MONSTERZ モンスターズ | 記憶のための映画メモ

記憶のための映画メモ

こんにちは!
大好きな映画も数日で忘れてしまう我が記憶力。
ユルユルの脳味噌に喝を入れるための映画ブログです。


MONSTERZ モンスターズ


2014年/日本/112分
監督:中田秀夫
出演:藤原竜也、山田孝之、石原さとみ、田口トモロヲ、落合モトキ、太賀、木村多江、松重豊、藤井美菜、他
おすすめ度(5点中) → 2.3


――― あらすじ ―――――――
ひと目見るだけで誰でも思い通りに操ることが出来るその男は、その超能力ゆえに哀しい過去を持ち、必要なとき以外は力を使わずに孤独に生きていた。そんなある日、男がいつものように力を使った時、一人だけ自由に動く男がいた。彼の名は田中終一。なぜだか分からず、終一を消し去ろうとする男。終一も男の悪意に気づき、たった一人で迎え撃つ。終一にもまた、特別な能力が秘められていたのだったが…。(allcinemaより)


―――  感想  ―――――――

中田秀夫監督には、「リング」で大変楽しい思いをさせていただいたんでね。一応尊敬の念は抱いているんです。でも、これツマンナカッタ。。。途中本気でコメディかと思ったりしましたもん。


▲目をギランとさせると誰でも操れる男。


▲彼は視界に映るすべての人間を意のままに操ることができるんですね。

彼は能力を使うと体が腐っていくんだけど、その理由は結局分からずじまいだったなー。


▲でも、この男・田中だけは操れない!なぜだ。殺す!っていう酷い言いがかりの映画が今作です。


田中って男は、完治に100日かかる傷も3日で治る驚異的な回復力を持った人間。彼も異常体質なんですね。ちなみに田中が出てくるファーストショットでは、田中の周りで全員がストップしているのに田中はそれに気づいていなくて。。。ってか田中、気づこうよ。みんな止まっとるやん。


▲操れる男の少年時代が前半描かれていました。母親は彼に「AKIRA」を読ませていたんですが、超能力を持った少年に読ませる漫画じゃないでしょうに!って思っていたら、ちゃんと理由があったんですねっていうのは、最後まで観て分かりました(意外と単純な理由でした)。


▲石原さとみはただ可愛いだけの役。

地図マニアの田中(LINEのアイコンが日本地図になっているw)と、地図が大好きな石原さとみの関係があまりにも浅い。

松重豊演ずる刑事が、田中のことを「折をみて処分するつもりだった」って終盤に告白するんだけど、そんな酷い刑事だったんかーとゲンナリしてしまったことは書いておきます。


この映画ね、サイキッカーと不死身野郎の戦いだから、見方をかえるとX-MENのプロフェッサーXとウルヴァリンの戦いに置き換えることができるな、、、と下らないことを考えたりもしました。


おしまい。