オン・ユア・フィート!/梅田芸術劇場ドラマティックシアター(1/19) | That's the way I am

That's the way I am

人生の晩年まで、あとどれくらい?
「ああ、それなりに楽しんだわね」と後々思い出せるように。



※アメンバー記事は、個人的極秘記録です。申請は受けていません。

 

例によって、中年の曖昧な記憶を頼りに書いてますので、多々間違いもある、身勝手解釈の備忘録です。

 

♪ ♪  ♪ ♪ ♪  ♪  ♪  ♪ ♪ ♪ 

席は16列ややセンター。2階の先頭列で、パーンと視界が広く、舞台全体を見渡すには絶好の位置です。

舞台上の役者の表情も、オペラを使わなくてもギリいけるかな?

(私は視力が弱いので、オペラを使いました)

 

バンド席とは、ほぼ同じ高さ。今回も「せ~の!」というバンマス?の身振りで 第一音の衝撃に備えましたw

私にとっては2回目の、そしてラストのオンユアフィート!

 

Rhythm Is Gonna Get You♪

舞台は、休暇を中止した、あの運命の選択から始まります。

息子に「宿題は済んだのか?」と問いかけるダイちゃんエミリオ

グロリアに「大嫌い!」と言われても、まったく気にしない。

ダイちゃんの話し方は、昔NHKで放送されていたアメリカンホームドラマの人っぽい。

参考にしたのかな?

 

そこから、グロリアの幼少期にシーンは移ります。

ベトナム戦争に従事するパパ(栗原英雄さん)が、マイアミから送られてきた幼いグロリアの歌声をカセットで聴いています。

辺りに誰も居ない事を確認してから、お返事を吹き込むパパが可愛い。

 

そしてシーンは、ベトナムからマイアミへ。

パパからの返事を聴きながら、お家の家事をこなす子役グロリア。

(偶然にも、これで子役2組とも観る事が出来ました)

愛情に溢れているコンスエロお婆ちゃん(久野綾希子さん)

テキパキとしてて、ちょっと厳しいグロリアママ(一路真輝さん)

生活は楽じゃないけれど、みんな音楽が大好き。

tradition♪

そこから、年頃の美しい娘に成長したグロリア・朝香まなとさんと入れ替わります。

アンサンブルさん、プロのラテンダンサーさんが入り乱れて、舞台の上は陽気なラテン一色。

 

日は変わって、グロリア家の前を歩き回る、白いホットパンツ野郎・エミリオ登場。

皆さん、ホットパンツに騒いでましたけど それよりアコーディオンが気になる私。

なんでアコーディオン担いでた? なんで車の中に置いてこなかった?

(この日の去り際は「大阪、好っきやね~ん」だっかな) 

ママのエミリオの第一印象は最悪なのに、

おばあちゃんは「お前の事を熱く見てたねハート」って、孫グロリアに焚き付けちゃうの。グロリアの方も満更じゃなくて。

 

ママ、お婆ちゃん、妹レベッカ(青野沙穂さん)と連れ立って、エミリオのバンドの練習場にやって来たグロリア。

ここで初めて人前で演奏し、歌う事になります。

 

Anything for You♪

グロリアの才能に、今後の構想を練るように歩き回るエミリオ。

ソッポ向いてたママは、娘の歌声にハッとして、それから何かを思い出したかのように、複雑な表情になります。

 

バンドの練習の誘いを遮って、娘たちを連れ帰るママ。

自宅では、重い病気にかかり変わり果てたパパがソファにポツンと座っています。

ママは、グロリアが人前で演奏して上手に歌ったことをパパに語ります。

キューバに居た頃の、穏やかな日々を思い出すママ。

病気のパパは答える事が出来ません。何を思うのか?表情も読み取れない。

ママは寂しげに、一人、思い出話を続けます。

 

さて、バンド練習に参加する事になったグロリアにも大問題が発覚。

なんとダンスが踊れないwww

ダンスリーダー役の当銀さんが必死に教えるも、モタモタ。

毎回、色んな振り付けが披露されてましたが、この日は花花組ポーズを指定。

これにはヅカファンが大喜び。

基本、アドリブで打ち合わせ無しなんですね。朝香さんが(小声で)「えええ?それ?」と照れ笑い。

 

