メン・イン・ブラック3 | 記憶のための映画メモ

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こんにちは!
大好きな映画も数日で忘れてしまう我が記憶力。
ユルユルの脳味噌に喝を入れるための映画ブログです。

記憶のための映画メモ
メン・イン・ブラック3


2012年/アメリカ/108分
監督:バリー・ソネンフェルド
出演:ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ、ジョシュ・ブローリン、エマ・トンプソン、ジェマイン・クレメント、マイケル・スタールバーグ、他
おすすめ度(5点中) → 2.9


――― あらすじ ―――――――
これまでコンビでエイリアンの監視にあたってきたMIBのJとKだったが、突如Kの行動に異変が。不審に思ったJはやがて上司から“Kは40年前に亡くなった”と告げられる。何者かによって歴史が書き換えられてしまったのだ。そこでJは40年前の世界にタイムスリップし、若き日のKにめぐり会う。そしてまだエージェントとして経験の浅いKとコンビを組み、Kの命を狙う凶悪なエイリアンの陰謀を阻止すべく行動を開始するが…。(allcinemaより)


―――  感想  ―――――――
ぬるい。。。

元々ぬるいシリーズなのは重々承知なんですが、パート1はJとKのチグハグな漫才で気持ち良くなりながらも、エイリアンというスパイスでそこそこの緊張感を保ってて、普通に面白かった作品でしたよね?そしてブラックスーツの連中が文字通り“暗躍”して世界を救っているって感じが、ヒーロー性を出していて良かった気がするんですよね~。


以下、ネタバレがあります。劇場行く人はスルーでお願いします。


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▲冒頭、ニコール・シャージンガー演ずるリーリーがケーキを持って刑務所を訪れる。

ケーキのフルフル感と、おっぱいのプルプル感が合わさっていて、しかもそれを俯瞰で撮ったりするもんだから、たまらん描写でした(笑)。いい出だしじゃないか。うん。


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▲リーリーが訪ねたのは囚人・ボリス。“アニマルボリス”と呼ばれているが、本人はその呼び名が大嫌い。この呼び名はクライマックスの戦いで重要になってくるんですが、悲しいことに、なんでそう呼ばれるのが嫌いか描かれない。単純に自分に置き換えると「バカもんそん」とか言われる感じなのかな~w。


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▲そして予想通りに脱走劇が始まる。看守を殺したボリスは刑務所から逃げ出す。

あっ今気づいたけど、このボリスって悪役は、バトーさんと同じ目をしているじゃないか(笑)。


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▲バトーさん。俺バトーさん大好きっす!(脈絡なく告るぜ)


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▲助けてくれたリーリーを見殺しにするボリス。ボリスの残忍性を出すいい場面なのに、ちょいと中途半端かな~。優しいのか冷たいのかビミョー。そんなことより、リーリーがセクシーで、、、ハァハァ(°∀°)


このボリスって悪者なんですが、こいつを逮捕したのは誰あろうトミー・リー・ジョーンズ演ずるKなんですね。逮捕したときに腕を撃ち抜かれているもんでボリスはKを相当憎んでいるわけです。こっからボリスはKを殺しに地球へと向かうわけなんですね~。


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▲そして地球ではJとKのコンビが宇宙人を取り締まっていた。


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▲このシリーズは銃撃戦の緊張感があんまりないんですよねw。

っていうのも、エージェントたちってフツーの人間のはずなのに、めちゃくちゃ打たれ強いんですよね。

だからこいつらが死ぬっていうのが想像できない→ハラハラしない、になっちゃう。


そして、捜査の結果、宿敵ボリスが地球に来たということを知るK。

ここでKは急に沈痛な面持ちになる。


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▲Jは一体どうしたの?って聞くけど、もともと寡黙で秘密主義のKが真実を教えてくれるはずもない。


そうこうしているうちに、Kがいなくなってしまう!

どーやら、ボリスが過去に戻ってKを殺してしまったのだ。つまり過去が書き換えられたのだ。

Kのいなくなった今現在。

しかも過去が塗り替えられたことによって、今現在の地球にはボリスの惑星からエイリアンが襲いかかろうとしていた。

っていうこのシーンなんだけど、これ地球のピンチ感がまったく感じられないっすね。。。

誰も本気で焦っていないし。

しかもその焦っていない状態をバネに、大変だ~ってなってるから、本当にどーでもよく見えちゃう(笑)。


まぁそれは置いといてですね、JはKを助け出すために過去へと遡るんですよ。


はい、ここで質問!

Kのいない現在で、みんなはKのことを過去の人と認識しているのに、

なぜJだけが記憶を書き換えられていないのか?

タイムトラベルを経験したものは、チョコミルクを飲みたくなると言ってたけど、何かそれでうやむやにしてない?普通に考えてタイムトラベルを経験してしまったのは、全員でしょーが。Jがチョコミルク飲みたいなら、Oだってチョコミルク飲みたいでしょーが。というツッコミを感じるんですが。。。


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▲そして過去にタイムトラベルするために、自殺するんかってぐらい高いところからジャンプすることになるJ。3Dで観ましたが、3D映画の凄さを体験できたのはこのシーンで8割といったところ(笑)。この映画、ハッキリ言って2Dでいいと思います。


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▲過去に行ったら、若いKがいた!

「ノーカントリー」のジョシュ・ブローリンとは全くの別人に見える。


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▲そして時空を超えてパートナーが再結成される。


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▲未来の無口なKとは違い、過去のKは大らかだ。

やっぱりKは過去に何かあったに違いない。いったい何があったのだろう?

という申し訳程度の吸引力はありますね~。


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▲Kが殺される前に、過去に戻ったボリスを倒さなければ!



って感じで、ボリスを追いかけながらクライマックスへと突き進んでいくんですが

ラストにはJとKの秘密が明らかになるという、軽い感動秘話が付いていますね。


はい、質問!

質問しやすくするために今作の世界を3つに分けますね。


1番目の世界 → もともとの世界、JとKはコンビ

2番目の世界 → Kが死んでいる世界、Jのパートナーは別の人

3番目の世界 → Kを助けて、元に戻した世界。JとKはコンビ



さてさて、世界を3つに分けてみましたが、、、

塗り替えられた過去を元に戻す(つまり2番目の世界でKを助ける)ためには

Kを生かすかわりに、誰か他の人が死ぬ必要があるっていうルールがありますよね。

で、そのルールに乗っ取って、Kを助ける代わりに「ある人」が死んでしまいます。

映画としては、そんな秘密があったんだー、感動!ってなるんだけどさ、、、


だったらさ、もし2番目の世界のままだったら「ある人」って生きているんじゃないの?

そう考えると、2番目の世界でJがエージェントをやっていること自体がおかしいと思うんですが。。。

それとも何かい?チョコミルクを欲しがるJだけが、記憶と体験を維持したままタイムトラベルして2番目の世界にいたってこと?仮にそうだったとしたら、2番目の世界にJは2人いるんじゃないの???


もー分からん!

わしぁ、頭が悪いんじゃー。出るとこ出やがれってんだヽ(`Д´)ノ


あ~、書いているだけで頭が痛くなった。もう、寝ます。