【起稿2026年8月16日記事】

こんにちは🙋

東京は今日も良い天気ですが、暑くなってきました。
今朝は屋内で、立位バランス訓練と独歩訓練をしました。

さて、脳卒中を発病して約2年5ヶ月、身体の感覚について少し不思議な変化を感じるようになりました💡

今回は、その変化について、現在の私自身の体験を「一つの経過報告」として書いてみたいと思います✋


今までこのブログに書いてきた通り、私は回復期に感覚鈍麻がかなり強い状態でした🙍


特に深部感覚については、自分の手足がどこにあるのか、身体がどのような姿勢になっているのかを、いつも感覚だけでは十分に把握出来無かったのです🙅

そのため当時は、おそらく残っていた視覚情報や運動の経験、身体の動きそのものなど、使える情報を組み合わせながら動作を行っていたのだと思います😓

つまり、感覚が十分に入ってこない分を、脳が別の情報で補っていたのではないか、と考えています😥
(勿論これは私自身の推測です。)

ところが、今年に入ってから変化を感じ始めました。
感覚鈍麻について少しずつ変化を感じるようになったのです😲

以前よりも身体の位置や動きが分かりやすくなり、「あれっ!感覚が戻ってきているんじゃない?」と感じる場面が増えてきたのです😌

そんな中で、最近特に気になったのが洗面時の変化です😔

私は、約2年前の在宅生活復帰後から、自宅洗面所で立位の洗面動作(歯磨き、髭剃り、洗面、ヘアケア)をしていましたが(自宅が狭いので...)、当然健常者と同様に、周囲を汚さないように洗面台に身を屈めなければならず、目を開けていても何となく怖さがありました。
ところが最近は、洗面(顔面洗浄)を終えた後、目を閉じたまま普通に顔を拭くことができるようになりました✌

これは私にとって、かなり大きな変化です😆

目を閉じれば視覚から得られる情報がなくなります。
それでも立った姿勢を保ちながら顔を拭けるということは、少なくとも以前より、身体の位置や姿勢を把握するために、視覚以外の感覚を利用できるようになっているのではないかと思いました😊

そのため、これは深部感覚そのものが回復してきた、あるいは残っている深部感覚を脳が上手に利用できるようになってきた可能性を示しているのではないか、と考えています🙆

ところが、これも前に記事へ書いたように、実は散歩では別の問題が出てきています👇


上記記事に書きましたが、明るい場所、暗い場所、明るい場所、暗い場所……というように、明暗が繰り返し変化する場所を歩くと、足元が不安定になる感じがあり、場合によっては「めまい」のような感覚が出る事があります😖

ただし、私の場合、周囲がぐるぐる回るような典型的な回転性めまいというより、「足元が不安定になる」「身体が安定しない」という感じです😵

これは、前述の洗面時の変化とは、一見矛盾するような現象に思えます。
「目を閉じ立って顔を拭けるのに、目を開いているのに、どうして歩くと不安定になるのだろう?」という疑問です🤔

身体と感覚について考えると、姿勢や歩行に人間は、一つの感覚だけを使っているわけではありません...

①視覚から得られる情報。
②筋肉や関節などから得られる深部感覚。
③内耳から得られる前庭感覚。

...さらに、それらの情報を脳が統合して、「自分はいまどのような姿勢で、どちらに動いているのか」を判断します。

私が考えているのは、もしかすると現在の私の脳では、これまでとは少し違った感覚情報の組み合わせを処理する段階に入っているのではないかということです🙁

「『感覚が戻ってきたこと』に脳が再適応している...」
(これはあくまで私自身の仮説です。)

発病後間もない急性期や回復期には、深部感覚がかなり鈍かった...
そのため私の脳は、十分に利用できない感覚情報を補うために、視覚など他の情報への依存を強めていたのではないか...
ところが、その後、深部感覚が少しずつ回復してきた...
すると今度は、「以前はあまり使えなかった感覚情報が、再び入ってくるようになった」という状態になります😕

脳からすれば、これまでとは、入力される情報の量や質が変化したことになります。
そのため、視覚・深部感覚・前庭感覚などを、どの程度の割合で利用するのが適切なのかを、再び調整しているのではないか?...
私は、そんな可能性を考えるようになりました🤨

もちろん、医学的に「脳の感覚統合部位が戸惑っている」と断定できるわけではありません。
より正確に言えば、この現象は、「脳が複数の感覚情報を統合し、状況に応じて適切に重み付けする能力が、まだ再調整の途中なのではないか...」という仮説です🙄

洗面ではできるのに、明暗歩行では難しい理由は、この二つを比較すると、少し納得できます...

・洗面の場合は、場所が決まっていて、動作も毎日繰り返しているため、比較的予測しやすい環境です。
しかも、立った状態であまり大きく移動する必要もありません。
・散歩では、身体そのものが移動します。
さらに、明るい場所から暗い場所へ入ると、視覚から得られる情報が急激に変化します。
そのとき脳は、視覚だけに頼ることができなくなり、深部感覚や前庭感覚などをより活用しなければなりません。
...つまり、散歩のほうがはるかに高度な感覚統合を要求されます😰

そのため、「単純な条件では感覚を上手に利用できるようになったが、複雑な条件ではまだ統合処理が追いつかない。」という状態なのかもしれません😞

ではこれは「回復していない」ということなのか?

私は、必ずしもそうではないと思っています😄

むしろ、感覚がほとんど使えなかった段階から、感覚を使える段階へ移行している途中なのではないか、と考えています😏

もちろん、私の解釈が正しいとは限りません。
深部感覚の回復だけでなく、姿勢制御の改善、動作の学習、視覚への依存度の変化、前庭感覚、注意機能など、さまざまな要素が関係している可能性があります😧

それでも、「以前は目を開けていても怖かった立位洗面が、現在は目を閉じてもできる。」という変化と、「明暗が変化する歩行では、まだ足元が不安定になる。」
という二つの事実を並べてみると、私自身には一つの回復過程が見えてきます👀

それは、「感覚そのものは少しずつ戻ってきている。
しかし、その新しく得られた感覚を、さまざまな状況で自在に統合して利用するところまでは、まだ十分に回復していない。」というものです😔

私は、脳卒中後の回復は「一直線」では無いと感じています。
脳卒中後の回復というと、「できなかったことが少しずつできるようになる」という単純なイメージを持ちがちです。
しかし、自分自身の経過を振り返ると、実際にはもっと複雑なのかもしれません。
ある能力が回復すると、それまで別の能力で補っていたバランスが変化する。
すると、今まで問題にならなかった場面で、新しい問題が見えてくる。
そして脳が再び適応していく...

そう考えると、今回の「目を閉じても洗面できるようになったのに、明暗歩行では足元が不安定になる」という一見矛盾した現象も、私にとっては回復過程の一つの変化として捉えられるように思います🤔

まだまだ、納得出来る回復具合にはほど遠いですが、以前には出来なくなっていた事が、今は出来るようになっています😕

その小さな変化を一つ一つ観察し、小さな幸せを噛みしめながら、これからも自分の身体と脳がどのように変化していくのかを楽しみにしたいと思います😌

※この記事で述べた「深部感覚が回復してきた」「感覚統合が再調整されている」という説明は、私自身の症状から考えた仮説であり、医学的な診断ではありません。