「少し前の自分の過去を思い出して!」

「ワタシ、割と、こういうの得意!って言ってたよね?」 

 

会場大爆笑www

でも、お約束ですから 朝香さん100%の花組ポーズを見せてくれました。

1.2.3♪

 

エミリオとグロリアのデュエット I See Your Smile♪

バンド練習からの帰り道、グロリアとエミリオが、それぞれ恋に目覚めた喜びを歌います。

ここのグロリアの表情が、とても可愛いんですよ。目をキラキラniko*させながら、フワフワした気持ちで歩いてるの。

わっかるなー笑・ 恋に堕ちた頃って浮かれ気分。

一方のエミリオは、あれだけ強引なのに、恋には慎重なのが意外。

ダイちゃんの歌声は、優しくて愛情に満ちた温かい声なの。

 

会場にいる渡辺大輔をよく知らない方達に叫びたかったー

「ダイちゃんは本来 こうも甘くて、爽やかで、素敵なんですよーーーー怒って。

 

さて、バンド活動にのめり込むグロリアにママは面白くありません。

妹レベッカとお婆ちゃんが取り成すけれど、手厳しいことを言うのね。

お婆ちゃんは、ママこそはハリウッドから声が掛かっていたスター候補だった過去を教えてくれるの。

 

シーンは、革命前のキューバ。

クラブで歌い、踊るママグロリア。

一路さん カッコよかった。

まさに「あの子は輝いていた!スターだった!」の娘時代を演じてました。

 

この作品は、キューバ革命を調べると判りやすいと思います。

パパは当時の大統領を守る側の人間。家族にも危険が及ぶと考え、マイアミへの亡命を勧めます。

グロリア達は、俗にいう政治的亡命。

(実際には、カストロによる報復はありませんでした)

 

レストランでのお誕生日だからほっぺにキスして詐欺

前回は、二人のラブシーンに視線は釘付けでしたがうへー

 

今回は、階段に現れたギターを抱えたトリオ(ひのあらたさん 加藤潤一さん もうお一人?)が気になって気になって!!

繰り広げられる熱々のラブシーンに、このドンタコス・トリオが

 

ギターを奏でつつ~ 覗き込み~キョロ 

知らんぷりして歌いつつ~ やっぱ覗き込み~キョロ  

コーラスを決めつつ~ キスシーンをガン見する~キョロ

 

見事なハーモニー・すっ呆けな表情・一糸乱れずな動きが面白くて、面白くて笑・

うっかりラブシーンを見損ねてしまいました。

お互いの気持ちを確認した二人がチークで踊るHere We Are♪

 

パパにエミリオとの結婚を相談するグロリア。でも、病気のパパからは返事はありません。

ここで本当のパパ?の幻が背後から現れて、娘に伝えるの。

「パパの手を離して、エミリオの手を取りなさい」って。When Someone Comes Into Your Life♪

このシーン、私にとって一回目の涙シーンです。(恐らく、ここがパパが亡くなるシーン)

 

Conga♪は日本でも有名。

これを売る為に試行錯誤を繰り返し、決して諦めないエミリオ達。苦労話からの大ヒットする流れは実に痛快です。

「ホットドッグとタコスを足して割った」だったのが、この日は「たこ焼きとお好み焼きを~」になってました。

(でもね、両方とも溶いた小麦粉とソースとマヨネーズだよね?)

 

最後、Conga♪に熱狂するライブ客役を、私たち観客が務めます。

立ち上がって、ハンズアップして シェイクして 歓声を上げてウキャウキャ

客席に降りてくるアンサンブルさんと盛り上がって一幕目終了

興奮した状態で、そのまま休憩w

 

 

梅芸ドラマティックシアターのおトイレですが

女子トイレは数が14室。OYFの観客は99%女性ですから、なかなか厳しかった。席には時間ギリギリに戻れました。

 

2幕目。

ワールドツアーも決まり、勢いが止まらないグロリア達。

それとは逆に、グロリアとママの溝は深まるばかり。  

仲裁役のお婆ちゃんも、この頃には亡くなっているようです。

 

ママは昔、父親に言われたのと同じ言葉(ジプシー)を使って、グロリアを身勝手だと責めます。

対するグロリアは、子供時代を犠牲にして、ママの大学復学を支えていた事を言い返します。

 

