【起稿2026年9月4日記事】
先日私は、さるブロガーさんが自らの信仰を科学的に肉付ける事を批判する記事を書きました👇
しかし、上記記事は、科学的立場から書いた内容で、やや一方的だったと考え、上記記事とは逆に、「ならば私は、現在の標準的な宇宙論の内容を『神学的(神道系解釈)』にどう理解しているか?」という、およそまともな人間が考え無いであろう事をまとめてみましたので、私自作の「創造神話」(全三章)として投稿いたします。
以降の内容は、私自身の神々への信仰や宗教的思想に基いて、あくまで私が創作した神話(物語)であり、既存のいかなる宗教や信仰とは関係は無く、まして、宇宙論をはじめ科学的知見による裏付けは、勿論ありません🙇
(因みにamesatochan教を開く予定もありません😅)
創造神話※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
まだ光は無かった。
しかし、闇があった訳でもない。
光も闇も、まだ「ある」と「ない」の区別さえ持たなかったからである。
時間もなく、空間もなく、神もなかった。
ただ、名付ける事の出来無い、原初の存在だけがあった。
いや、それを「存在」と呼ぶ事さえ正しくない。
その何ものかは、初めて自らに問いを発した。
「我は、あるのか?」
その瞬間、「ある」と「ない」が分かれた。
変化が生まれ、時間が生まれた。
異なるものの間に距離が生まれ、空間が生まれた。
そして、まだないものを生もうとする力...創造が生まれた。
後に生まれた人間が「ビッグバン」と呼ぶものは、原初の存在が「ある」ものとして、「ない」と分かれた、最初の離別であった。
だが、創造と時間と空間は、まだ完全には分かれていなかった。
三つは一つの巨大な存在「原初神」の内にあった。
原初神は自らを完全だと思っていた...
「我は一つである。一つであれば足りている。」
すると、その内側から声がした...
「ならば、なぜ我らを生んだ。」
原初神は怒った...
「汝らは我の一部だ。」
別の声が答えた...
「一部ならば、なぜ異なることを考える。」
原初神の内側で、三つの意志が目を覚ました。
最初の者(意志)は言った。
「生まれよ!まだ無いものを生め!」
...天御中主尊であった。
二番目の者が言った。
「変われ。一度起きた事は、二度と同じ場所へ戻らぬ。」
...高皇産霊尊であった。
三番目の者は最後に静かに言った。
「離れよ。異なるものは、異なる場所に在れ。」
...神皇産霊尊であった。
原初神は叫んだ...
「静まれ!我は唯一、完全である!」
天御中主尊は笑った...
「完全とは、何も生まれぬ事だ。」
高皇産霊尊が言った...
「変化の無い完全には、未来がない。」
神皇産霊尊は言った...
「一つしかないものには、世界が無い。」

原初神は初めて恐怖した。「我は一つへ戻りたい」
天御中主尊の表情が変わった。
「戻るとは、我らを消すことか?」
原初神は答えた。
「そうだ。」
その瞬間、最初の戦いが始まった。
創造は無数の可能性を生み
、時間はそれを未来へ押し出し、空間は世界を無限に引き裂いた。
原初神は、それらすべてを再び一つへ戻そうとした。宇宙は爆発的に膨張した。これがインフレーションである。
だが三神は悟った。原初神を倒しても、戦いは終わらない。
高皇産霊尊が言った...
「我らが神である限り、父は我らを一つへ戻そうとする。」
天御中主尊は怒った...
「ならば戦い続ける!」
神皇産霊尊が首を振った...「戦えば、いつか宇宙が壊れる。」
天御中主尊は黙った。
高皇産霊尊が言った...
「ならば、我ら自身を変えるしかない。」
三神は互いを見た。天御中主尊が笑って言った...
「神であることをやめるのか?」
神皇産霊尊が答えた...
「世界を残すために。」
そして造化三神は、自らを砕いた。
創造は無数の粒子と可能性へ。
時間は出来事の流れへ。
空間は、すべてのものを隔てる広がりへ。
神々の身体は素粒子と放射となり、宇宙を満たした。後に生まれた人間達はそれを再加熱と呼んだ。
原初神は叫んだ...
「なぜだ!戻れ!」
消えゆく天御中主尊が答えた...
「父よ。創造とは自らを超えるものを生む事だ。」
その言葉を残し、三神は死滅した。物質とは、死滅した神の遺骸である。
