩まんじゅうから。(値段を失念。申し訳ない。)
笹の葉でキュッと包んだ様子がとても丁寧。
麩まんじゅうは大ぶりで、小さなお口で3.5口といったサイズ感だ。食べ応えがある。
ふんわりとした麩らしい食感はもちろん、弾力と粘りもありおいしい。
餡は粗く潰した小豆餡、ふんわりと感じられる甘味の加減が優しい。この粗い粒加減と甘さ加減がちょうどいい。
餡がとにかくおいしい、上生菓子(ヨゲンノトリ、華火)を食べて改めて思った。
上生菓子は、まずはヨゲンノトリから。
黒と薄黄色のツートンカラーが淡く美しい。
きめ細やかなこしあんが本当においしい。
水分を含みすぎず、またパサつきすぎてもいない。
練り切りはしつこさのない舌触りだ。
続いて華火。
淡い色彩の演出が得意なのか、こちらも色合いは激しくなく、ほんのりと染まったような発色になっている。
餡と練り切りはヨゲンノトリと同様の感想だ。
餡がおいしい。
和菓子の取り揃えは豊富で、水まんじゅうなど季節らしい菓子のほか、和三盆のカステラなども並んでいた。
手頃な価格で美しい練り切りが買えるのは嬉しい。
また近くを通ることがあったら立ち寄りたい。
まとめ
・手頃な価格で良質の和菓子を買うことができる。
・餡子がおいしいなあ。
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文責:雨吉
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