年齢が近いからか?私はママの気持ち、わからんでもないです。

自分が諦めた夢を掴んだ娘。羨ましいけど、それを認めると 自分の人生を否定するようで嫌なのね。

父親にハリウッド行きを止められ、カストロ政権にキャリアを奪われ、ベトナム戦争で夫を壊されて、運命に翻弄され続けた自分。

逆に、キューバ移民でも成功をつかんだ娘。

義理の息子は、あの胡散臭いエミリオだしw あげく援助を申しだされるし>< ママ、プライド高いもん・・・・

ここで、母と娘が完全に決別します。

 

ツアー途中、立ち寄ったスペインの空港で、エミリオの視線が彷徨います。

キューバ革命、カストロ政権樹立後も亡命者が絶えませんでした。(アメリカとソ連の冷たい戦争が影響してるんだと思います。)

エミリオは母親と祖父を残し、父親と二人だけでスペイン経由で亡命したんですね。

(ここが二回目の涙シーン)

「飛行機に乗ったら、後ろを振り返っては駄目」と気丈に振る舞う母。

「必ずママとお爺ちゃんを迎えに来る・・・・ 約束する!」 記憶が蘇り、涙するエミリオ。

 

たぶん、その約束は叶わなかったのかな・・・

エミリオがアメリカ人として成功する事に拘る理由は、大切なものを犠牲にしているからでしょうか。

(裏から流れる歌声は、どなただったんでしょう? ひのさん?加藤さん? すごく印象的でした)

 

Live For Loving You♪

賞も取り、ホワイトハウスに招かれるグロリア達。

でも、グロリアの心は枯れはじめてるの。

だけど、成功に酔いしれるエミリオは気付かない。グロリアを世界一の歌姫にすることが、自分たちの幸せだと信じ込んでるから。

自分の家族を幸せにする、そんな執着もあったのかも。

 

Famous♪

母親のピースが欠けている事で、寂しさが埋まらないグロリアの心。

本当にこれでいいの?と自問自答しているロケバスの中で、あの大事故が起きます。

(グロリアは背骨の骨折、脊髄損傷。一時は死亡説も流れたそうです。)

治療室に横たわるグロリアを、軽傷で済んだエミリオが硝子越しに見守ります。

ここね、ナースが黙々と作業をする傍ら、突如ドクターだけ踊りだすのね。すごいシュールで、一瞬涙が引っ込むのw

 

娘を心配したママが病院に駆けつけ、家族は数年ぶりに再会します。

重苦しい空気の中でも、笑顔でママを出迎えるエミリオ。

一見して、場違いな笑顔を見せるエミリオに、ママは何かを感じ取ったんじゃないでしょうか? 誰よりも不安なのに必死に耐えている姿に私の(なけなしの)母性本能がググっんまっと来ました。

そして、ママの皮肉にエミリオが同調する。

 

ママ「あの子は」

エミリオ「グロリアは」

ママ&エミリオ「赤いバラが嫌い赤薔薇

 

重苦しいシーンなのに、少し笑いが戻りますね。やっとママは、エミリオを受け入れる事が出来たのです。

 

If never got tell you♪

ここのデュエットね。最初クリエで聴いた時、ヤバイなーっっ汗て感じたの。

(音痴な私が勝手に感じただけですが)

一路さんとダイちゃんの声がぶつかり合って、まずいなと思いました。

一路さんは大御所。とは言ってもダイちゃんは男性主役だし。抑えすぎてもダメ、出過ぎてもダメ 。

デュエットは、すごい難しいなあ。

だけど大阪では、ダイちゃんが一路さんに沿うように歌っていて。(でも自分が出るトコは出す!)

