2014年/アメリカ/123分
監督:ギャレス・エドワーズ
出演:アーロン・テイラー=ジョンソン、エリザベス・オルセン、渡辺謙、ブライアン・クランストン、ジュリエット・ビノシュ、サリー・ホーキンス、他
おすすめ度(5点中) → 3.5点
――― あらすじ ―――――――
1999年、フィリピン。採掘現場の調査にやって来た芹沢博士とグレアム博士が謎の巨大生物の痕跡を発見する。同じ頃、科学者のジョーとその妻サンドラが働く日本の原子力発電所が謎の大振動に見舞われ、深刻な放射能事故が引き起こされてしまう。15年後。ジョーの息子フォードは米海軍に所属し、妻と息子とサンフランシスコで幸せに暮らしていた。そんなある日、ジョーが立入禁止区域に侵入して逮捕されたとの知らせを受け、急ぎ日本へと向かうフォード。ジョーは、いまも原発事故の謎に取り憑かれていたのだ。彼は真相解明のためにはかつての実家に残る15年前のデータがどうしても必要だとフォードを説得し、2人で再び立入禁止区域への侵入を図るが…。(allcinemaより)
――― 感想 ―――――――
ネタバレ含みます。
うーむ。ここまで敵であるムートーの存在を隠した予告編って何だったんだろう。。。予備知識ナシで観に行ったので、ゴジラ vs ムートーの図式にビックリしてしまいました。
ゴジラが現れて人間が恐怖に陥るって話だとばかり思っていたんですけどね~。なんつーか、ゴジラ第一作のリメイクみたいなのを想像していたんですよね。。。まぁいいか。
“水爆実験をやっていたのはゴジラを殺すためだ”
ゴジラはそんなことを言われていたので、ムートーを退治しようとするゴジラの姿に乗り切れなかったなー。
しかもね。ゴジラは味方なんです。なんで攻撃するんだ!お前たち何にも分かっていないボケっ!的な味方内でのいざこざが全然ないんですね。ゴジラ vs 他の怪物 という形にするんなら、ゴジラを応援していいかどうか迷う・戸惑う・対立する人間サイドをしっかりと描いてほしかったな~。
あとね。ゴジラとムートーの大バトルがクライマックスしかちゃんと描かれていないんですよね。
初戦と中盤の戦いは、ゴングがなると同時に、別のシーンになっちゃう。あれれ。続きが観たいんだけど。。。と物足りなくなってしまいます。
とはいえ、さすがの大迫力。しっぽで雄のムートーをやっつけるところとか(そのあと、勝利したのに崩れ落ちるゴジラが意味不明w)、雌の巨大ムートーへのトドメとか、ちゃんと興奮しましたよ。