↑品川。爆
シナワヴァは、アメリカ原住民パイユート族の言葉で「コヨーテ」。
にちなんでこの場所がテンプル・オブ・シナワヴァ(コヨーテ寺院)と命名されたそうで、もちろん野生のコヨーテがいますよっ
(てかロサンゼルスのウチの近所でも最近コヨーテ出没ちう)
「寺院」と名付けられた場所はこの他にもThe East Temple(東寺)、The West Temple(西寺)があり、ホント寺院みたいに見える!!けど、行くの難しそう・・・
でもこのコヨーテ寺は、バスを降りたらソコ。
川岸まででも駅近徒歩5分
などと軽く書いてますが、まさに息をのむ聖地の迫力でした。
↓
リバーサイド・ウオーク(往復で3.5km)という遊歩道を、上流へ進みます。
↑峡谷の中心をおだやかに美しく、キラキラ流れるヴァージン川。
でもじつは毒素(アオコ藻が出す)が水に混じっているので飲むのも泳ぐのも禁止されています。
さらにこの川、鉄砲水の際には工事用重機や資材を一夜にして消し去ってしまう ワルプルギスの夜パワーの持ち主であることは
に書いた通りでございます汗。
そもそも、このザイオンの峡谷はどのようにしてできたのか?
The Formation of Zion によりますと
昔々、2億4000万年前、この国立公園あたりは平らな盆地だった。
その平地が、4つの方法、つまり堆積、石化、隆起、侵食でここまで変わったのですと。
ます、堆積。盆地の周りの山で風雨に飛ばされ盆地に流された物質が積み重なり、その重さで盆地が沈み、一番高い所でやっと海抜ゼロメートルほどになった。
石化。土砂と一緒に鉱物が運ばれ、圧の下で砂岩や石灰岩、泥岩、貢岩(けつがん。シェール)などができ、各層に分かれた。
隆起。地殻変動で押し上げ、現在は海抜3000メートルにも及ぶ地点も。
侵食。標高が高くなれば流れも強く速くなり、大岩も流されて岩相に切り込みを入れた。
と、このように積んだり沈んだり作ったり分けたり浮き上がったり削ったりしてザイオンができ、今現在ももちろん変身進行ちうなのです。
遊歩道から見る緑がきれいでした。
コヨーテに襲われないよう、気をつけて暮らすんだよ
ちなみにまどマギ鹿目まどかの「鹿目」姓は、福島県会津若松が源なのだそうです。
いや!変身現在進行中のザイオンでこんな巨岩がトレイルの上に!!
水が岩を侵食してるし・・・
じっさいWeeping Rock(むせび泣く岩)という人気ポイントは落石のため閉鎖されてたし、ザイオンってまじまじ進行形なんだよね
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