【起稿2026年8月15日記事】
平和と幸せを祈ろう!
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さて皆さん、今日は「戦没者を追悼し平和を祈念する日」ですね。
1945年8月15日、玉音放送を聴く日本の民間人
出典:Wikimedia Commons「Japanese civilians listening to the surrender broadcast」
原典:『Japan's Longest Day』(1968年版)p.262撮影者:不詳/パブリックドメイン
「全国戦没者追悼式 」は11時51分から始まり天皇陛下、高市首相の式辞がありました。
私も正午から1分間、戦没者の御霊に黙祷を捧げました。
政府広報オンライン👇
https://www.gov-online.go.jp/data_room/calendar/202608/event-4441.html
先の大戦(大東亜戦争)に関しては様々な想い、考えはあろうかと思いますが、私のような戦後世代にとって、全ての御霊に遍く哀悼の誠を捧げる事は、「今の幸せをご先祖様に感謝する」という日本人として自然な心の発露でもあります。
さて、天皇陛下は式辞において「再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い。」と述べられ、高市首相は「戦争の惨禍を二度と繰り返させない」と語りました。
歴代の首相は「戦争の惨禍を繰り返さない」と、自らが繰り返すことを否定する形で語ってきました。それに対して高市首相は、「繰り返させない」と使役の否定形を用いました。これは、「自ら繰り返さない」という自己規制から、「誰にも繰り返させない」という阻止・介入の意思へと、表現の主体を変えたものと読めます。
時代が変わっても、日本の皇位は権威であって権力とは距離を置いていますから天皇陛下が受け身の否定形で述べられるのは、日本の国体を考えても妥当です👇
日本の国体について私は、「天皇陛下が国家・国民の安寧を祈り、国家に生じた結果を引き受け、国民と苦楽を共にするという責務を負い、その下で政治権力が統治を担当する歴史的な国家構造」と理解しています。
そして、高市首相の使役の否定形は、先の大戦についての保守派らしい認識が滲み出た結果と受け止めました。
賛否は様々でしょうが、主義主張を隠さず表された事には好感を持ちました。
問題は「繰り返させない」為にどうするかです。
私は、大東亜戦争(特に太平洋戦争局面)について、戦後リベラル派のような自虐史観は持っていませんが、かといって、「欧米諸国が日本を一方的に追い込み、挙げ句日本を罠に嵌めて開戦させた。」とする陰謀論的な立場もとりません🙅
戦争はそれぞれの立場に言い分があり、どちらか一方が、一方的に悪いとする考えは、短絡的であると考えます🤔
私は、大東亜戦争についての歴史的研究、歴史小説等を読む度に、日本は日本の
、中国は中国の、米国は米国の事情・立場・戦略があり、それらが複雑に絡まり戦争に至ったのだなぁ...といつも思います。
だから、「戦勝国が敗戦国の指導者達を裁判にかけて処刑する」という無理を押し通した東京裁判でのイメージのように、「日本の指導者達が悪行を働いた事により、戦争が始まり双方の損失・被害を生んだ」という犯罪行為的因果関係は肯定しません。
しかし、「繰り返させない」為には、戦後81年経った令和の時代だからこそ、そろそろ戦争に至った経緯(出来事)について、一般的な意味での因果関係、影響度合い等を精査して、再びの惨禍を、防ぐべきと存じます。
今回、日本に壊滅的な結果をもたらした太平洋戦争局面の開戦に至る経緯を改めて調べた結果、東京裁判で「A級戦犯」とされた日本の大物指導者達も、欧米諸国側の評価(戦争責任)と日本人から見た「日本の国益を損なった」度合いは必ずしも
一致しない事に気付きました。
そして、この「日本の国益を損なった」出来事の確認・検証を行い積み重ねる事により、日本の「戦争への道」がより理解出来ると考えました。
その結果、「日本の国益を損なった」出来事へ主に関わった人物が浮かび上がりました。
日本はドイツやイタリアのような全体主義国家では無く、周囲から隔絶した強力な指導力・権力を持った指導者はいませんでしたから、本来ナチスの指導者のように一国民が厳しく糾弾すべきでは無いかもしれません。
1.土肥原賢二陸軍大将
・日本の中国華北部武力制圧(軍事支配)を主導
~中国国民のナショナリズムに火を付け、泥沼化した日中戦争を招いた。
2.松岡洋右外相
・三国同盟・日ソ不可侵条約推進締結
~結果として外交戦略の失敗
・北進策の提唱
~国の政策が資源確保の南進策に固まる中で北進策を主張するなど、外交政策の混乱・停滞を招いた
3.板垣征四郎陸軍大将
・「分治合作」工作
~日中戦争推進
・太原作戦
~対中慎重派の陸軍中央の石原莞爾中将との対立から、現地方面軍との連絡を欠き、時に陸軍中央の指令をも無視する関東軍の独断的体質を生んだ。
・上海事件
~謀略の多用により、関東軍に、謀略体質をもたらした。
4.鈴木貞一陸軍中将
・国際連盟脱退
~陸軍内で連盟脱退方針を浸透(国際協調からの離脱推進)
・太平洋戦争開戦直前御前会議
~対米英蘭開戦推進
5.東條英機首相
・結果責任
~私は世間的評価と違い、東條英機首相の戦争責任を重く考えていません。
東條英機首相は一人の人間として見た場合、私は失礼ながら「小者」だと考えています。
何故なら、数多の人々の東條英機首相の人物評は「優秀な軍事官僚の一人」とするもので、政策や軍事の独創性・展開能力は低く、作家の司馬遼太郎さんに至っては、著作の中で東條英機首相を「集団的政治発狂組合の事務局長のような人」と言っています。
以上のキーパーソンはエピソードが多く、後年研究者や作家が取り上げた著作が数多く存在しますので、体系化すれば、太平洋戦争への経緯はかなり理解が進むと思います。
さて一部には、「戦争前夜の軍部や政治家は結託して、戦争開始に邁進した。」と誤解される方がいらっしゃいますが、事実は、軍部さえ一枚岩では無く、それも陸軍、海軍共に様々な主張、賛否がありました。
例えば、米内光政首相(海軍大将)、井上成美海軍大将、梅津美治郎陸軍大将、平沼騏一郎首相といった人物は、戦争抑止の方向での動きを、認める事が出来ます。
ところで、全国戦没者追悼式とは別に、今日8月15日には、毎年要人の靖国神社参拝が行われて話題になります。
靖国神社は、大東亜戦争に限らず主に日本の軍人、軍属等を祭神として祀っている東京九段に所在する勅祭社で、神霊(祭神)の数は合わせて246万6千余柱にものぼります。
これは、唯一無二の絶対神を信仰している諸外国ならば、奇異に感ずるかもしれませんが、古来より、万物に宿る八百万の神(神霊)を畏れ、国の為に散った英雄を英霊として祀り慰めてきた日本人の心には、しっくり馴染む信仰ですね。

