4月初めに私が風邪っぽい病気になり、それはどうもボブの3月から風邪っぽいモノをもらったようで、オンライン受診してセルフ自宅隔離して、
いちおう”元気”になるにはなりましたが咳だけは現在も折にふれ出ている我々・・
(料理などの家事をする私なぞ家の中でもマスクを着けてます)。
そんなゴホゴホ一家(リスキチを除く)、ついさきほどコロナ検査を受けてきました!!
症状があってもなくても、ロサンゼルス郡(ロサンゼルス市を含む)の住民であれば全員が無料で検査できる
free COVID-19 testing to ALL Los Angeles County residents
でオンライン予約して、日時が今日の午前10時チェックイン、11時検査というスケジュール。
10時ちょっと前、会場の広い駐車場に到着。
まず、スタッフが近寄る前に車の窓を閉める。
それから細目に車の窓を開けるよう言われ、予約内容をプリントアウトしたものと、免許証やパスポートなどのIDを見せてチェックイン。
プリントは車のフロントガラス近くに、外からよく見えるように置きます。
サンプル動画にあったような長蛇の列を予想していたのですが、会場はガラーン(これはこれで汗)
スイスイ進みまして
↑二番目のID確認員さんがいるテント。
↓三番目にして最後の確認員さん
そして受け取りました検査キットがこちら。
サンプル動画にあった気泡緩衝材(いわゆるプチプチ。英語ではバブルラップ)や、小さいバイオハザードバッグは省略されてました。
ウン、シンプル。
それが間違いない。
↑おおざっぱで手先の不器用なアメリカ人にせまい車内での細かい作業ができるのか心配してたんだけど、ヨカタ~
キットを受け取った場所からまた少し進み、車を止めて
要は、できるだけ大きく咳をゴホゴホ数回して、綿棒で口の中を三十秒くらいかけてぬぐい、小さなビンに入れてフタをして振る。
↑(小袋やプチプチ袋に入れるStep7と8は省略し)とにかく袋に戻してしっかり閉じる。
袋を回収箱に投下する。
以上です!!
「10時チェックイン、11時検査」の予定が、会場を出たところで時計をみるとまだ10時8分。
会場についてからの所要時間はたったの10分でした!!
そしてこちらが「次のステップ」説明書。
検査結果は数日後にメールで知らされることや、過ごし方が書かれてます。
今日の検査で陰性になっても後日陽性になる可能性も書かれてて・・・
陽性、陰性で厳しさの違いはありますが、なにはともあれ人との接触、人への感染をできるだけ避けるようススメられています。
今現在”元気”な我が家では、どちらかというと抗体検査のほうを受けたい気持ちで、この咳ツバによるウイルス検査の精度もどうなのかしら・・
とも思うのですが
私たちのデータが、何らかの調査研究の助けになればいいな。
・・このように、今、ロサンゼルスは1000万人の住民全員に新型コロナウイルス検査を提供しています。
「すごいな!うらやましいな!!」
と日本の方は思われるかもしれません。
が、ロサンゼルス(とロングビーチとパサデナ)の死者数は1418人・・
東京都のほうが人口多いけど、東京のコロナ死者数1400人なんて想像できますか?
(実際は155人)
ちなみに日本全国の死者数は現在577人で
日本とだいたい同じ面積のカリフォルニア州が2254人。
アメリカ全体ではなんと76513人。
これほど見事に世界ダントツ一位の死者数なんか出しちゃった日にゃ
ウイルス検査や抗体検査で事態を少しでもクリアに見ないと、経済再開の目処(めど)が全くたたない!ぜんぜん見えない!お先真っ暗どーするよ??
というのが正直なところだと思います・・
(といいつつ早ければ明日の金曜日から段階的にでもビジネス再開を目論んでいるカリフォルニア州
California moving into Phase 2 reopening; here's what that means for businesses
日本は保健所職員が超多忙で検査につなげられない、みたいなことを首相が言われたそうですね。
問題点がわかっているのなら、やり方を変更/工夫できないのでしょうか?
(5/13追記 業務逼迫の保健所を研修医が支援へ 健康状態の確認など想定)
あと、国民に強いこと言えないのは憲法の縛りがあるからだと聞きますし、板挟みでお気の毒ではあります。。
さてさて
検査の結果については、また後日
↓応援のおたっぷをいただけると幸せます(うれしいですの山口弁ですいの)