頑張れー!泣 って拳を握りながら聴いてました。

 

Wrapped♪

長時間のオペの最中、グロリアの意識は懐かしい人達を求めてるの。すでに亡くなっているパパとお婆ちゃんの愛情を受けている少女時代の自分。(ここは私の3つ目の涙シーン)

切ないよね・・・ もう会えない人達を求めちゃうの。それだけグロリアは孤独になってたのね。

彷徨うグロリアの意識は、エミリオを見つけ、傍に行くけど硝子が阻んで近づけない。

まだ、二人の間に見えない壁が出来たままなのかと。

 

 

手術は無事成功したけど、厳しく時間のかかるリハビリ生活が待っていました。

元の生活に戻れるのか?誰にも判らないし、グロリアも焦りと苛立ちが募ります。

そこへエミリオが、半年後のステージ復帰の話を持ってくるの。

しかも相変わらず楽観的で、こっちの気持ちを無視して話を進めるエミリオにグロリアの怒りが大爆発爆発

「貴方が休暇を取りやめなければ、事故にあわずに済んだ。」

「私がこうなったのは、みんな貴方のせいよ!」

 

激しい恨み、怒り、拒絶に、流石のエミリオもショックを受けるのね。

自分のやり方が間違っていたのか?と悔やみ、グロリアの愛情を失いたくないエミリオが歌う

Don't Wanna Lose You♪

これがダイちゃんのソロ曲だと知った時、どれだけ喜んだことか!

昔、自宅に1992年発売のアルバムのテープがあって、ずっと聴いてた時期がありました。

一番のお気に入りが、この「Don't Wanna Lose You」

 

あなたを失いたくない

間違ったり、迷うこともある。

貴方の理想とは違う自分だけど、

でも、こんな自分を受け入れて欲しい。
望むなら、あなたの傍に居る。ずっと、ずっと。
(こんな感じの内容)

 

昔、自分が好きだった歌を、20年も経った今、ダイちゃんが歌ってくれるなんて!

クリエで聴いた時より、余計な力みが消え、ソフトで伸び伸びとした声に進化してました。

あ~ ウットリカオドキドキ  ここだけ10回リピートしたかったドキドキ

 

3万通にも及ぶファンレターが運び込まれ、自分が大勢の人に愛され、求められている事に気付いたグロリア。

ファン役を務めた豊原さんが(愛らしい娘さん役でした)手紙を読み上げる。(ここ4つ目の涙シーン)

エミリオも自分を正して、アメリカンミュージックアワードへの出演をグロリアに提案、お願いするのね。

Reach♪

最初、聞いた時「オリンピック」が頭に浮かびましたが、ソレ正解でした。(実際にアトランタオリンピック閉会式で歌ってた)

 

Coming out of the Dark♪ 

これは事故から復活したグロリアが、エミリオに感謝と愛を捧げた歌なんだそうです。

エミリオのDon't Wanna Lose You♪へのアンサーソングになるのかな?

タキシードを着込んだダイちゃんを、ステージ中央で迎える朝香さん。

なんと見事な夫婦愛泣泣泣

 

だけどその頃、私は焦りまくってたの。

 ヤッベ!ペンラを鞄から出すのを忘れてたー顔 って。

屈んで姿勢を崩したら、背後の人に悪いし! かと言って、出遅れるのも嫌だし!

 アワワワワー汗

微妙なタイミングで足元の鞄から、無事に取り出して間に合いましたけど!

 

そして、メガMix♪

2階席から見た、色とりどりのペンライトが綺麗でね~、忘れられない光景です笑・

色をチェンジさせながら、キャーキャーと楽しみました。

大阪の観客のノリは安心感があっていいなあ♪

ところで、ダイちゃんのラップ。東京よりも長くなってる気がしたのは・・・気のせい?

 

アンコールは3回。

もはや恒例のお姫様だっこガーベラは、朝香さんを抱きかかえたままスマートにお辞儀するという技を身に着けていました。

(そのうち、お姫様抱っこマスターって呼ばれるよ?んまっ

ママ・パパ・エミリオ・グロリアの4人一緒に出てくるかと思ったら、一路さんが茶目っ気で朝香さんを置き去りにして去っていくというw 

(去る時、背後の段につまずきそうになったのをパパ栗原さんが支えたのがOK

 

朝香さんが「今はむちゃ暑いと思いますけど、外は寒いので!ペンライト振りながらお帰りください」の言葉に、自分が汗をかいてるのに気づきました。

私も、全力で楽しんだんだなー笑・

 

 

私たちは観客だけど、観客役。

ミュージカルなんだけど、ライブみたいなオンユアフィート!

大阪での最終形態を楽しめて良かった。

最後まで全力で演じてくれた役者さん&バンド演奏者の皆さん 本当にありがとうございました!

 

 

ダイちゃんは責任をもって、見事にやり切った笑・