2014年/アメリカ/132分
監督:ブライアン・シンガー
出演:ヒュー・ジャックマン、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホルト、ハル・ベリー、エレン・ペイジ、イアン・マッケラン、 パトリック・スチュワート、他
おすすめ度(5点中) → 3.2点
――― あらすじ ―――――――
2023年、地球はバイオメカニカル・ロボット“センチネル”の暴走によって滅亡へと向かっていた。それは、ミュータントに不信を抱くボリバー・トラスクがその抹殺のために開発した最強兵器だった。しかしいまや、センチネルはミュータントばかりか人類にも牙をむき始める。そこでプロフェッサーXは宿敵のマグニートーと手を組み、トラスクが開発を始める1973年に遡って危機の根源を絶つことを決断する。そのためにウルヴァリンの魂を50年前へと送り込む。やがて地球滅亡のカウントダウンが刻まれていく中、2つの時代で壮絶な戦いが繰り広げられていくのだったが…。(allcinemaより)
――― 感想 ―――――――
人気も評価も高い今作。乗り切れなかった理由を考えてみる。
・3Dじゃなくていい気がしたから
・冒頭センチネルによってX-MENがたくさん処分されるが、タイムトラベルしたことによってさっき死んだ人がフツーに存在していることに違和感を覚えるから
・ウルヴァリンがそんなに活躍しないから(ポスターでアダマウンチウムの爪を見せているのはおかしいと思う)
・クイックシルバーがいれば完璧なのに彼を置いていったからw
・ミスティークの体はどこからが肌でどこからが服なのか、ということに気を囚われたから
・若きプロフェッサーがヤク中&アル中になっているのが、どーにもしっくりこなかったから
・エリックの人間への憎悪があまり感じられなかったから(ミスティークの方が人間嫌いが伝わってくる)
映像としての迫力は相当あるのですが、総じて登場人物たちの感情が希薄な気がしました。重要なテーマとして差別や共存を扱っていますが、切迫したものを感じることもできませんでした。
最後までみると、一緒に戦っていたイアン・マッケランの方のマグニートーが報われないな と思いました。
今までの話とのつながりを再確認したくなりましたが、もう一度シリーズを見直すのが面倒なのでおそらく放置します。